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坂本龍一 / Media Bahn Liveの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)(おススメアルバム)

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このアルバム

「未来派野郎」に続いてリリースされたライブ盤。名盤!!!

坂本龍一がYMO解散後ソロとなっての初の大規模なツアーを行ったさいの音源を使用。

坂本龍一名義としての初期の作品が多く収録されている点、また、この頃の坂本龍一の名曲がぎっしり入っている点も嬉しいアルバム。

ライブとは思えないほどの演奏水準の高さには唸らされる。ライブだと分かるのは客の歓声が入り込むからなのだが、それがなければスタジオテイクと間違えそうな出来栄えである。

昔の坂本龍一には尖った部分があり、難しく感じるもいるようだが、このアルバムは聴きやすいので、このアルバムを聴いてみるのをオススメする。

特に10曲目以降。”MERRY CHRISTMAS MR.LAWRENCE”(=戦場のメリークリスマス)のピアノが始まってから、名曲の”黄土高原”を経て、”PAROLIBER”で終わるのは鳥肌ものである。

このアルバムは個人的に思い入れのある作品である。

初めて聞いた坂本龍一の作品がこれであり、無国籍な音楽への扉を開いてくれた作品でもある。そして、クラブミュージックに連なる電子的な音へ招待してくれた作品でもある。

このアルバムは自分の音楽の好みの幅を広げてくれた。逆にこのアルバムと出会えなかったら、音楽の幅は狭いままだっただろうと思う。出会ったことに感謝している作品である。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

Ryuichi Sakamoto(坂本龍一)
1986
Album title
“Media Bahn Live”
Label : School

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1 G.T.
2 BALLET MECANIQUE
3 STEPPIN’ INTO ASIA
4 SLEEP ON MY BABY
5 GYMNOPEDIES
6 ゴリラがバナナをくれる日
7 A TRIBUTE TO N.J.P.
8 DEAR LIZ
9 THATNESS AND THERENESS
10 MERRY CHRISTMAS MR.LAWRENCE
11 BEHIND THE MASK
12 FIELD WORK
13 ONGAKU
14 黄土高原
15 SELF PORTRAIT
16 EX-JAZZ
17 PAROLIBER~ETUDE

アルバムの評価

★★★★★★★★☆☆
【評価の内訳】4.4
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】A=2
【曲の好み】Av.0.4
Aランク:-
Bランク:10曲目、11曲目、12曲目、13曲目、14曲目、15曲目、16曲目、17曲目

Ryuichi Sakamoto(坂本龍一)プロフィール

東京都立新宿高等学校卒業。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。同大学院修士課程修了。専門は民族音楽。
1978年に細野晴臣、高橋幸宏とともにイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成。同時期にアルバム「千のナイフ」をリリースし、ソロ・デビューを果たす。1983年にYMOを解散後、ソロ活動を行う。1983年、映画「戦場のメリークリスマス」で音楽を担当。その後映画「ラストエンペラー」の音楽をデイヴィッド・バーン、コン・スーとともに担当、アカデミー賞オリジナル作曲賞を日本人で初めて受賞。
アカデミー賞受賞後の1990年4月から、音楽の拠点をニューヨークに移す。

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