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(映画)探偵はBARにいる2ススキノ大交差点(2013年)の感想とあらすじは?

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第2弾。前作「探偵はBARにいる」が良かったため、すぐに第2弾が決まりました。

北海道のススキノを舞台にした探偵もので、シリアスな大泉洋、無表情な松田龍平は相変わらずです。

今回は人の優しさを描いた哀しい物語です。

そして、人のエゴの醜さも同時に描いています。

その二つを心の底に飲み込む「俺」…。

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

北海道札幌の歓楽街ススキノ。

探偵がよく行くショーパブの従業員で、この街でみんなから愛されていたオカマのマサコちゃんが何者かに殺された。
マサコちゃんはマジックコンテストの全国大会に出場したばかりだった。二日前にその祝賀会を相棒の高田や仲間と祝ったばかりだった。

しかし警察の捜査は思うように進まず、仲間たちの口もなぜか一様に重い。捜査が進まない中、「マサコちゃんは政界の闇に触れて殺された」といううわさを耳に入る。

事件の背後に浮かび上がる政治家・橡脇孝一郎の影。反原発運動で全国的にも知名度の高い代議士である。そんな橡脇には、バイ・セクシャルとの噂が絶えなかった。

客引きのガクセイが、「橡脇が花束を持ってマサコのアパートに入ったのを目撃した」と言う。

探偵は、橡脇の周辺を洗い始める。身の危険を感じながら調査を進める中、探偵の前に自力で犯人を見つけ出すと息巻く美人ヴァイオリニストの河島弓子が現われる。

マサコの部屋には、弓子のCDが揃っており、河島の最初のファンであったという。

マサコが可愛がっていた後輩がが、事件直後にススキノから姿を消していた。それを知った探偵は、後輩の故郷・室蘭に向かう。
そこで得たのは、マサコには生き別れた妹がおり、その妹が大阪で育ったという情報だった。

ガクセイの言うとおり、最後にマサコちゃんと会ったのは、代議士の橡脇だった。
だが、橡脇はマサコの殺害を否定した。

探偵を白マスクの集団が待ち受けていた。
集団は反原発運動を行う団体で、橡脇とは関係ないことが判明。

その頃、大通公園では、橡脇主宰の反原発集会が開かれようとしていた。

ガクセイの証言に矛盾を感じた探偵は、ガクセイを問い詰めた。

すると、犯行を自供した。
手品コンクールで優勝したことを妬み、ガクセイはマサコを殺したのだった。

大通公園の橡脇主宰の反原発集会会場。
弓子はヴァイオリン・ケースに包丁を隠して橡脇を狙っていた。
その彼女の前に、探偵は立ちはだかった…。

演奏会。
弓子がヴァイオリンを弾き始めた。
仕送りを続けて自分を支えてくれていた兄・マサコを想いながら…。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
(2013年)

監督:橋本一
原作:東直己『探偵はひとりぼっち』(ハヤカワ文庫)
脚本:古沢良太,須藤泰司
音楽:池頼広

出演:
探偵/大泉洋
高田/松田龍平
河島弓子/尾野真千子
松尾/田口トモロヲ
佐山/波岡一喜
フローラ/篠井英介
マサコちゃん/ゴリ
野球男/矢島健一
学生/近藤公園
新堂艶子/筒井真理子
相田/松重豊
橡脇孝一郎/渡部篤郎

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