感想/コメント
★★★★★★★☆☆☆
物語が動き始める。主要な登場人物の立ち位置が明確になり、新たな登場人物が色を添える。
新たな登場人物の中で重要なのが、ブライエニーだろう。ブライエニー演じるグェンドリン・クリスティーはゲーム・オブ・スローンズの登場人物の中ではまり役の一人である。
それと、マージェリー・タイレル。シーズン6まで、重要な役どころとなる。
新たな登場人物の中で異彩を放つのがジャクェン・フ=ガー。ニヒルな中にハードボイルドなカッコよさを持つ人物である。シリーズが進むにつれ、この人物の凄味が出てくるのだが、後になればなるほど、なぜ捕まった状態で登場するのか理解に苦しむことになる。
そして、ここからシオン・グレイジョイが最低の人間の道を突き進むことになる。ベイロン・グレイジョイは北部侵略の計画を練り、シオンは苦悩しながら父に従うが、ええかっこしいというのが、どんだけ迷惑なのかが良く分かる人物造形になっている。
鉄の決意
キングズランディング
ティリオンはシェイを厨房のメイドにしてサーセイから隠そうとするが、シェイは従おうとしない。
シェイがどれだけ自分の立場が危ういのかを知らないためだが、のちのシリーズを見ると、わざとそうしているのかもしれない。シェイはサンサの侍女として仕えることになる。
一方、ティリオンは、自分の置かれている状況を把握するため策を弄する。
ティリオンは、グランド・メイスターのパイセルとヴァリスとピーター・ベイリッシュに異なる話をする。
グランド・メイスターのパイセルには、マーテル家との同盟のために、ミアセラとマーテル家の末息子トリスタンを結婚させる話。
ヴァリスには、グレイジョイ家との同盟のためにミアセラとシオン・グレイジョイを結婚させる話。
ピーター・ベイリッシュには、アリン家との同盟のためにミアセラとロビン・アリンを結婚させる話。
3人には秘密を守るよう言い、サーセイには絶対に秘密にするように言う。
だが、サーセイが、ミアセラをドーンのマーテル家に送る話についてティリオンを責めたため、パイセルがサーセイにつながっていることが判明する。ティリオンはすぐさまパイセルを逮捕させて牢に送った。
パイセルは、サーセイに、ジョン・アリンがサーセイとジェイミーの近親相姦の件を知っていたことを話したと自白した。
ベイリッシュは騙されたことを知ってティリオンに詰めよる。だが、ストームランドでキャトリンに会ってジェイミー解放を説得する任務を与えられる。
壁の向こう側 クラスターの砦
クラスターが覗き見をしていたジョン・スノウを連れてもどり、ナイツ・ウォッチに出て行くように告げた。
ジオー・モーモントは、ジョン・スノウに、クラスターが息子たちを犠牲に捧げていることを知っていたと認めた。黙認していたのは、クラスターがナイツ・ウォッチに必要だったからだ。
その頃、ウィンターフェルではブランがダイアウルフのサマーになって駆け回る夢を見ていた。
やがてそれは夢でなくなり、人に限らず動物も含む他者の意識に入り込み、他者を操ることができる能力の開花とつながっていく。
ブランの特殊能力だが、このことと三つ目の烏が密接に関係していことになる。
ストームランド
レンリー・バラシオンは自ら戴冠し、王を名乗った。王の横には新妻のマージェリー・タイレルがいる。
二人は、武術試合を見ていた。でマージェリーの兄「花の騎士」ロラス・タイレルとタースのブライエニーの戦いだ。
ブライエニーが勝ち、勝った褒美として王の盾になりたいと申し出る。レンリーはそれを認め、ブライエニーはレンリーに忠誠を誓うことになる。その時、ちょうどキャトリン・スタークが到着した。
レンリーは男色だ。マージェリーはそのことを知っているが、王の子供を授かることで、権力が強まることを話した。そして、子作りのためであれば、兄・ロラスも交えての関係も示唆する。
鉄諸島
ベイロン・グレイジョイは、手薄になっている北部への侵略計画を練る。
シオンはスターク家との同盟を支持を訴えるが、ベイロンはシオンをスターク家に飼いならされたと見下す。グレイジョイ家の標語は「われら種を播かず」だ。
