このアルバム
高速のドラムアンドベースが主体でアンビエントも入り込んでいるアルバム。
曲が全体的にがちがちに凍った氷や冷たい金属のような印象を受ける。この受ける冷たい印象は都会的な無機質な冷たさであって、自然の中における冷たさとは異なる性質である。
使っている音にストリングスがほとんど入っていないことや、使っているシンセの音が透明な印象を与える音質のせいであろう。カラッと乾いた冬の寒い日に聞くと妙にマッチングする一枚。
7曲目の”Native Place”が”Winter Chill“(1999:HEDKANDI)に収録されている。チル・アウト系としては珍しくカッコイイ曲で、これがまた冬に良く合う曲をセレクトしたもんだと感心するくらい、冬に合う曲である。
メロディーラインの音色とバックに流れるスターダストのような冷たくも涼しいシンセの音色がマッチングしている。この曲に関しては★★★★★★★★★★をあげたい。
曲目
Omni Trio
1999
Album title
“Byte Size Life”
Label : Moving Shadow Music
1 Sound System
2 Byte Size Life
3 Assassins
4 Brother In Detroit
5 Meltdown (Remix)
6 Revolver
7 Native Place
8 Beyond The Fundamental (Big Bud Remix)
9 Radio Sirus
10 Byte Size Life (Shimon Remix)
アルバムの評価
★★★★★☆☆☆☆☆
【評価の内訳】2.7
【構成・バランス】B=1.5
【飽きのこなさ】C=1
【曲の好み】Av.0.2
Aランク:7曲目
Bランク:-
アーティストの紹介
Omni Trio(オムニ・トリオ)プロフィール:
Rob Haighによるドラムアンドベースのプロジェクト。1990年代初等から活動しているドラムンベース界では古株。
Moving Shadowレーベルの初期の代表格。