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(映画)ヴァン・ヘルシング(2004年)の感想とあらすじは?

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ヴァン・ヘルシングはブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」の登場人物です。

映画の世界ではドラキュラの天敵として描かれ、ヴァンパイア研究を続けてきた老教授として描かれることが多い人物です。

ですが、今回は大幅に若返り、アクションで活躍するヒーローとして蘇りました。逆に教授らしい知性はあまり感じられなくなったのですが…。

また、この映画はいわゆるユニバーサルのモンスターが大集合した映画で、吸血鬼ドラキュラ、フランケンシュタイン、狼男などが登場します。これに、ミイラ男、透明人間がいればオールスター・キャストです。

スピード感はそれなりにあり、アクションもまぁまぁという感じです。

ヴァン・ヘルシングはある意味ダーク・ヒーローなはずです。

でしたら、もっとオドロオドロシイ、もしくは闇の中での場面を全面的に出して、ダークな印象をかもし出した方が良かったのではないか、と思います。

中途半端にファンタジーな雰囲気が出てしまっているのもマズかったかもしれません。

100億円以上という巨額の制作費を投じて製作されたということですが、そんなに金かかってるか?と思いたくなる映像です。

ロケがアメリカのカリフォルニア、フランスのパリ、イタリアのローマ、チェコのプラハとまたがり、村のセットに金がかけられたり、VFXに金がかかっているのだろうとは思うのですが…。

100億円以上のわりにはショボイのが残念です…。

ヴァンパイアといえば、ヴァンパイアと狼族の因縁の争いを軸にしたファンタジー・ロマンス映画の「トワイライト」シリーズもおススメ。

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

1880年代後半のヨーロッパ。

闇に妖魔がうごめいていた時代。過去の記憶を無くした男ヴァン・ヘルシングは、バチカンのカトリック教会が指揮する闇の組織のモンスター・ハンターとして各地の魔物を退治していた。

彼の行く先々には必ず死体が残された。だが、それはモンスターであることから開放された人間の死体だった。ヘルシングは各地でお尋ね者となり、一方では謎に包まれた境遇から、聖者とも呼ばれた。

パリでジキル博士とハイド氏を葬ったヴァン・ヘルシングに待っていたのは、トランシルバニアを長いあいだ恐怖で統治しているドラキュラ伯爵の手から、村を救うことだった。

その先には彼の失った記憶を取り戻す手がかりが残されていた。

武器発明のエキスパートである修道僧カールとともにトランシルバニアに到着したヴァン・ヘルシングは、血に飢えたドラキュラの花嫁たちに襲われ、逃げまどう群衆に遭遇する。

群衆の中に、毅然として闘う女性がいた。彼女の名はアナ。ドラキュラと闘い続けてきたヴァレリアス一族の王女だ。彼女の兄ヴェルカンは、闘いのなかでウルフマンに姿を変えられドラキュラ伯爵の手に落ちていた。

ヴァン・ヘルシングはアナ王女とともに、打倒ドラキュラに挑む。ドラキュラは科学技術と魔術を融合させて自らの仲間を大量繁殖させようとしていた。

ドラキュラの計画を握るのがフランケンシュタインである。

ブダペストでドラキュラの仲間にフランケンシュタインを奪われる。トランシルバニアに引き返したヴァン・ヘルシングとアナは、アナの先祖が城に隠した謎を解いてドラキュラの城に乗り込み、フランケンシュタインらと力を合わせてドラキュラの繁殖計画を阻止しようとする。

そして、ヴァン・ヘルシングは狼男に変身しながらドラキュラに最後の決戦を挑む…。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

ヴァン・ヘルシング
(2004年)

監督:スティーヴン・ソマーズ
製作:ボブ・ダクセイ、スティーヴン・ソマーズ
製作総指揮:サム・マーサー
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演:
ヴァン・ヘルシング/ヒュー・ジャックマン
アナ王女/ケイト・ベッキンセイル
ドラキュラ伯爵/リチャード・ロクスバーグ
カール/デヴィッド・ウェンハム
フランケンシュタイン/シュラー・ヘンズリー
ヴェルカン/ウィル・ケンプ
アリーラ/エレナ・アナヤ
ヴェローナ/シルヴィア・コロカ
マリーシュカ/ジョジー・マラン

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