映画「アナと雪の女王」(2013年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

02. ファンタジー
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感想/コメント

家族愛の物語

性格の異なる二人の姉妹王女の物語。

ある理由から自分に抑制的な姉。対して、自由奔放で明るい妹。

ディズニーのお姫様ものだが、シンデレラに代表されるお姫様と王子様の愛の物語ではない。

最後は、家族愛の素晴らしさを伝えて終わるところはディズニーらしい。

続編の「アナと雪の女王2」では、エルサになぜ力が与えられたのか、がわかる。

歌がすべての映画

子供向けのため、ストーリーは単純で分かりやすい。

勧善懲悪であることも分かっているので、とても安心感がある。

ストーリー自体に面白さを感じることはないのだが、この映画を盛り上げるのが歌。

歌なしには、この映画はあり得ない。

「Let It Go」はこの年の代表的な大ヒット曲となった。

映画『アナと雪の女王』松たか子が歌う本編クリップ
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あらすじ/ストーリー

幼い王女姉妹

アレンデール王国。エルサとアナの姉妹は、仲の良い王女姉妹だった。

姉のエルサは、生まれつき触れたものを凍らせたり、雪や氷を作る魔法の力を持っていた。

8歳のときのある夜、その力を使って、エルサとアナは今晩も城の一室で遊んでいた。エルサが雪や氷を作り出し、雪だるまのオラフを作ったりして楽しんでいた。

だが、遊んでいる最中にアナが雪山から落ちそうになったので、助けようと魔法を使ったが、その氷の魔法がアナの頭に当たってしまう

エルサの声を聞いた国王夫妻が駆け付けた。そして、事態を理解すると、アナを連れて急いでトロールたちに救いを乞いに森に向かった。

王はトロールの長老に相談した。トロールの長老は、心ではなく頭に当たったので治すことが出来るといった。そして、アナの記憶をエルサと雪で遊んでいた記憶に変え、エルサの魔法の記憶を消し去った。アナは頭に魔法を受けたため、髪の毛は一部が白くなってしまった。

エルサの魔法は日増しに強くなっていく。力を知られぬよう城中の窓や門を閉めて部屋に閉じこもり、アナに顔を見せなくなった。人との関わりをできるだけ避け、引きこもる日々を暮らしていた。

一方、アナは仲良しだったはずのエルサが顔を見せなくなってからも毎日部屋の前に行き遊ぼうと誘う。だが返事はなかった。

10年後。国王夫妻が船の事故で亡くなってしまう。

戴冠式

時が流れ…。3年後。

成人したエルサが女王に即位することになった。載冠式の日がやってきた。閉ざされていた扉が開かれた。お城の門が開くということで、大勢の人々と他国からも王族がやってきていた。

アナは招かれたハンス王子と恋に落ち、その日の内に婚約をしてしまった。ハンスは南諸島の王国の13番目の王子だった。

アナはエルサに報告するが、エルサは出会ったその日に結婚を約束するなどあり得ないと、二人の婚約を認めなかった。エルサは頭を冷やすようアナを説得しようとするが、アナはこれまでの生活に嫌気がさしており聞く耳を持たない。

アナとエルサは口喧嘩になり、怒ったエルサは戴冠式で諸外国の高官らが集まる席で魔力を放ってしまう。

氷の城

魔法のことを知られたエルサは、逃げるようにして雪深い山奥に向かった。エルサの魔力により、夏だった国は凍てつくような冬になり、雪に閉ざされてしまう。

ノースマウンテンにたどり着いたエルサは、解放されたかのように魔法を使い、生き生きとしていた。自分のために氷の城を作り、自分を抑えつけるのをやめて独りで生きていく決意をした。

一方、夏だった王国は、エルサの魔法により冬になってしまった。アナはハンスに国を任せ、エルサを連れ戻すため旅に出た。冬を夏に戻してもらうのだ。エルサならできるとアナは確信していた。

アナは旅の途中で山男のクリストフとトナカイのスヴェンに出会い、エルサを捜すのを手伝ってもらう。さらに、エルサが作った雪だるまのオラフも加わり、一行はエルサを探し始めた。

魔法が胸に当たる

クリストフに案内をお願いし、アナは山奥を目指していく。氷の城に着いたアナはエルサを説得したが、失敗した。エルサは自分の魔力で再びアナを傷つけることを恐れたのだ。エルサは自分の魔法で国中を凍らせたことを知り、驚きから魔法を制御できず、アナの胸に当ててしまう。