シオンはスターク家かグレイジョイ家かの選択を迫られた。シオンは父に従うことを決め、忠誠心を示すため、溺神の名のもとの洗礼の儀式を受ける。
アリアの一行
ヨーレンは、自分がナイツ・ウォッチになったいきさつをアリアに話しているときに戦の角笛が鳴らされ、ラニスター家の旗主エイモリー・ローチがヨーレンにジェンドリーを引き渡すよう要求してきた。ヨーレンが拒否すると戦闘が始まりヨーレンと仲間は殺された。
戦いの最中、ジャクェン・フ=ガーと二人の囚人が檻の中で焼死しそうになったので、アリアは斧をわたして三人の命を救った。
ジャクェン・フ=ガーを助けたことにより、アリアはこの後、数奇な運命を辿っていくことになる。
ローチは生存者をハレンの巨城に連れていくよう命じた。アリアの仲間で、怪我をしたロミーは歩けないと言ったため、殺された。
ローチはアリアらにジェンドリーが誰なのかを指すよう迫るが、アリアは死んだロミーがジェンドリーだったと言って騙した。
光と影
ダークファンタジーらしさがある回。
ロブ・スタークの出会い
ロブ・スタークがラニスター軍を破った。
ロブは捕虜をどう扱うかをルース・ボルトンと話し合った。ボルトンは捕虜を拷問した後に殺すことを進言したが、ロブは丁重に扱うことにした。サンサやアリアら妹たちはキングズランディングで捕虜になっている。軽率なことはできなかった。
ボルトン家は、残虐な嗜好を持ち合わせた家系で、ルース・ボルトンも十分常軌を逸しているのだが、輪をかけて残虐なのが落とし子のラムジー・スノウである。ジョフリーがシリーズ前半の嫌われ者だとすると、シリーズ最悪で最も嫌われているのがラムジー・スノウだろう。
ロブは、戦場で負傷者の手当てをするタリサ・マイギアと出会った。タリサは敵味方関係なく手当てをしていた。タリサの勇気はロブに強い印象を与えた。運命の出会いというやつである。だが、これが複雑な事態を巻き起こし、悲劇を生み出すことになる。
ジョフリー・バラシオン 本性の目覚め
ジョフリーの残忍な本性がむき出しになり始めた。
ロブ・スタークの勝利の知らせを聞き、サー・マーリン・トラントに人前でサンサを叩かせた。ティリオンとブロンが事をおさめる。
ブロンが女性をあてがえばいいのではないかと言った。そこで、ティリオンは娼婦のロスとデイジーを手配した。だが、ジョフリーは二人を残忍に扱った。
ランセル・ラニスターがティリオンを訪ね、サーセイがグランド・メイスター・パイセルの釈放を命じたと知らせた。
ティリオンは、ランセルとサーセイの肉体関係を知っていると脅し、サーセイのスパイをするよう強要した。そうでなければ、ジョフリーに伝えると脅した。
ランセル・ラニスターは、いわば道化なのだが、これがシーズン5に大きく変貌を遂げて現れる。
アリア・スタークとタイウィン・ラニスター
アリア、ジェンドリー、ホットパイは捕えられて、ラハレンの巨城に連れてこられた。城はグレガー・マウンテン・クレゲインの指揮下にあり、捕虜を拷問しては、兄弟団の情報を聞き出そうとしている。
ジェンドリーが拷問される番になったが、ちょうどタイウィン・ラニスターが到着して拷問を止めさせた。アリアが自分の剣「ニードル」を見つめているところをポリヴァーが見つけて奪い取った。
タイウィンがアリアを女の子だと気づき、酌取りにした。この後しばらく、アリアはタイウィンの酌取りをすることになるのだが、微妙な関係である。タイウィンは、そうとは知らないので、アリアが一方的に複雑な気持ちになるのだが、タイウィンの真の姿を垣間見ることにより、心に迷いが生じるようになるのが興味深い。
クァース
デナーリス・ターガリエンは、斥候の一人コヴァッロから、近くの都市クァースが歓迎していると聞く。城壁を境に、繁栄と虚無とが交錯する場所である。
ジョラー・モーモントは、クァースの周りは骨の庭と呼ばれる砂漠だと言った。クァースに入れなかった者たちが多く死んだ所だった。
デナーリスはクァースに向かう決心をした。着くと市の指導者である十三人組が出迎えた。
