(映画)戦国自衛隊1549(2005年)の感想とあらすじは?

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原案:半村良、原作:福井晴敏

1979年の映画「戦国自衛隊」(主演:千葉真一)のリメイク版。こちらでは、長尾景虎(後の上杉謙信)が重要な登場人物となります。

なんとも…

まず、配役ですが。

七兵衛役の北村一輝。相変わらずのスッゲェ存在感。この人を起用してしまった時点で、主役が喰われてしまうのはわかっていたはずです。

その分、主役の江口洋介、鈴木京香の影が薄い薄い。どれくらい薄いかというと、志村けんの頭ほどに薄いです。はい。

まぁ、いうなれば、「ラスト・サムライ」で渡辺謙に喰われてしまったトム・クルーズとそっくりの状況でした。江口洋介、鈴木京香の両名はご愁傷様。

逆に、北村一輝が凄かったということです。この人は本当に凄い存在感を示します。登場する場面場面でこの人に惹きつけられます。一種の怪優といっても良い俳優です。

本来なら、鹿賀丈史、生瀬勝久、伊武雅刀といった役者も、一癖二癖もあり存在感が光るはずなのですが、脂ののりはじめた俳優の演技には勝てないということなのでしょうか。

あとは…

何もない映画でした。

北村一輝を見て来たようなものでした。

福井晴敏が原作であるIF戦記としてローレライ(2005年)がある。

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

陸上自衛隊の人工磁場発生器の実験中に大規模な暴走事故が発生し、的場1佐(鹿賀丈史)らの実験部隊は460年前の戦国時代にタイムスリップしてしまった。

ある晩。かつて特殊部隊の一員で、今は居酒屋の店長をしている鹿島勇祐(江口洋介)のもとに森3佐(生瀬勝久)と神崎怜2尉(鈴木京香)が訪ねてきた。

彼らからはタイムスリップした的場1佐を救うため二度目のタイムスリップを行う計画を進めていること聞かされる。

鹿島を訪ねたのは、鹿島が的場作製の演習シナリオD-3を唯一した人間であるからだ。鹿島なら、的場の行動パターンが読める。だが、鹿島は断ってしまう。

鹿島の気持ちを変えたのは、的場たちと入れ替わるようにして現代にやってきた戦国時代の侍・七兵衛(北村一輝)の言葉だった。

二度目のタイムスリップが実行された。制限時間は74時間26分。それまでに、的場達を救い出さなければならない。

それを過ぎると二度と現代に戻ることはできない。しかし、鹿島たちを待っていたのは、織田信長として戦国時代に君臨する的場だった。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

戦国自衛隊1549
(2005年)

監督:手塚昌明
原作:福井晴敏『戦国自衛隊1549』(角川書店)
原案: 半村良

出演:
鹿島勇祐/江口洋介
神崎怜2尉/鈴木京香
的場毅/織田信長 /鹿賀丈史
飯沼七兵衛/北村一輝
森彰彦3佐/生瀬勝久
三國陸曹長/嶋大輔
与田2尉/的場浩司
蜂須賀小六/宅麻伸
藤介/中尾明慶
斉藤道三/伊武雅刀
濃姫/綾瀬はるか

映画 福井晴敏が同じく原作であるIF戦記としてローレライ(2005年)があります。

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