シリーズ1の第2話。通算2作目。
恐怖の谷 “The Valley of Fear”, 踊る人形 “The Adventure of the Dancing Men”を下敷きとしています。
恐怖の谷では、数字が羅列された暗号文が登場します。
また、踊る人形では換字式暗号が登場します。
いずれも暗号をベースとしたストーリーです。
恐怖の谷での設定は当然ながらいくつか、変更となっています。
秘密結社がアメリカから中国に。暗号解読に使われる本もロンドンのガイドブックに変更となっています。
シリーズ
- SHERLOCK/シャーロック第1話「ピンク色の研究」(シリーズ1第1話)
- SHERLOCK/シャーロック第2話「死を呼ぶ暗号」(シリーズ1第2話) 本作
- SHERLOCK/シャーロック第3話「大いなるゲーム」(シリーズ1第3話)
- SHERLOCK/シャーロック第4話「ベルグレービアの醜聞」(シリーズ2第1話)
- SHERLOCK/シャーロック第5話「バスカヴィルの犬(ハウンド)」(シリーズ2第2話)
- SHERLOCK/シャーロック第6話「ライヘンバッハ・ヒーロー」(シリーズ2第3話)
- SHERLOCK/シャーロック第7話「空の霊柩車」(シリーズ3第1話)
- SHERLOCK/シャーロック第8話「三つの兆候」(シリーズ3第2話)
- SHERLOCK/シャーロック第9話「最後の誓い」(シリーズ3第3話)
- 映画「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」(2015年)(第10話)
- SHERLOCK/シャーロック第11話「六つのサッチャー」(シリーズ4第1話)
- SHERLOCK/シャーロック第12話「臥せる探偵」(シリーズ4第2話)
- SHERLOCK/シャーロック第13話「最後の問題」(シリーズ4第3話)
あらすじ/ストーリー/ネタバレ
興味のある仕事しかしないシャーロックのお陰で、経済難のジョンにも金が入って来ない。
銀行に行かなきゃ・・・と言うジョンに、珍しくシャーロックがすぐさま腰を上げて一緒に銀行へいくことになった。
現金を引き出すためではなく、興味深い依頼があったからだった。
依頼は、1分ごとに防犯カメラが録画している元会長室に、姿を映されずに悪戯書きをした犯人の進入経路を調べて、セキュリティの穴を見つけて欲しいと言うものだった。
夜間の銀行に何者かが侵入し、記念に残してある前会長の部屋の壁に、黄色いペンキで記号のようなあるメッセージを残していったというのだ。社内に盗まれたものは何もなかった。
シャーロックの興味を引いたのは、その悪戯書き。
黄色のスプレーで書かれた記号のようなそれは、いったい誰に向けてのメッセージか。
シャーロックはすぐにメッセージが、銀行で働くヴァン・クーンという人物宛だと推理。
だがすでにヴァン・クーンは自宅で死んでいた。
スコットランド・ヤードからやって来たのは、忙しいレストレード警部に代わってディモック警部
シャーロックが懇切丁寧に説明してやったにもかかわらず、自殺として処理してしまう。
さらにジャーナリストのルーキスも同様のメッセージを見た後に殺される。2人とも殺害現場は密室だった。
そのころ、博物館で働いていた中国人女性スー・リンが突然仕事を辞め、姿を消す。
映画情報(題名・監督・俳優など)
SHERLOCK/シャーロック
第2話「死を呼ぶ暗号」
The Blind Banker
(シリーズ1第2話)
シャーロック・ホームズ/ベネディクト・カンバーバッチ
ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン/マーティン・フリーマン
ハドソン夫人/ユナ・スタッブス
レストレード警部/ルパート・グレイヴス
マイクロフト・ホームズ/マーク・ゲイティス
サラ・ソーヤー/ゾーイ・テルフォード