記事内に広告が含まれています

(映画)ナショナル・トレジャー1(2004年)の考察と感想とあらすじは?

この記事は約4分で読めます。

歴史を覆す秘宝をめぐって繰り広げられる冒険アクション大作です。ジェリー・ブラッカイマーが製作しました。

今回、この歴史を覆す秘宝の重要なヒントとなるのがアメリカ独立宣言書です。

この中に巧妙に伝説の秘宝が隠されているという設定になっています。

映画の始まりは、どういう冒険アクションになるのかと思っていましたが、徐々に王道のストーリー展開となります。

それこそ、インディージョーンズシリーズにダヴィンチコードのミステリー性を加えたという感じです。

それ以上に、昔流行ったアドベンチャーゲームブックのような印象を受けました。

アドベンチャーゲームブックは、読者の選択によってストーリーの展開と結末が変わるように作られたゲーム本です。

例えば、「目の前に三つの扉がある、どの扉を選びますか?右、真ん中、左」といいった場合、右を選ぶ場合はp221へ、真ん中を選ぶ場合p250へ、左を選ぶ場合はp301へ、といった具合に次のページが指示され、ストーリーが変わってくるというゲーム本です。

何となくそういう印象を受けたのは、一箇所でヒントを見つけると、次で別のヒントが見つかり…といったように、次から次へと次の場所が指示され核心に迫るような展開のせいかもしれません。

とはいっても、この展開の仕方は他の冒険アクションでは当然なのですが…。

ヒントとなる場所が、ある意味「普通の場所」、すくなくとも冒険をしないとたどり着けないような場所でないというのが、そういう風に思わせたのかもしれません。

身近なところに大いなる謎があるのです。

そういうところから発想されたのであれば、当然ヒントとなる場所も身近な場所でなければなりません。

意外に、我々の日常の中にもこうした大いなる謎が潜んでいるのかもしれませんね。

続編にナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記(2007年)が公開されました。

本作品はDisney+であれば常時見ることができます。

この年に公開された映画やドラマを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

4千年の歴史を誇る伝説の秘宝。その秘宝ははるか太古の昔より、その「秘宝」つねに歴史上の名だたる権力と共に存在してきた。

紀元前2000年、エジプトのファラオの墓に。紀元70年、エルサレムのソロモンの神殿に。14世紀、フランスのテンプル騎士団のアジトに。1492年、コロンブスを乗せたサンタマリア号に。

そして1521年、アステカの太陽のピラミッドに…。だが、幾多の戦乱を逃れ、フリーメイソンに守られてきたこの太古の「秘宝」は、1779年、独立戦争が激化するアメリカで忽然と消えてしまう。

2005年。伝説の秘宝を求めて闇の力が動き始めた。

歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツ。彼は何世代にも渡るゲイツ家の夢を継ぎ、ある伝説の秘宝を三代に渡って追い求めていたゲイツ家の末裔。

ベンは、合衆国独立宣言書に署名した最後の生存者がベンの先祖に残した「秘密はシャーロットが握っている」という謎の言葉を唯一の手掛かりに、相棒の天才ハッカー、ライリーとその謎を探る。

卓抜した推理と行動力、そして無尽の歴史的知識を武器に、彼はついに秘宝へと導く驚くべき手がかりを発見する。

それは、アメリカの魂ともいえる一枚の文書【アメリカ合衆国独立宣言書】に隠されていた。

ゲイツは公文書館の美人博士アビゲイルに面会を求めるが、彼女はゲイツの情報を信じようとしない。その頃、秘宝を我が物にしようと企む野心家イアンの魔手が宣言書に迫っていた。ゲイツはイアンの裏をかき、宣言書を盗み出す計画を立てるが。

果たして秘宝の正体とは一体何なのか? そこに封印された、歴史を覆す驚愕の真実とは? 巨大な敵から秘宝を守るため、FBIからも追われながら、ベン・ゲイツの命をかけたトレジャー・ハントが始まった。

映画情報(題名・監督・俳優など)

ナショナル・トレジャー
(2004年)

監督:ジョン・タートルトーブ
製作:ジェリー・ブラッカイマー、ジョン・タートルトーブ
原案:ジム・カウフ、オーレン・アヴィヴ、チャールズ・シーガース
脚本:コーマック・ウィバーリー、マリアンヌ・ウィバーリー、ジム・カウフ
音楽:トレヴァー・ラビン

出演:
ベン・ゲイツ/ニコラス・ケイジ
アビゲイル・チェイス博士/ダイアン・クルーガー
セダスキー/ハーヴェイ・カイテル
パトリック・ヘンリー・ゲイツ/ジョン・ヴォイト
イアン・ハウ/ショーン・ビーン
ライリー・プール/ジャスティン・バーサ
ジョン・アダムス・ゲイツ/クリストファー・プラマー

2004年前後の興行収入ランキング

歴代の興行収入ランキング

  1. 日本歴代興行収入ランキング(Top100)
  2. 世界歴代興行収入ランキング(Top200)

2004年公開の映画

(映画)隠し剣鬼の爪(2004年)の考察と感想とあらすじは?
山田洋次監督による藤沢周平作品の映画化第2弾です。原作は藤沢周平の「隠し剣鬼ノ爪」「雪明かり」。前作『たそがれ清兵衛』に比べると、配役が日本の時代小説を舞台にした映画にマッチしている感じがあります。
(映画)スチームボーイ(2004年)の考察と感想とあらすじは

スチームボールというエネルギーの塊を使って、どんな発明が!?とわくわくしながら見ていたら、えぇっ??巨大な建物が動くだけ?

