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(映画)ポーラー・エクスプレス(2004年)の感想とあらすじは?

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クリスマスを題材にしたアニメ作品です。

モーションキャプチャをつかって俳優の動き・表情をアニメ化しています。

声を担当しているトム・ハンクスをはじめとする俳優が何役もこなしたようです。

ですが、少々リアルに過ぎるので、正直気持ち悪いです。子供向けというのには・・・少々・・・難ありです。

原作はクリス・ヴァン・オールズバーグの『急行「北極号」』

1987年12月、村上春樹の翻訳で河出書房新社から刊行されました。

クリス・ヴァン・オールズバーグ(Chris Van Allsburg)はアメリカの児童文学作家です。イラストレーターでもあります。

本作品以外に映画化された作品として、1995年に「ジュマンジ」、2005年に「ザスーラ」があります。

クリスマス映画として次の映画もあります。

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あらすじ/ストーリー

ポーラー・エクスプレス

クリスマスイブの夜。
サンタクロースの存在を信じることができなくなった少年。
サンタクロースとは両親なのでは・・・?
寝ずにその正体を確かめよう、そう思っていた夜中、ある物音がして、階段下に向かった。
だが、それは妹を連れた両親の姿だった。

再びベッドに入ると、振動と共に外に光が見える。
あわててパジャマにガウン姿のまま外に出ると、そこには蒸気機関車が止まっていた。

車掌が降りてきて、少年に訪ねた。乗るか?
少年はどこに行くのかを聞いたら、車掌は、そりゃもちろん北極さ、と答えた。
少年は乗るかどうか迷っているうちに、機関車が出発しようとした。
車掌は乗るのも、乗らないのも少年次第だという。無理強いはしない。

動き始めた機関車。
少年はあわてて機関車を追いかけ、乗車した。

子供たち

中には同じくらいの子供達がパジャマ姿でたくさんいた。
少年は黒人の少女や知ったかぶりの少年と出会った。

機関車が停車した。
少年と同じようにためらっている少年がいた。
機関車が出発して、あわてて追いかけてきた少年が、何とか乗り込んだ。
だが、少年は他のみなと同じ車両には入らず、一人違う車両に座った。

車掌が給仕達に命じてホットチョコレートを子供たちに配った。
少女は違う車両にいる少年の分までもらった。

機関車の屋根の冒険

少女の切符が無くなった。
車掌に機関車から降ろされると思った少年は、彼女が椅子に落とした切符を拾って届けようとした。
だが、切符は風に飛ばされてしまった。

少年は車掌と少女を探し車内を探すが、機関車の上へ登る人影をみて、少年は人影を追いかけて上へ登った。
機関車の上は吹雪。
そこでたき火をしている謎の男と出会う。男は少年にコーヒーを淹れてあげた。
そして、一緒に少女を探してあげようと言ってくれる。

少年はまっすぐ進み、機関車の先頭車両にたどり着いた。
そこに少女がいた。謎の男は姿を消していた。幽霊なのか・・・。

たどり着いたのもつかの間、機関車は真っ逆さまのような坂を下ったり、凍りついた湖を渡ったりした。
ジェットコースターのような体験だった。

北極

やがて、機関車は北極に着いた。

車掌は日付が変わる0時に広場に来るよう伝えた。
サンタクロースが1番初めにプレゼントを送る子供を決めるのだという。

少年と少女は隣の車両に1人で座っている少年の姿を見つけた。
彼らは少年にイブは一人じゃ寂しいから一緒に行こうと誘った。
しかし少年は自分の家は貧しく、プレゼントには無縁だというのだ。

車両の連結が外れ、少年たちの乗っている車両が坂を下りだした。
止めようとするが出来なかった。ぐんぐんスピードを上げて坂を下っていく。
そこに謎の男が再び現れ助けてくれる。

北極の冒険

着いたのは転車台だった。
3人は元の場所に戻るために、建物の中を歩き始めた。
少女が鈴の音を聞いた。その音のする方へ3人は向かっていった。
だが、鈴の音は少年には聞こえない。ほかの二人には聞こえるというのに・・・。

ようやく広場にたどり着いた3人。
時間は0時を迎えようとしている。
サンタの格好をしたエルフたちがサンタクロースの登場を待ちわびて盛り上がっていた。

サンタクロース

サンタクロースが現れた。
だが、少年にはサンタクロースの姿が見えない。
そして、トナカイたちについている鈴の音も聞こえない。
なぜだ??

少年はサンタクロースの存在を疑っているから、その姿も、声も、音も聞こえないことに気が付いた。
そして、少年はサンタクロースの存在を信じると誓った。
すると、サンタクロースが少年の目の前に立っていた。

いよいよその年最初にプレゼントを贈られることになる子供の発表だ。
少年が選ばれた。
サンタクロースから何が欲しいかたずねられた少年はトナカイの鈴が欲しいとお願いした。

帰りの機関車の中、皆と一緒に帰る少年。
少女がトナカイの鈴の音を聞かせてほしいとせがむので、鈴を取り出そうとした。
だが、しまったはずのポケットには穴が開いていた。
少年はサンタクロースのプレゼントをなくしてしまったのだ。

残念な気持ちで家に帰った少年。
朝起きると、クリスマスプレゼントの中に、見慣れないプレゼント箱があった。
その中には鈴が入っていた。
サンタクロースの座席のところに落ちていたのだという。

鈴の音は綺麗だった。
その音は妹にも聞こえたが、両親には聞こえなかった。

そして、月日が過ぎ、妹の耳にも聞こえなくなった鈴の音だが、大人になった少年の耳には今も聞こえる。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

ポーラー・エクスプレス
(2004年)

監督:ロバート・ゼメキス
製作:ロバート・ゼメキス,ゲイリー・ゴーツマン,スティーヴ・スターキー,ウィリアム・ティートラー
製作総指揮:トム・ハンクス,ジャック・ラプケ,クリス・ヴァン・オールズバーグ
原作:クリス・ヴァン・オールズバーグ『急行「北極号」』(あすなろ書房刊)
脚本:ロバート・ゼメキス,ウィリアム・ブロイルズ・Jr
撮影:ドン・バージェス,ロバート・プレスリー
音楽:アラン・シルヴェストリ

声の出演:
トム・ハンクス/ヒーロー・ボーイ/父親/車掌/ホーボー/サンタ
ノーナ・ゲイ/ヒーロー・ガール
ピーター・スコラーリ/ロンリー・ボーイ
エディ・ディーゼン/知ったかぶりっ子
マイケル・ジェッター/スモーキー/スチーマー
チャールズ・フライシャー/エルフ隊長
ジュリアン・レネ/エルフ

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