英国アカデミー賞作品賞
(映画)明日に向って撃て!(1969年)の考察と感想とあらすじは?
1969年のアメリカ映画。アメリカン・ニューシネマの傑作として知られているので、反体制的な色合いの強いギャング映画なのかと思っていた。それこそ、権力に屈せず、ひたすらあがく姿が描かれるのかと思っていた。全く違っていた。主人公二人の青春グラフィティの要素が強いように感じた。
(映画)クレイマー、クレイマー(1979年)の考察と感想とあらすじは?
ホームドラマの名作である。親子愛の中でも、父子に焦点が当てられている。当初の父と息子のギクシャクした関係が、次第に変わっていく様子がとても鮮やかで、ハートウォーミングな気持ちになる映画である。幼い子供を一人で育てることと、仕事の両立がいかに難しいかも表現され、現代に通じる内容になっている。また、当時アメリカで社会問題となっていた離婚・親権をあつかった映画として、高い評価を得た。
(映画)アメリカン・ビューティー(1999年)の考察と感想とあらすじは?
(映画)アラビアのロレンス(1962年)の感想とあらすじは?
戦争に翻弄された、一人の繊細な人間の物語である。実際のロレンスがどのような人物であったかはわからないが、ピーター・オトゥール演じるロレンスは学者肌だ。
(映画)スラムドッグ$ミリオネア(2008年)の考察と感想とあらすじは?
社会性を前面に押し出した、いわゆる重い映画というのは数多くある。この映画が、こうした重い映画と異なるのは、一筋の希望を観客に与えている点だろう。そこが、各国で映画賞を総なめした最大の理由なのだろうか、と見終わって感じた。
英国アカデミー賞 作品賞
(映画)カッコーの巣の上で(1975年)の考察と感想とあらすじは?
これまで見た映画の中で「最も後味が悪く」、それでいて「しっかり印象に残ってしまっている」映画である。ロボトミー手術を受けさせられ、廃人となって戻ってきたマクマーフィーの姿。噴水台を持ち上げ、窓に投げつけて鉄格子を破って逃げるチーフの姿。このラストの2シーンは忘れようにも忘れられない。
(映画)ユージュアル・サスペクツ(1995年)の考察と感想とあらすじは?
ミステリー映画の傑作のひとつだと思う。最後5分のネタバラシとドンデン返し。これほど鮮やかなシナリオはそうそうない。回想によって物語が展開していき、さまざまな伏線が張られ、緻密に積み上げられていくシナリオ。
(映画)ベン・ハー(1959年)の考察と感想とあらすじは?
映画史上で見ておかなければならない映画があるとしたら、本作はそうした作品の一つになるだろう。映画は、ローマ帝国支配時代のユダヤ人王族のジュダ・ベン・ハーの数奇な半生にイエス・キリストの生涯を交差させて描かれている。
(映画)ロード・オブ・ザ・リング3/王の帰還(2003年)の考察と感想とあらすじは?
「王の帰還」の王とは、アラゴルンのことだ。ゴンドールの王の末裔でありながら、さすらいの人として生きてきたアラゴルンが、中つ国のために王としてゴンドールに帰還する。
(映画)ロード・オブ・ザ・リング1(2001年)の考察と感想とあらすじは?
闇の冥王サウロンは、世界を滅ぼす魔力を秘めたひとつの「指輪」を作り出した。残忍さ、邪悪さ、すべてを支配すつという欲望を、指輪に注ぎ込んだ。そして、中つ国は指輪の力をふるうサウロンの手に落ちていった
(映画)グラディエーター(2000年)の考察と感想とあらすじは?
大ざっぱに言えば、権力闘争に敗れたものが、どん底からはい上がり、かつての政敵と対決する物語。少し正確に言うと、権力闘争は行われていない。一方の策略によって、もう一方が敵対する意思すらないのに蹴落されるというもの。
(映画)ラストエンペラー(1987年)の考察と感想とあらすじは?
中国の最後の皇帝溥儀の波乱に満ちた生涯を描く。すでに皇帝の地位から追われ、日本軍に協力した罪で戦犯として扱われる溥儀の姿から始まる。そして、尋問を受けながら、かつての在りし日を回想する。
(映画)炎のランナー(1981年)の考察と感想とあらすじは?
1924年のパリ・オリンピックを舞台に、走ることによって栄光を勝ち取り、真のイギリス人になろうとするユダヤ人のハロルド・エイブラハムズ、神のために走るスコットランド人宣教師エリック・リデルの実在の二人のランナーを描いた映画。