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Stephane Pompougnac / Living On The Edgeの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)(おススメアルバム)

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このアルバム

パリのサントレノ通り239番。ホテル・コスト(オテル・コストといった方が正確なのか?)のある場所である。このホテル、各国のアーティストはもちろんのこと、モデル、ファッション・ジャーナリスト、映画人などが常連となっている人気のホテルである。

このホテルのコンセプト・アルバム「Hotel Costes」シリーズの選曲し、ミックスしている人物がこのStephane Pompougnac(ステファン・ポンポニャック)である。その彼のファーストアルバムが本作。

ここに収録されている曲は「Hotel Costes」に使われているものも多いが、ここに初めて収録されているものもある。

曲調もラウンジだけに偏っているわけではなく、かなり幅広いものとなっている。

不思議なことにフランスのポップスは最悪だが、なぜかラウンジ・ミュージックでは世界の中心となっている。クラブ・ミュージックに限っていえば、世界的に通用するアーティストも数多くいる。ステファン・ポンポニャックもそうした一人だろう。

ポップスが最悪でクラブ・ミュージックでは世界に通用するアーティストがいるというのは何となく日本にも似ている感じがするが、クラブ・ミュージックの中で世界の中心になるジャンルを持っていないのは大きな違いだし、残念だ。

1曲目:ジャック・プレヴェールの詩を名優イヴ・モンタンが朗読。

2曲目:NYのクラブLotusでDJをしている時に知り合ったR.E.M.のヴォーカリスト、マイケル・スタイプに作詞依頼した曲。

3曲目:ブラックっぽく、ラップっぽい。ヒップ・ホップ風。よくもまぁ、最初からバリエーションに富んだ構成にしてくれたもんだ。

4曲目:前曲とのギャップ♪クレモンティーヌの柔らかい声質がいい。ボサ風の曲調に良くあっている。Hotel Costes 6に収録。

5曲目:アルバム名を冠した曲だが、これもヒップ・ホップ風。

6曲目:ジャズっぽい。

7曲目:ラウンジらしい一曲。Hotel Costes 3に収録。

8曲目:少々悲壮的な感じのする曲。

10曲目:この曲にはポンポニャックの子どもの声がサンプリングされている。

11曲目:José PadillaCafe del Marシリーズでよく使われていた女性ボーカル、キャシー・バティテッサの歌声に惚れ込んで自らオファー。

12曲目:Hotel Costes 4に収録。

13曲目:4曲目のリミックス。よりダンサブルになっている。

14曲目:12曲目のリミックス。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

Stephane Pompougnac
2003
Album Title “Living On The Edge”
Label : Pschent Music

Stephane Pompougnac

1. Pour Faire Le Portrait d’un Oiseau -texte dit par Yves Montand
2. Clumsy (feat.Michael Stipe)
3. Double Beat
4. Morenito (feat.Clemontine) (Original Version)
5. Living on the Edge
6. Loulou de Pomeranie
7. PNC aux Portes
8. Fog
9. Fast and Loud (feat.Juliette Oz.)
10. Petit Pompoupou
11. One Soul Rising (feat.Cathy Bottistessa)
12. Closer to Julie
13. Morenito (feat.Clemontine) (Charles Schillings and Sanz Rmx Radio Edit)
14. Closer to Julie (Dublex Inc.Remix)

アーティストの紹介

Stephane Pompougnac

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