「鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編」浅草編(第6話~第10話)観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

02. ファンタジー
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宿敵と遭遇する浅草編

第1話から第5話までは、運命が英雄を召喚し、精神の重心を自分のいる社会から未知の領域へ移動する話だった。

そして、旅の最初に出会うのは、これから遭遇するできごとに対抗する力を授けてくれる者である。鱗滝左近次である。

こうした者は、慈悲深く守ってくれる運命の力の役割を担うが、旅の仲間ではない。

第6話から第10話までにおいても、まだ旅の仲間が登場しない。

その前に、召命の元となった宿敵との遭遇(この場合は、最終的な目的の達成を視覚的に確認する意味がある。)と、女神との出会いがある。

女神という表現は隠喩でしかないが、神話に登場する万物の母は、子を養い守る最初の存在としての女性の属性を持つ。生の守り神である。

同時に、女神は死を免れないすべてのものの死の存在でもある。女神は生死を司り、誕生から死までが女神の差配の中で完結する。

諸刃の剣ということである。そうした存在が二人いる。禰豆子と、浅草で出会う珠世である。二人とも「鬼」である。

そして、第6話から第10話までは、大きな流れにおいて、依然としてジョーセフ・キャンベルの「千の顔をもつ英雄」の「分離(セパレーション)⇒通過儀礼(イニシエーション)⇒帰還(リターン)」におけるセパレーションに該当する。

アニメの第6話から第10話は、コミックの第2巻から第3巻途中まで、話数で言えば第10話から第19話まで。

鎹鴉(かすがいからす)

炭治郎の鎹鴉は天王寺松衛門(てんのうじ・まつえもん)という。

鎹は、二つの材木をつなぎとめるために打ち込む、コの字型のくぎの事で、その役割から「子は鎹」という言葉もできた。

子どもは夫婦の間をつなぎとめる働きをするという意味だが、鬼滅の刃においては、何を繋ぎ止めるのだろうか。

アニメ「鬼滅の刃」の構成

1.「竈門炭治郎 立志編」

2.「無限列車篇」

  • 鬼滅の刃 無限列車篇:炭治郎、善逸、伊之助の3人と炎柱・煉獄杏寿郎との共同任務。そして、下弦の壱との戦いを描く。
「鬼滅の刃」公式ポータルサイト
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アニメ 第6話「鬼を連れた剣士」あらすじ/ストーリー

ここから先はネタバレ満載ですのでご注意ください

出立〜最初の仕事〜

鬼殺隊の隊服に着替えた炭治郎。腰に日輪刀を携えた。黒い刀身は珍しく、詳細がわからない故に出世できない刀だと言われている。

「俺、鬼殺隊でどうかは分からないけど。必ず禰豆子を、人間に戻してみせます」

鱗滝は昼間に禰豆子を背負うための特製の木箱を作ってくれていた。禰豆子は箱に器用に入った。

出発の時、鱗滝は炭治郎の身だしなみを整えて、肩をつかんで軽く叩いた。

鱗滝は、憶測だが、と前置きをして、禰豆子は眠ることで体力を回復しているのかもしれないと語っていた。

和巳から聞き出したこと

北西の町に着いた。

町をうつろに歩く青年がいた。和巳(かずみ)という。恋人が突然消えたという…。この町では毎晩若い娘が姿を消している。

和巳は信じてもらえないかも知れないがと弱弱しく話したが、炭治郎は和巳の言葉を信じた。そして恋人が消えたという場所に行って、炭治郎はかすかに鬼の匂いを感じた。

暗くなった。鬼は夜活動する。だから休むわけにはいかない。

ある屋敷で、娘が母親に就寝のあいさつをして、部屋へ戻った。床に黒いしみが浮かび上がった。そして、娘が寝床に入ると、黒いしみは少女を飲み込んだ…。その気配に炭治郎が気付いた。