十三人のうちの一人、香辛料の王が代表して話した。デナーリスのドラゴンを見ることができれば食事と宿を与えると言った。本当にドラゴンがいるのかを信じていないから、見せろということだった。
だが、デナーリスはドラゴンは見世物ではないと、先に世話を受けることを条件とした。すると、十三人組はクァースに入ることを拒否した。その仕打ちにデナーリスはクァースに復讐を誓った。
十三人組の一人、ザロ・ゾアン・ダクソスが進み出て血の誓いをたて、デナーリスらをクァースに入れた。
闇の者
ピーター・ベイリッシュがストームランドに到着した。
さっそくレンリー・バラシオンと話し合い、次にはマージェリー・タイレルと会って、結婚生活や、レンリーと兄ロラス・タイレルの関係を詮索した。
そして、キャトリンと会ったが、キャトリンはピーター・ベイリッシュの顔を見るなり激怒した。それをなだめ、ピーター・ベイリッシュは、ラニスター家がサンサとアリアをジェイミーと交換したがっていると言った。その証として、エダードの遺体の一部を渡した。キャトリンはそれを見て、悲しみに暮れた。
日にちが変わり、レンリー・バラシオンとキャトリンは、スタニス・バラシオンとメリサンドルに会った。スタニスは、レンリーを自身の後継者とする代わりに降伏する機会を与えるが、レンリーは拒否した。スタニスは夜明けまでに考え直さないと滅ぼすとレンリーを脅した。
その夜、スタニスはダヴォス・シーワースに命じて、密かにメリサンドルを岸まで船で運ばせた。二人は洞窟に入り、メリサンドルは何者かを産み落とした。ダヴォス・シーワースは恐怖におののいた。
各シーズン紹介
シーズン1
- 第1話「冬来たる」、第2話「王の道」
- 第3話 「冥夜の守人」、第4話 「壊れたものたち」
- 第5話 「狼と獅子」、第6話 「黄金の冠」
- 第7話 「勝つか死ぬか」、第8話 「進軍」
- 第9話 「ベイラー大聖堂」、第10話 「炎と血」
シーズン2
- 第1話「王の乱立」、第2話「粛清」
- 第3話 「鉄の決意」、第4話 「光と影」
- 第5話 「ハレンの巨城」、第6話 「古今の神々」
- 第7話 「義なき男」、第8話 「決戦前夜」
- 第9話 「ブラックウォーターの戦い」、第10話 「勝者」
シーズン3
- 第1話「新たな時代」、第2話「三つ目の鴉」
- 第3話 「処罰の道」、第4話 「穢れなき軍団」
- 第5話 「炎の口づけ」、第6話 「登壁」
- 第7話 「女剣士と熊」、第8話 「次子-セカンドサンズ-」
- 第9話 「キャスタミアの雨」、第10話 「次なる戦いへ」
シーズン4
- 第1話「二本の剣」、第2話「獅子と薔薇」
- 第3話 「奴隷解放者」、第4話 「誓約を果たすもの」
- 第5話 「新王誕生」、第6話 「裁判」
- 第7話 「月の扉」、第8話 「山と毒蛇」
- 第9話 「黒の城の死闘」、第10話 「世継ぎたち」
シーズン5
- 第1話「新たな戦いの幕開け」、第2話「黒と白の館」
- 第3話 「雀聖下」、第4話 「ハーピーの息子たち」
- 第5話 「壁の決断」、第6話 「父の仇」
- 第7話 「贈り物」、第8話 「堅牢な家」
- 第9話 「竜の舞踏」、第10話 「慈母の慈悲」
シーズン6
- 第1話「紅の女」、第2話「故郷」
- 第3話 「背任者」、第4話 「異客の書」
- 第5話 「扉」、第6話 「血盟の血」
- 第7話 「砕かれし者」、第8話 「誰でもない者」
- 第9話 「落とし子の戦い」、第10話 「冬の狂風」
シーズン7
- 第1話「ドラゴンストーン」、第2話「嵐の申し子」
- 第3話 「女王の正義」、第4話 「戦利品」
- 第5話 「イーストウォッチ」、第6話 「壁の向こう」
- 第7話 「竜と狼」
情報(題名・監督・俳優など)
監督:ティモシー・ヴァン・パタン、ブライアン・カーク、ダニエル・ミナハン、アラン・テイラー
原作:ジョージ・R・R・マーティン
シーズン2主要人物
スターク家
- ロブ・スターク / リチャード・マッデン (スターク家の長男。「北の王」)
- タリサ・マイギア / ウーナ・チャップリン (ロブ・スタークの妻。ヴォランティス出身の治療者。)
