映画「ワールド・ウォーZ」(2013年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

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感想/コメント

ゾンビもの。本作では「Z」と呼ばれています。

タイトルから、てっきり第○次世界大戦を想像してしまいました。「Z」がアルファベットの最後であるから、最後の世界大戦を意味しているのだと思ったのです。

そして、SF映画であるにしろ、人間同士での世界大戦を描いているとなると、いろいろ問題があるので、宇宙人or機械との戦い、と思っていました。

だが・・・、まさかゾンビとは・・・思いもしませんでした。

従来のゾンビものと異なるのは、ゾンビになるのはウィルス性の感染によるものとされているところです。感染は、噛むことによる直接行為によるもので、空気感染や飛沫感染はしません。

そして、動きが鈍いという点においてはほぼ共通ですが、音に敏感で、音がする方へ行動する習性があります。音がない状態ではスリープ状態となるという設定です。

そして、最大の特徴は・・・下記のネタバレをご参照ください。

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

フィラデルフィア

フィラデルフィア。いつもの朝。

元国連職員ジェリー・レインは、妻とぜんそく持ちの長女レイチェル、次女コニーを学校に送るため自動車に乗っていた。国連職員だったジェリーは、2010年に勤務先である国連を批判する投稿を新聞に寄せたため、解雇されたのだ。

ジェリーたちは渋滞に巻き込まれた。渋滞の様子がおかしい。前方に何が起きているか見えない。ジェリーは車を降りて異変を感じた。人々が車を放棄して逃げはじめたのだ。

白バイが猛スピードで駆け抜け、前方で大爆発が起きた。異様な雰囲気を感じ取ったジェリーは、その場をすぐに逃げる決断をした。

ジェリーは逃げながらも、起きている事態を観察していた。車のフロントガラスに頭突きをする女性がいた。その女性にかまれた男性は12秒後に同じく異様な人間となっていくのを確認した…。

空母アーガス

逃げる中、長女・レイチェルがぜんそくの発作を起こしかけた。薬は車のリュックの中で、今は手持ちがない。ジェリーはぜんそくの薬を手に入れようと考え、スーパーへ寄った。

ジェリーは街を離れるが、携帯電話へ国連事務次長ティエリーから連絡が入った。マンハッタン上空をヘリで飛んでいるティエリーは、ボストンが壊滅状態に陥ったことを告げた。そして、ジェリーへ現場への復帰を要請した。

ニューアーク23丁目のアパート屋上でティエリーと待ち合わせしたジェリーは、発煙筒で合図することにしていた。。

ジェリーは人間を狂暴化させる謎の疫病が世界各地で流行し始めていることを知る。フィラデルフィアの街は汚染されてしまった。疫病は人々をゾンビと化し、次々と人々を襲っていく。ゾンビは「Z」と呼ばれていた。

途中で出会った少年トミーとジェリーら一家の5人は、ティエリーが派遣したヘリコプターでニューヨーク沖の海上に浮かぶ国連指揮艦・空母アーガスへ収容される。

感染は、航空路でウイルスが拡散していた。都会は壊滅状態で、ワシントンでは大統領が死亡し、参謀4名と副大統領が行方不明だった。

空母も収容人数には限りがあり、民間人の避難民が地上の避難所へ移される中、ジェリーは家族の安全を国連事務次官と約束し、家族と別れウイルスの感染を防ぐために原因の特定のために活動を開始した。