炭治郎の姿を見た和巳は「鬼殺隊…、本当に…?」とつぶやいた。

現れた異能の鬼と禰豆子と

炭治郎は匂いの一番濃いところ、真下の地面に刀を突きたてた。すると着物が浮かび上がり、少女を一人救い出した。同時に鬼が姿を現した。

異能の鬼…。血鬼術(けっきじゅつ)という特殊な術を使う。再び鬼は地面に潜った。

娘を和巳に預け、炭治郎は鬼と対峙した。伍ノ型「干天の慈雨」を繰り出そうとした瞬間、鬼の手が出てきた。…3人。すぐさま、捌ノ型「滝壷」を繰り出した。

鱗滝は炭治郎に鬼の話をしていた。人間を鬼に変えられるのは、ただ一体のみ、今から1,000年以上前に一番初めに鬼になった者がいる。そいつなら、禰豆子を人間に戻す術を知っていると思う。その鬼の名は「鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)」。

【謎】人間を鬼に変えられるのは、鬼舞辻無惨のみだという。

ということは禰豆子を鬼にしたのも鬼舞辻無惨ということになる。

だが、なぜ禰豆子だけだったのか?なぜ鬼舞辻無惨は山奥に出向いたのか?

3人の鬼は同じ匂いがする。一人の鬼が3人に分散している。

全集中、水の呼吸、弐ノ型「水車」!

浅い…。

炭治郎が襲われそうになった瞬間、背中の箱から禰豆子が飛び出してきた。

禰豆子は和巳と娘に次男・竹雄、次女・花子の姿を見出していた。

「気休めにしかならんかもしらんが、禰豆子が眠っている間に、わしは暗示を掛けた。」
「暗示…?」
「人間はみなお前の家族だ。人間を守れ。鬼は敵だ!」
「人を傷つける鬼を許すな!」

禰豆子はこの言葉に従って、鬼に攻撃を加え始めた。

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アニメ 第7話「鬼舞辻無惨」あらすじ/ストーリー

沼の鬼に聞き出す…

炭治郎は禰豆子に和巳と娘の守りを任せた。その間に炭治郎が3人の鬼の攻撃に専念できる。

炭治郎は黒いしみの中に入っていった。鬼にとって有利な沼の世界。そこには、鬼にさらわれた着物や持ち物があった。

水の中でこそ発揮する技がある。匂いが来た。

隙の糸…。

全集中、水の呼吸、陸ノ型「ねじれ渦」!

2人の鬼は片づけた。

沼から上がると、鬼と禰豆子の戦いが続いていた。鬼は禰豆子に押されていた。異能が使えないにもかかわらず、禰豆子は強い。禰豆子は分けられた血の量が多い…。

炭治郎が飛び出してきて、鬼の両腕を切り落とした。この鬼に炭治郎は「鬼舞辻無惨」について知っていることを話せと迫るが、鬼は恐怖におびえ、言えない…、言えない…、と震えていた。

炭治郎は、襲い掛かってきた鬼を切るしかなかった。禰豆子は寝ていた。

炭治郎は和巳に声をかけた。

「大丈夫ですか?」
「婚約者を失って大丈夫だと思うか?」
「和巳さん…。失っても、失っても、生きていくしかないんです。どんなに打ちのめされようと。」
「お前に何がわかるんだ!お前みたいな子供に!!」

炭治郎はそっと和巳の手を放して去っていった。その後姿をみて、和巳はふと気が付いた。

(はっ! 君も同じだったのか…? そうなのか…?)
「す、すまない…ひ、ひどいことを言った。どうか許してくれ…。すまなかった!」

炭治郎は和巳に手を振った。その手を見て、和巳は思った。痛ましい手。鍛え抜かれて分厚い。少年の手ではなかった。

浅草で鬼舞辻無惨との邂逅

鎹鴉がやってきた。次は東京府浅草…。

浅草について炭治郎は、あまりにも反映した都会の姿に驚いていた。人ごみにつかれた炭治郎は、凌雲閣が見える立ち食い屋台で山掛けうどんを頼んだ。

一口食べたところで、炭治郎は家に残っていたのと同じ匂いを感じた。鬼舞辻無惨!

炭治郎が、一人の男の肩をつかんだ。そして、刀を抜こうとしたとき、少女が姿を見せた。鬼舞辻無惨は人間として暮らしていることを知って炭治郎は驚愕した。

そばを通った夫婦の夫の首筋を鬼舞辻無惨が切りつけた。すぐさま夫は鬼に変貌した。

【謎】鬼舞辻無惨が人間を鬼にすると、たちまち鬼に変貌する。

だが、禰豆子はすぐには変貌しなかった。一体なぜだ?

なぜ時間差が生じたのか?

