このアルバム
REAL IBIZA(リアル・イビサ)の第9弾。復活してから第2弾。おススメのコンピレーション。
収録されている曲の雰囲気といい、ジャケットの雰囲気といい、初期のREAL IBIZAそのままの雰囲気が保たれているのは驚異的だ。
コンピレーションとしての好みは、昔からCafe del MarよりもREAL IBIZA。収録される曲が綺麗目なのが多いのが好みの理由。
とはいえ、Cafe del Marと対になってこそのREAL IBIZAなので、両方リリースされることはとてもうれしい♪。
さて、今回のコンパイラーはLoudery。バハマ出身のDJのようだ。良い選曲をしている!!!
1曲目 SonorityのVirtus (Orchapella [Dusk Edit])
これこれ♪こういう出だしがREAL IBIZAシリーズの良いところ。めちゃめちゃ綺麗な出だし。
Sonorityはチェコのプロデューサーで、プラハ・フィルが演奏しているという。
30に及ぶ弦楽器のサンプリングをしたようだ。
2曲目 Gary BのBetter Life
1曲目とは異なり、軽快な夏の音へとチェンジ。Gary Bはオーストラリアのプロデューサー。
3曲目 Steven SolviegのIsla Paradiso
ギターの軽やかな音。後半のトランペットも軽やか。
4曲目 Seven24のFiolent
けだるい感じのギター。少ししっとり系になるが、良いアクセント。Seven24はロシアのアーティスト。
5曲目 CucumbersのGood Morning Polly
すこしアンニュイな雰囲気だが、けだるさというよりも別の怠惰な雰囲気を感じる。
6曲目 KorvidsのSlouch
少し音が変わり、固めの箱よりの音になる。Korvidsはグラスゴーを拠点としている。
7曲目 Audio AffairのChasma Boreale
ボーカルが印象的。曲調は前半の雰囲気に戻った。
8曲目 AIMESのOlas Altas
クラシックな雰囲気のサンプリングがいい。鳥のさえずりもいい感じで、この曲がこのコンピの第2段目の出だし曲。
9曲目 AmbrayのThe Waterline
ゆったり目の男性ボーカル。
10曲目 Redinov KrillのWalkabout
綺麗目の出だしに、途中からのギターがうまくマッチする。
11曲目 RubberlipsのHold On
女性ボーカル。
12曲目 Mission BrownのOnly Human
しっとりジャジーな雰囲気。
13曲目 Valdi SabevのThis Five Sense World
ピアノがメインだが、少し乾いた感じの音が入っているのがアクセントになっている。
14曲目 Jose PadillaのElixir (Leonardo Ceccanti Balearic Dream Remix)
Jose Padilla御大の曲が収録。最近のJose Padillaの曲調ではなく、初期の頃の雰囲気に近い。
※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。
曲目
REAL IBIZA 9
2016年
label : REACT
Compiled by Loudery
- Sonority / Virtus (Orchapella [Dusk Edit])
- Gary B / Better Life
- Steven Solvieg / Isla Paradiso
- Seven24 / Fiolent
- Cucumbers / Good Morning Polly
- Korvids / Slouch
- Audio Affair / Chasma Boreale
- AIMES / Olas Altas
- Ambray / The Waterline
- Redinov Krill / Walkabout
- Rubberlips / Hold On
- Mission Brown / Only Human
- Valdi Sabev / This Five Sense World
- Jose Padilla / Elixir (Leonardo Ceccanti Balearic Dream Remix)
アルバムの評価
★★★★★★★★★★
【評価の内訳】5.3
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】A=2
【曲の好み】Av.1.3
Aランク:1曲目、8曲目、13曲目
Bランク:2曲目、3曲目、4曲目、5曲目、7曲目、9曲目、10曲目、11曲目、12曲目、14曲目
〔参考〕
このアルバムに対応するのが Cafe del Mar 22 である。