- サンサ・スターク / ソフィー・ターナー (スターク家の長女)
- アリア・スターク / メイジー・ウィリアムズ (スターク家の次女)
- ジェンドリー / ジョー・デンプシー (アリア・スタークの友。ロバート王の落とし子。)
- ホット・パイ / ベン・ホーキー (アリア・スタークの道連れ。パン屋の息子。)
- ブラン・スターク / アイザック・ヘンプステッド=ライト (スターク家の次男。転落事故で下半身不随。)
- オシャ / ナタリア・テナ (スターク家の召使。元「野人」。)
- ホーダー / クリスチャン・ナイアン (スターク家の召使。)
- リコン・スターク / アート・パーキンソン (スターク家の末息子)
- キャトリン・タリー / ミシェル・フェアリー (エダード・スタークの妻。タリー家出身)
- ブライエニー / グェンドリン・クリスティー (女性騎士、タース島領主の娘)
- ジョン・スノウ / キット・ハリントン (エダードの落とし子、「ナイツウォッチ」)
- リカード・カースターク / ジョン・スタル (スターク家の旗主カースターク家の長)
- グレイウィンド / (ロブのダイアウルフ)
- サマー / (ブランのダイアウルフ)
- シャギードッグ / (リコンのダイアウルフ)
- ゴースト / (ジョン・スノウのダイアウルフ)
- メイスター・ルーウィン / ドナルド・サンプター (スターク家に仕えるメイスター)
- ロドリック・カッセル / ロン・ドナキー (スターク家の武術師範)
ボルトン家
- ルース・ボルトン / マイケル・マケルハットン (スターク家の旗主でドレッドフォート公)
グレイジョイ家
- ベイロン・グレイジョイ / パトリック・マラハイド (グレイジョイ家当主。「鉄諸島」)
- ヤーラ・グレイジョイ / ジェンマ・ウィーラン (シオンの姉。「鉄諸島」。)
- シオン・グレイジョイ / アルフィー・アレン (グレイジョイ家の世継ぎ、スターク家の里子。「鉄諸島」)
- ダグマー / ラルフ・イネソン (シオン・グレイジョイを助ける鉄諸島人)
ラニスター家
- タイウィン・ラニスター / チャールズ・ダンス (ラニスター家の当主、サーセイらの父)
- サーセイ・ラニスター / レナ・ヘディ (ロバート王の妃、ジェイミーと双子)
- ジェイミー・ラニスター / ニコライ・コスター=ワルドー (「王の盾」の騎士、サーセイと双子)
- ティリオン・ラニスター / ピーター・ディンクレイジ (サーセイとジェイミーの弟。小人。)
- ランセル・ラニスター / ユージーン・サイモン (ケヴァンの息子でサーセイらの従兄弟)
- アルトン・ラニスター / カール・デイヴィース (ジェイミーの従弟)
- ブロン / ジェローム・フリン (ティリオンの友人。傭兵。)
- サンダー・クレゲイン / ロリー・マッキャン (ラニスター家の家臣「ハウンド」。グレガーの弟)
- グレガー・クレゲイン / イアン・ホワイト (ラニスター家の家臣 「マウンテン」。サンダーの兄)
- シェイ / シベル・ケキリ (ティリオンの愛人。エッソス出身の娼婦。)
- ポドリック・ペイン / ダニエル・ポートマン (ティリオンの従者)
- エイモリー・ローチ / フィンタン・マッキィーオン (ラニスター家の家臣)
- イリーン・ペイン / ウィルコ・ジョンソン (口のきけない首斬り役人)
- ケヴァン・ラニスター / イアン・ゲルダー (西部の領主タイウィン・ラニスターの弟)
- ポリヴァー / アンディ・ケリガー (ロミーを殺したラニスター家の家来)
- マーリン・トラント / イアン・ビーティー (「王の盾」の騎士)
- マンドン・ムーア / ジェームス・ドラン (「王の盾」の騎士。ティリオンを襲う)
タイレル家
- マージェリー・タイレル / ナタリー・ドーマー (タイレル家の長女。レンリー、ジョフリー、トメンの未亡人。)
- ロラス・タイレル / フィン・ジョーンズ (マージェリーの兄。「花の騎士」)
バラシオン家