アニメ 第8話「幻惑の血の香り」あらすじ/ストーリー

炭治郎を助け出した女性

鬼舞辻無残によって鬼に変えられてしまった夫に恐怖する妻。炭治郎は夫に妻を殺させないように抑えにかかった。

その様子を見ていた鬼舞辻無残は炭治郎の耳飾りに反応した。

この騒ぎの間に鬼舞辻無残は妻子とともに場を去った。

「鬼舞辻無残!!俺はお前を逃がさない!!どこへ行こうと絶対に!」

月彦と名乗っている鬼舞辻無残は知らぬ顔で炭治郎の声に反応しない。

騒ぎに駆け付けた警官に炭治郎は言う。

「この人に誰も殺させたくないんだ、邪魔をしないでくれ!」

それを見ていた女性が己の腕を掻いた。惑血(わくち)視覚無限の香。不思議な香りをかいだ炭治郎は危険を感じた。

「あなたは、鬼となった者にも、人という言葉を使って下さるのですね。そして助けようとしている。ならば私もあなたを手助けしましょう。」

炭治郎は信じられなかった。相手は鬼だからだ。だが、女性は同じ鬼でありながら鬼舞辻を殺そうと考えていると言った。

浅草裏通りを歩く鬼舞辻無残

妻子を送り出した月彦こと鬼舞辻無残は裏通りを歩いていた。そこに酔っぱらいの男二人と女一人が絡みついてきた。

だが、若い男の一言に激怒した鬼舞辻無残は一撃で男たちを始末した。そして、女には己の血を大量に与えた。だが、変貌の速度に耐えきれなかった女は死んだ…。

鬼舞辻無残は二人の鬼を読んで、耳に花札のような耳飾りをした鬼狩りの首を持って来いと命じた。

【謎】鬼舞辻無残は炭治郎の首を持って来いと命じた。だが、すれ違いざまに殺せたはずである。なぜ殺さなかったのか…。

鬼舞辻無残は昔を思い出していた。あの耳飾り…。

炭治郎はうどん屋に怒られていた。そして、二人分の山掛けうどんを注文して、一気に食べ切った。

珠世と愈史郎

禰豆子を連れて炭治郎は、女性と一緒にいた青年に出会った。青年はあの方に頼まれて炭治郎たちを目くらましの術で隠している場所へ連れて行くといった。

青年は禰豆子を指して、鬼じゃないか、しかも醜女(しこめ)だと言った。炭治郎はこの言葉に強く反応した。

「醜女のはずないだろう!よく見てみろ!この顔立ちを!町でも評判の美人だったぞ禰豆子は! 」
「行くぞ。」
「いや行く。けれども醜女は違うだろ絶対!」

行き止まりの先に屋敷が現れた。お札が貼ってある。

二人は珠世と愈史郎という。珠世は医者でもある。鬼舞辻の呪いも外していると言った。

【謎】鬼舞辻の呪いとは何か?呪いが外れる条件は何か?そして呪いから外れることで、どのようなメリットがあるのか?

二人は人の血を少量飲むだけで生きていけるように体をいじっていた。人からは輸血と称して血を買っている。人の体に異常が出ない程度に。愈史郎はさらに少量の血で過ごせるという。

愈史郎は珠世が鬼にした。それを聞いて炭治郎は混乱した。人を鬼にできるのは鬼舞辻無残だけのはず…。

それはおおむね正しい。二〇〇年かかって鬼にできたのは愈史郎だけだったからだ。

【謎】なぜ珠世は愈史郎を鬼にできたのか?鬼舞辻の呪いを外したことと関係あるのか?

そのころ、毬をつく女の鬼と、手に目がある男の鬼が迫ってきていた…。

「鬼を人に戻す方法は、あります。」
「どんな傷にも病にも、必ず薬や治療法があるのです。今の時点で鬼を人に戻すことは出来ませんが、それもきっと…。」

禰豆子を元に戻すため鬼舞辻に近い鬼の血液を採取してきてほしいと頼まれた。

「それ以外に道がなければ、俺はやります。珠世さんがたくさんの鬼の血を調べて、薬を作ってくれるなら、そうすれば禰豆子だけじゃなく、もっとたくさんの人が助かりますよね。」