アナはなおも食い下がるが、エルサが生み出した雪男・マシュマロウによってクリストフ、オラフと一緒に城から追い払われてしまう。

アナの体が次第に凍りついていく。クリストフはアナの異変に気づき、アナを助けようとトロール達の元へ向かう。

ハンスはアナを乗せていたはずの馬が王国に戻ってきたので、異変を感じた。城の兵士たちを連れて氷の城に出向く。

ウェセルトン公爵はエルサを殺すように兵士に命じた。エルサは魔法の力で兵士らを止めようとした。そして、ハンス達に捕えられ牢屋に閉じ込められる。

ハンスはエルサに冬を終わらせるよう説得するが、エルサにも魔法を解く方法はわからなかった。エルサは魔法によって王国を危険に晒すことを恐れて牢から逃げ出した。

裏切り

トロールの長老パビーは、このままではアナの身体が凍りつき死んでしまうという。魔法が胸に当たったため、トロールの力ではどうにもならないのだ。アナの凍った心を溶かすためには、真実の愛が必要だと教えられる。

クリストフは婚約者であるハンス王子のキスが必要だと考え、ハンス王子のいるアレンデール王国の城に向かった。

アナはハンスに真実の愛の証であるキスを求めるが、突然ハンスの様子が変わった。ハンスはアナを愛していなかったのだ。

ハンスは、王位継承順位が低くいので、自国では王になれない。そのため、王女を狙って結婚し、王になることを考えていたのだ。この王国を乗っ取るつもりのハンスは瀕死のアナを置き去りにし部屋を出てた。

ハンスは城の側近たちにアナは死んだと告げた。そして、アナを殺したのはエルサだとでっちあげ、エルサをアナを殺害した罪で死刑にする、と宣言した。

アナを城に届け帰り道の山を歩いていたクリストフは、スヴェン促されてアナへの愛を自覚するとともに、王国の異変に気付き急いで城に戻る。

真実の愛

衰弱しているアナの前にオラフが現れた。オラフは、愛とは自分のことよりも相手のことを考えることだ、とアナに教えた。

オラフに助けられたアナはクリストフを捜しに向かった。だが、外は大吹雪。そして、クリストフもアナを捜していた。

アナはクリストフを見つけるが、ハンスがエルサを殺そうとしているのを見つけ、エルサを助けに行く。剣でエルサを亡き者にしようした瞬間、アナが身を挺して救う。剣は弾き飛ばされ、エルサは助かった。アナは魔法で完全な氷となり、固まってしまった。

エルサは氷になった妹を見て、抱きしめながら泣いた。その瞬間、みるみるとアナの氷が溶けた。真実の愛によって、アナの魔法が解けたのだった。

エルサは魔法を制御するのは、相手を心から思いやる真実の愛だと知った。エルサは魔法を制御できるようになり、国を冬から夏へと戻した。

ハンスは拘束され国に戻された。そして、ウェーゼルトン公爵はアレンデールとの貿易を打ち切られた。クリストフは王室専属の氷配達人になった。そしてアナの恋人になった。

エルサは二度と城の門を閉ざさないと約束し、城の広場の地面を凍らせてアナ達と真夏のスケートを楽しんだ。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

アナと雪の女王
(2013年)

監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
製作:ピーター・デル・ヴェッチョ
製作総指揮:ジョン・ラセター
原案:アンデルセン『雪の女王』
脚本:ジェニファー・リー
音楽:クリストフ・ベック
主題歌:イディナ・メンゼル『Let It Go』
主題歌作曲:ロバート・ロペス『Let It Go』
主題歌(日本語吹替版):May J.『Let It Go~ありのままで~(エンドソング)』

声の出演:
アナ / クリステン・ベル
雪の女王/エルサ / イディナ・メンゼル
クリストフ / ジョナサン・グロフ
オラフ / ジョシュ・ギャッド
ハンス / サンティノ・フォンタナ
ウェーゼルトン公爵 / アラン・テュディック
パビー / キアラン・ハインズ
オーケン / クリス・ウィリアムズ

日本語吹替版
アナ / 神田沙也加
雪の女王/エルサ / 松たか子
クリストフ / 原慎一郎
オラフ / ピエール瀧
ハンス / 津田英佑
ウェーゼルトン公爵 / 多田野曜平
パビー / 安崎求

受賞

第86回アカデミー賞

  • 長編アニメ映画賞
  • 歌曲賞

第71回ゴールデングローブ賞

  • アニメ映画賞

第67回英国アカデミー賞

  • アニメ映画賞

第41回アニー賞

  • 作品賞
  • 監督賞
  • 声優賞
  • 美術賞
  • 音楽賞

第39回報知映画賞

  • 特別賞

第27回日刊スポーツ映画大賞

  • 外国作品賞

第88回キネマ旬報ベストテン ムービープラス・アワード 2014

  • 映画ファン大賞・作品賞(洋画部門)

第38回日本アカデミー賞最優秀外国映画賞

第69回毎日映画コンクール

  • TSUTAYA映画ファン賞(海外映画部門)
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