
(映画)千と千尋の神隠し(2001年)の考察と感想とあらすじは
トンネルを抜けると異世界だった。薄暗くなって動き始める時間。「トンネル」と「逢魔が時」。いずれも現世と異世界をつなぐ仕掛けです。日が暮れはじめる「逢魔が時」。八百万の神が現れます。神だけではありません。魑魅魍魎が跋扈する時間。神も化け物の同...
映画そのものよりも、今となってはテーマ曲の方が有名になってしまっている作品。だが、このテーマ曲もこの映画があればこそであり、映画と音楽がそれぞれのイメージを相乗的に押し上げた結果であろうと思う。
映画の流れが悪すぎる。15分単位くらいで、オットットとつまずく感じで映画を観る感じだ。ぶつ切りの短編をつなげて観させられている、もしくは、長編を短編にぶつ切りにしたようでもあり、流れが悪くなった瞬間に興ざめになったことがどれほどあったことか。
本作は元々、劇団☆新感線の「いのうえ歌舞伎」と呼ばれるシリーズの演目名で、サブタイトルまで含めた正式な名称は「阿修羅城の瞳 BLOOD GETS IN YOUR EYES」。