その瞬間、壁から毬が飛び出してきた。毬が部屋中をはねまくった…。

アニメ 第9話「手毬鬼と矢印鬼」あらすじ/ストーリー

矢琶羽と朱紗丸

手に目がある矢琶羽(やはば)と毱を操る朱紗丸(すさまる)が現れた。

朱紗丸の投げる毱の威力は凄まじい。短絡的な思考の持ち主だった。

矢琶羽は、朱紗丸の投げた毱の埃で服が汚れるのを気にする神経質。

朱紗丸の投げる毱のせいで、屋敷の中はめちゃくちゃになっていく。毱が縦横無尽に動くおかげで炭治郎達は身動きが取れない。

炭治郎は禰󠄀豆子を守り、愈史郎は珠世を守ろうとしている。

愈史郎は自分に向かってくる鞠を退けようとしたが、軌道が変わった。そして、愈史郎の頭が吹っ飛んだ。

炭治郎は、奥で眠っている奥さんを地下室へ運ぶように、禰󠄀豆子に頼んだ。

炭治郎は矢琶羽と朱紗丸の二人の鬼の匂いが、今までの鬼の臭いと明らかに違うことに気づいた。臭いが濃い。肺の中に入ってくると重い。

二人の鬼の狙いは炭治郎

朱紗丸が炭治郎を見つけて言った。

「耳に花札のような飾りの鬼狩りは、お前じゃのう~」

炭治郎は、自分が狙われていると分かると、珠世に身を隠せる場所まで下がるように言った。鬼の狙いは炭治郎だ。

「私たちのことは気にせず戦ってください。守っていただかなくて大丈夫です。…。鬼ですから。」

朱紗丸は炭治郎に毱を投げた。毱はありえない軌道を描いて向かってくる。

炭治郎は最速の突き技で応じようと考えた。

全集中。水の呼吸。漆ノ型。雫波紋突き・曲!

珠世が愈史郎に呼びかけると、愈史郎の頭が再生し始めた。

「珠世様!!俺は言いましたよね?鬼狩りに関わるのはやめましょうと最初から。俺の目隠しの術も完璧ではないんです。 貴女にもそれはわかっていますよね!」

愈史郎の術では、存在自体を消せるわけではない。人数が増える程痕跡が残り鬼舞辻に見つかる確率も上がる。

「貴女と二人で過ごす時を邪魔する者が俺は嫌いだ!大嫌いだ!許せない!!」

朱紗丸と炭治郎の闘い

「十二鬼月である私に殺されることを光栄に思うがいい!」

朱紗丸は、腕の下から左右二本ずつ腕を生やし、六本の腕になった。そして全ての腕に、毱を持って炭治郎に攻撃を仕掛けて来た。

「遊び続けよう。朝になるまで!命尽きるまで!!」

六つになった毱はさらに不規則な動きで襲い掛かる。

炭治郎は襲い来る毱を斬った。斬れば威力は落ちる。だが、それでも当たってくる。

愈史郎の視覚

朱紗丸の毱は珠世と愈史郎に襲い掛かった。

「おい間抜けの鬼狩り!矢印を見れば方向がわかるんだよ!矢印をよけろ!!」

「俺の視覚を貸してやる!」

炭治郎の額に向けて紙を投げた。紙には特殊な印があり、炭治郎は毱の軌道が見える様になった。

【謎】陰陽道のお札のような感じだが、愈史郎はどこで学んだのだろう?

このお札はずっと後になって、別人が使うことになる。

毱は矢印の方向に従って飛んでいた。だからこそ、有り得ない動きもしていたのだ。

炭治郎は戻ってきた禰󠄀豆子に木の上にいる鬼の相手を頼んだ。禰󠄀豆子が矢琶羽の矢印を止めなければ窮地は脱せない。

禰󠄀豆子は矢琶羽に強力な回転蹴りをお見舞いし、矢印の術が解けた。

水の呼吸、参ノ型・流流舞い!!