(映画)ロング・エンゲージメント(2004年)の考察と感想とあらすじは?

ミステリー仕立てで、長い映画(133分)なのですが、緻密に組み立てられた場面場面には無駄なものが無く、細密な時計の内部を見ているような感じです。

(映画)リバティーン(2004年)の考察と感想とあらすじは?

映画冒頭でロチェスター伯爵が独白する部分から、妙に惹きつけられるのがこの映画。『初めに断っておく。諸君は私を好きになるまい。男は嫉妬し、女は拒絶し、物語が進むにつれてどんどん私を嫌いになる。』

(映画)嗤う伊右衛門(2004年)の考察と感想とあらすじは?
原作の出来が良すぎます。「・・・ぴちゃーん・・・(静寂)」といった、効果音が似合う原作に比べると、明るすぎます。もっと闇が欲しかった映画です。原作では、かなり閉鎖的な、それこそ部屋しか登場しないのではないかという印象を受けますが、外の風景が多く出ているのも予想外でした。
(映画)トロイ(2004年)の考察と感想とあらすじは?

世界最大最古の歴史叙事詩、ホメロスの「イリアス」を映画化した作品。神話を描いた作品らしく映像は美しいものに仕上がっている。 すべては神話の中の話だが、描かれているのは、生身の人間たちの愛憎であり名誉である。

(映画)ヴァン・ヘルシング(2004年)の考察と感想とあらすじは?

ヴァン・ヘルシングはブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」の登場人物。映画の世界ではドラキュラの天敵として描かれ、ヴァンパイア研究を続けてきた老教授として描かれることが多かった。

(映画)ディープ ブルー(2004年)の考察と感想とあらすじは?
自然をテーマにした映像には自信を持って望んでいます。このDeep Blueからもその自信がうかがえます。そして、見事に期待を裏切らない映像を提供してくれています。
(映画)アレキサンダー(2004年)の考察と感想とあらすじは?

映画は語り手としてプトレマイオス(アンソニー・ホプキンス)の回想録という形で始まり、終わる形式をとっている。この設定自体が悪いのかもしれない。

(映画)ポーラー・エクスプレス(2004年)の考察と感想とあらすじは

クリスマスを題材にしたアニメ作品。モーションキャプチャをつかって俳優の動き・表情をアニメ化している。声を担当しているトム・ハンクスをはじめとする俳優が何役もこなしたようだ。だが、少々リアルに過ぎるので、正直気持ち悪い。子供向けというのには・・・少々・・・

(映画)LOVERS(2004年)の考察と感想とあらすじは?

世界各国で大ヒットした「HERO」のチャン・イーモウ監督が、金城武、チャン・ツィイー、アンディ・ラウというアジアのスターを起用した武侠アクション。

(映画)スウィングガールズ(2004年)の考察と感想とあらすじは?

徐々に上手になっていくのは正にリアル。何とか音が出せて、何とかメロディラインを追いかけていけるようになっていった前半部分。それと対比して、最後のシーンでの演奏は格段の進歩。短期間でよくできました♪

(映画)キング・アーサー(2004年)の考察と感想とあらすじは?

中世の物語を想像して映画を見てしまうと、いきなり面食らってしまう。また、「アーサー王と円卓の騎士達」の中で繰り広げられる魔法の世界を思い浮かべながら映画を見てしまってもいけない。

(映画)スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー(2004年)の考察と感想とあらすじは

応答せよ。スカイキャプテン、応答せよ!!こういったレトロ・フューチャー、スチームパンクというのはアドベンチャー物にとてもマッチする。個人的に好きなジャンルである。

(映画)ハウルの動く城(2004年)の考察と感想とあらすじは

魔法と科学が混在するファンタジーな世界を画いているのだが、舞台となる世界では戦争が間近に迫っている。愛国主義がはびこっているという設定は生々しい。この映画のテーマは戦争の愚かさであり、絆や信頼関係、そしてを愛といった所だろう。

(映画)レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年)の考察と感想とあらすじは?

幼いボードレール三姉弟妹をひたすら不運が襲う。救いのない悲惨で不幸が連続する映画なのかと思いきや、そうではない。三姉弟妹がたくましいのと、敵役のオラフ伯爵が何となく憎めない間抜けさを持ち合わせているためかもしれない。

(映画)ハリー・ポッター3/ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年)の考察と感想とあらすじは?

前作までの監督がホームドラマチックな、いわゆる子供受けしそうな作りだったのに対して、ある程度成長してきた主人公にあわせるように、多少暗い雰囲気も映画の中に盛り込まれるようになってきた。

(映画)オペラ座の怪人(2004年)の考察と感想とあらすじは

最初に流れる曲はあまりにも有名で、一度は聞いたことがあるはずである。「オペラ座の怪人」は、1909年にフランスの作家ガストン・ルルーが発表した小説で、これを原作として数多くの映画、ミュージカルが作られている。

(映画)ヴェニスの商人(2004年)の考察と感想とあらすじは?

シェイクスピアの書いた37の戯曲の中で最も人気が高い「ヴェニスの商人」。ラブストーリー、法廷劇、人種問題、復讐、偏見、友情などの諸々の要素を持つ作品。

(映画)オーシャンズ12(2004年)の考察と感想とあらすじは?

舞台をラスベガスからヨーロッパのアムステルダム、モンテカルロ、コモ湖、ローマ、シチリア島と移動し、ちょっとした旅行気分を味わえる。映画はドタバタ系の半分コメディタッチ。

タイトルとURLをコピーしました