韓国

国連ではZに対抗するための、ワクチンを作ろうとしていた。

ファスバック博士は発生源が分かればワクチンが作れると言い、最初にZが確認された韓国に行くこととなった。ジェリーは博士の補佐を命じられた。

韓国の基地に到着した。

だが、到着するなり、輸送機から降りる際にゾンビたちに襲われ、護身用の銃を暴発させて、ファスバック博士が死んでしまう。

ジェリーらは基地に入り、兵士たちから話を聞いた。

僻地の村に診察に行った医者が戻ってきた後、泡を吹き凶暴化し、最初にZになった。

Zは頭を撃つか焼き払うかすれば活動を停止する。そして、Zは音に反応する。

イスラエル

イスラエルでは諜報員ユルゲン・ヴァルムブルンが事前にZの情報を察知しエルサレムに高い壁を築いてZが侵入するのを防いでいた。

ジェリーらはイスラエルに向かい更なる情報収集を行うこととした。

ジェリーらはイスラエルに到着し、ユルゲン・ヴァルムブルンから話を聞く。

ヴァルムブルンはインドから「ラクシャサ(不死者)と戦っている」という内容の暗号を得て、それが暗号内暗号ではなく事実だと結論づけ壁を築いたと語った。

0号患者はインドかと聞くが、それはわからないという回答だった。

ジェリーが到着した時、イスラエルは仇敵のパレスチナ人を含めた避難民を積極的に受け入れていた。

避難民が歌い始めたイスラムの祈りを大音量のスピーカーで流したため外部のZを刺激してしまい、音に引き寄せられた無数のZが壁を越えてしまった。

壁の内部はパニックになるが、ジェリーはここで不可解な現象を目撃した。少年がZの群れの中にいるにも関わらず、Zはまるで少年がいないかのように素通りしていったのだ。

ジェリーを守っていた女性兵士・セガンが左腕を噛まれ、ジェリーは咄嗟にセガンの腕を切断して感染を防いだ。ジェリーはセガンと共にZに制圧されたエルサレムを民間機で後にした。

飛行機

ジェリーはイスラエルでみた現象を考えていた。

一番近い病院を教わり、機長に指示してイギリス・ウェールズのカーディフ空港に行くことになった。そこにはWHOの研究所がある。

だが機内にZがいた。数を増やしたZがジェリーらの客室への侵入し、やむなく手榴弾を使用し、飛行機が墜落した。

WHOの研究所

飛行機の墜落により、ジェリーは大けがを負ったが、セガンとともにWHOの研究所へ向かった。

ジェリーは国連事務次長のティエリーを通して身元を証明し、Zの対策について推論を述べる。

Zウイルスは自身を死滅させる可能性のある致命的な病原体を保持する者には感染したがらず、病人はZに襲われないのではないかというのが、ジェリーの推論だった。

研究所に保管されている危険性の低いウイルスに自ら感染することを提案する。カモフラージュするのだ。

だが、どのウイルスがZを寄せ付けないかまではまだ分からないうえ、ウイルスが保管されている区画にはZが多数いた。

ジェリーとセガン、研究所の所長がZが徘徊する区画に侵入した。

ジェリーはウイルスが保管されている場所にたどり着くが、一体のZに気づかれてしまう。

脱出できないと判断したジェリーは監視カメラを通して家族への遺言を伝え、一か八か適当なウイルスを自分に注射して、保管所のドアを開放する。

Zはジェリーの存在を無視した。ジェリーの推論が有効なことが分かった。

ジェリーはZの群れの中を悠然とやり過ごし、先に脱出していたセガンらに迎えられ帰還を果たした。

カナダ、ノバスコシアのセーフゾーン

ジェリーはセーフゾーンに避難していた家族の下へ帰還し、再会を果たした。

ジェリーの対策は実行に移され、ウイルスを無毒化したワクチンにより人々がZをやり過ごせるようになる。

軍隊によるZの群れへの反撃も始まる。「ワールド・ウォーZ」はこれから始まるのだ。

映画情報(題名・監督・俳優など)

監督:マーク・フォースター
製作:ブラッド・ピット,デデ・ガードナー,ジェレミー・クライナー,イアン・ブライス
原作:マックス・ブルックス「WORLDWARZ」(文藝春秋刊)
原案:マシュー・マイケル・カーナハン,J・マイケル・ストラジンスキー
脚本:マシュー・マイケル・カーナハン,ドリュー・ゴダード,デイモン・リンデロフ
音楽:マルコ・ベルトラミ

出演:
ジェリー・レイン/ブラッド・ピット
カリン・レイン/ミレイユ・イーノス
スピーク/ジェームズ・バッジ・デール
セガン/ダニエラ・ケルテス
バート・レイノルズ/デヴィッド・モース
ユルゲン/ルディ・ボーケン
ティエリー/ファナ・モコエナ
レイチェル・レイン/アビゲイル・ハーグローヴ
コニー・レイン/スターリング・ジェリンズ

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