炭治郎は次々と毱を斬り、朱紗丸の六本の腕をも切り落とした。

珠世が二人の鬼は、おそらく鬼舞辻に近い鬼だと言った。

「では必ず、この二人から血をとってみせます!!」

炭治郎が戦っている間、愈史郎は珠世にこう言った。

「珠世様!!あいつらを囮にして逃げましょう!!」

珠世は愈史郎のあまりの一言に言葉が出なかった。愈史郎は間髪入れずに、言った。

「冗談です!!」

矢琶羽と炭治郎の闘い

闘う相手を入れ替えた。

「血を取る‼︎ 必ず採ってみせる‼︎」

炭治郎は矢琶羽に隙の糸を見つけ、斬り込もうとした。だが、矢琶羽が手の平の目を閉じると隙の糸が切れてしまう。

炭治郎の立っていた地面に矢印が現れ、炭治郎の攻撃は矢琶羽に届かず、引き離されるように木に体を打ち付けてしまう。

矢琶羽の矢印は手の平の目が閉じると発動し、矢印の方向へ引っ張られる。

手の平の目が瞬きするたび、色々な方向へ引きつけられて体をあちこちに打ち付けられる。

「痛い!いやこれは…かなり痛い!!」

体は屋敷よりも遥か高くに飛ばされ、矢印がなくなった体は地面へ落ちて行く。

窮地を捌ノ型・滝壷を地面に斬り込んで衝撃を和らげてしのいだ。

朱紗丸と禰豆子の闘い

その頃、朱紗丸と対決していた禰󠄀豆子は鞠を蹴ってしまい、足が吹っ飛ぶ。そして、倒れた禰󠄀豆子を朱紗丸が蹴り、屋敷の中まで吹っ飛ばされた。

珠世はすぐに禰󠄀豆子の治療を始めた。だが、禰󠄀豆子は血がすぐに止まらず、回復が遅い。禰󠄀豆子は治療をしてくれる珠世に亡き母の姿を重ねていた。

炭治郎は矢琶羽との闘いに苦戦している。隙の糸が見えても簡単には斬れない。

「そしてちょっと申し訳ないけど手の目玉気持ち悪いな!!申し訳ないけど!!」

炭治郎は技を応用するようになっていた。陸ノ型で巻き取り、参ノ型の足運びを使った。

「ねじれ‼︎巻きとれ‼︎」

弐ノ型・改・横水車!

アニメ 第10話「ずっと一緒にいる」あらすじ/ストーリー

相討ち…

炭治郎は弐ノ型・改・横水車で矢琶羽の頸を切り落とした。

矢琶羽の頸が地面に落ちて炭治郎を道づれにした。全方向の矢印で炭治郎に攻撃した。しまった!相討ちだ!

炭治郎は次々に水の呼吸の技を出してしのいだ。矢琶羽が消滅してようやく血鬼術が解けた。だが、炭治郎はあばらと足が折れている。疲労で刀が握れない。

鬼はまだいる。すぐ行く。無事でいてくれ…。

朱紗丸が六つの腕で毬を高速について、辺り一面に土埃を舞った。愈史郎を毬が襲い掛かったところで、禰豆子が飛び出した。禰󠄀豆子には愈史郎が一番下の兄弟の六太が泣いている見えた。

珠世の使った薬は鬼専用の回復薬で、体を強化する力はない。禰󠄀豆子は自身の力で急速に強くなっていった。

鱗滝左近次の推測では、禰豆子は寝ることで体力を回復しているという。肉食、草食で言うなら、草食な感じだが、この場面では肉食的な回復力を見せる。やはり、鬼舞辻の血の量が多かったのか?

白日の魔香と呪いの発動

相手が全力で潰しに来られたらひとたまりもない。珠世が禰󠄀豆子を守るように鬼の前に立ちふさがった。

そして、朱紗丸に尋ねた。鬼舞辻の正体を知っているのかと…。朱紗丸の顔色はみるみる変わり、急に怯えはじめた。珠世は続ける。あの男はただの臆病者で、いつも何かに怯えている。

「鬼が群れることができない理由を知っていますか?鬼が共喰いする理由を?鬼たちが束になって自分を襲ってくるのを防ぐためです。そのように操作されているのです。あなた方は。」