- ジョフリー・バラシオン / ジャック・グリーソン (王。ロバート王とサーセイの長男。)
- トメン・バラシオン / カラム・ワリー (王。ジョフリーとミアセラの弟。)
- ミアセラ・バラシオン / エイミー・リチャードソン (ジョフリーの妹、トメンの姉)
- スタニス・バラシオン / スティーヴン・ディレイン (ロバート王の弟、レンリーの兄)
- ダヴォス・シーワース / リアム・カニンガム (スタニスの家臣。元密輸業者。「玉葱の騎士」)
- マットス・シーワース / カー・ローガン (ダヴォス・シーワースの息子)
- メリサンドル / カリス・ファン・ハウテン (「光の王」の女祭司、スタニスに仕える)
- サラドール・サーン / ルシアン・ムサマティ (海賊。スタニスに味方する。)
- セリース・フロレント / タラ・フィッツジェラルド (スタニスの妻。フロレント家の出身)
- レンリー・バラシオン / ゲシン・アンソニー (ロバート王の末弟)
ターリー家
- サムウェル・ターリー / ジョン・ブラッドリー (「ナイツウォッチ」。ジョン・スノウの太った友人)
ターガリエン家
- デナーリス・ターガリエン / エミリア・クラーク (ターガリエン家の王女。ヴィセーリスの妹)
- ヴィセーリオン / (デナーリスのドラゴン)
- ドロゴン / (デナーリスの最大のドラゴン)
- レイガル / (デナーリスのドラゴン)
- ジョラー・モーモント / イアン・グレン (ジオーの息子、デナーリスの家臣)
- イリ / アムリタ・アチャリア (デナーリスの世話をする奴隷)
- ドリア / ロクサーヌ・マッキー (デナーリスの侍女)
- 香辛料の王 / ニコラス・ブレイン (クァースの実力者)
- ザロ・ゾアン・ダクソス / ノンソー・アノジー (クァースの豪商で「十三人組」のひとり)
- パイアット・プリー / イアン・ハンモア (クァースの黒魔導師で「十三人組」の一人)
ナイツウォッチ
- ジオー・モーモント / ジェームズ・コスモ (「ナイツウォッチ」の総帥。ジョラーの父)
- ジャノス・スリント / ドミニク・カーター (「王都の守人」総帥。後に「ナイツウォッチ」)
- グレン / マーク・スタンリー (「ナイツウォッチ」、ジョンの友)
- エディソン・トレット / ベン・クロンプトン (ドロラス・エッド、「ナイツウォッチ」の雑士)
- クォーリン / サイモン・アームストロング (「ナイツウォッチ」の哨士。二本指のクォーリン)
- ドロラス・エッド / ベン・クロンプトン (エディソン・トレット、「ナイツウォッチ」の雑士)
- ヨーレン / フランシス・マギー (「ナイツウォッチ」の新兵募集係)
野人
- イグリット / ローズ・レスリー (「野人」の女戦士、弓の名手)
- 鎧骨公 / エドワード・ドリアーニ (「野人」の戦頭で骨の鎧を着る)
- クラスター / ロバート・パフ (娘を妻とし大家族を率いる「野人」)
- ジリ / ハンナ・マリー (クラスターの娘であり妻の一人)
ドスラク人
- カール・ドロゴ / ジェイソン・モモア (ドスラク人の族長でデナーリスの夫)
- ラカーロ / エリス・ガベル (デナーリスに仕えるドスラク人)
壁
- バイター / ジェラード・ジョーダン (「壁」に連れて行かれる囚人、)
- ロージ / アンディ・ベックウィズ (「壁」に連れて行かれる囚人)
小評議会
- ピーター・ベイリッシュ / エイダン・ギレン (蔵相、小貴族の出、”リトルフィンガー”)
- ロス / エスメ・ビアンコ (ベイリッシュのスパイの娼婦)
- ヴァリス / コンリース・ヒル (スパイの元締めの宦官)
- パイセル / ジュリアン・グローヴァー (王に仕えるグランド・メイスター)
顔のない男たち
- ジャクェン・フ=ガー / トム・ヴラシア (ブレーヴォス出身の刺客)
その他
- クェイス / ローラ・プラデルスカ (木の仮面をつけた女予言者)
- ドントス・ホラード / トニー・ウェイ (道化の身分に落とされた騎士)