「黙れー!黙れ黙れ!!あのお方はそんな小者ではない!!」

この会話の間に愈史郎は珠世が術を使っていることに気がついた。

「あの方の能力は凄まじいのじゃ、誰よりも強い!鬼舞辻様は…」

朱紗丸は恐怖で顔が強張り、口を抑えた。

「その名を口にしましたね。呪いが発動する…」

珠世が放った術は「白日の魔香」。虚偽を述べたり、秘密を守ることが不可能となる。

「可哀想ですが…さようなら」

朱紗丸の顔や体はみるみる変色していき、口や腹から太く大きな腕が体から飛び出した。体の内側から飛び出た腕は、朱紗丸の頭を掴み、そのまま頭を潰した…。

体から飛び出しだ腕は朱紗丸の体をバラバラにひきちぎった。残ったのは、目玉と腕だけ。

「間も無く死にます。これが呪いです。体内に残留する鬼舞辻の細胞に、肉体を破壊されること。基本的に鬼同士の戦いは不毛です。意味がない。致命傷を与えることができませんから。陽光と鬼殺の剣士の刀以外は。ただ、鬼舞辻だけは鬼の細胞の破壊ができるようです。」

【謎解き】鬼舞辻だけが鬼の細胞の破壊ができる。呪いが外れることによって、鬼舞辻の名を言っても、破壊されない。

十二鬼月の特徴

「この方は十二鬼月ではありません」

「弱すぎる」

珠世は十二鬼月は眼球に数字が刻まれているが朱紗丸にはない。矢琶羽も恐らく十二鬼月ではない。

珠世は朱紗丸の手から注射器で血液をとった。

「毬…まり…」

炭治郎はボロボロになった体で立ち上がり、毬を朱紗丸のそばへ置いた。

「毱だよ」

炭治郎は、優しく朱紗丸にそう話しかけました。

「あそぼ…あそぼ…」

(小さい子どもみたいだ。たくさん人を殺しているだろうに…。)

夜が明けて陽が差し込んだ。朱紗丸の体は完全に消滅した。

(十二鬼月とおだてられ、騙され、戦わされ、そして鬼舞辻の呪いで殺された。救いがない…。死んだ後は骨すら残らず消える。人の命を奪った報いなのか…。)

(鬼舞辻、あの男は自分を慕う者にすらこの仕打ち。本物の鬼だ!)

屋敷の地下

炭治郎が屋敷に入った。地下から声が聞こえてきた。

地下に降りると、禰󠄀豆子が炭治郎に駆け寄り、無事を確認し合った。禰󠄀豆子は炭治郎を抱きしめた後、急いで珠世に駆け寄り、ぎゅっと珠世を抱きしめました。

炭治郎は、禰󠄀豆子が珠世と愈史郎のことを、家族の誰かと思っていると言った。禰豆子は二人を人間だと判断して守ろうとしていた。

珠世が泣いた。ありがとう、禰󠄀豆子さん、ありがとう。

珠世さんは禰󠄀豆子のことを優しく抱きしめます。

そんな珠世の姿を見て、愈史郎は自分が鬼になった時のことを思い出した。

病床に伏せる愈史郎。

あなたは、それでも生きたいと思いますか?本当に?人でなくなっても生きたいと?このまま、病であなたは命を落とすでしょう。ですが、人でなくなるのは…つらく悲しい。それでも、あなたは生きたいと?…

コミックでは軽く描かれている程度だが、深掘りすることで人物造形に厚みが出ている。

珠世は、鬼舞辻に近づきすぎたのでこの土地を去ると言った。それに、うまく隠しているつもりでも医者として人と関わりを持てば鬼だと気づかれる時がある。特に子供や年配の方は鋭い。

そして珠世は禰󠄀豆子を預かろうかと提案した。だが、禰󠄀豆子は炭治郎の手をしっかり握った。炭治郎も禰󠄀豆子の手を握り返し覚悟を決めた。

「でも、俺たちは一緒に行きます、離れ離れにはなりません。もう、二度と!」

炭治郎と禰󠄀豆子は旅へ出る準備をしようと駆け出した。そんな炭治郎に愈史郎はそっぽを向いたまま声をかけた。

「お前の妹は、…美人だよ」

新たなる指令、次は南南東

鎹鴉の指令が来た。次は南南東!

向かっている途中で、汚い高音で結婚を懇願する金髪の少年に出会った。

「頼むよー!!頼む頼む頼む!!結婚してくれ~~~!!」

道の真ん中で少年は女の子にしがみついている。

「いつ死ぬかわからないんだ俺は!!だから結婚してほしいというわけで!!頼む頼むよォーッ」

「何なんだ…一体」

【謎】そう…最大の謎。それは、鬼化した禰豆子が、なぜ喋れなくなったのか?である。他の鬼は鬼化しても、普通に喋れているのに、何故だ?

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