映画「オブリビオン」(2013年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

SF映画,IF戦記,スチームパンク,レトロフューチャー
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感想/コメント

★★★★★★★☆☆☆

Oblivionとは「忘却」を意味するが、忘れてしまっている状態と言い換えた方がよい。

なぜOblivionなのかは、映画を見ればすぐにわかることであるが、主人公のジャックが5年以上前の記憶を抹消されていること、それにもかかわらず、遠い昔の記憶の様なものを夢で見ることがあるからである。

監督は「トロン:レガシー」のジョセフ・コシンスキー。監督自身のグラフィック・ノベルを映画化している。

映像がとてもきれいな映画で、映像のリアリティにこだわっている。たとえば、ジャックが傍らに花の苗を置き、高い断崖から風景を眺めるシーンはCGではなく、実写である。シーンはアイスランドで撮っている。

また、きれいなのは昼間のシーンが多いためであるかもしれない。監督も語っているが、SFはなぜか夜のシーンが多い。そこをあえて昼のシーンを多くすることできれいな映像が実現したといえるだろう。

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

2077年。

人類はエイリアン「スカヴ」との戦いに勝ったものの、代償として放射能に汚染された大地が残り、住み続けることができなくなった。人類は地球を捨てて、木星の衛星タイタンへと移住していた。

戦いから60年。人のいなくなった地球では、ドローンと呼ばれる無人偵察機による監視が続けられていた。

ジャックとヴィクトリアの二人はスカヴからタイタン移住に必要な吸水プラントを破壊を守る任務についている。

二人の任務が終わるのはあと2週間。任務が終了すれば、二人ともタイタンへ向かえる。

タイタンへの希望に胸をふくらませるヴィクトリアに対して、ジャックの本年は違っていた。地球に居続けたかった。

ある日、宇宙船が墜落してきた。ジャックが捜索をすると、大破した宇宙船からは、5つのカプセルが転がり出てきた。

しかも、宇宙船はスカヴとの戦いの前のものだ。ジャックは生存者を救助しようとするが、「ドローン」は次々とカプセルを攻撃してしまう。

唯一守れたカプセルには女が眠っていた。彼女は目を覚ますと、会ったことのないはずのジャックの名前を口にする。

女はジュリアと名乗った。

ジャックは誰もいないはずの地球で、ビーチと名乗る男に拘束される。そして、「スカブ」の正体が、人間であることを知らされる。

ジャックは、ジュリアから「私はあなたの妻だった」という告白を聞いて、60年前の記憶を思い出す。そう、ジャックは60年前、ジュリアにプロポーズしたのだった。

真実を知ったジャックは、管理室に戻るが、ドローンにヴィクトリアが殺害されてしまう。ジャックとジュリアも追われ、放射能汚染区域に逃げ込む。

だが、あろうことか、そこにはジャックと瓜二つの男がいた。ヴィクトリアと瓜二つの人間もだ。ジャックとヴィクトリアは、クローンで作られた人間だったのだ。

ビーチが語る60年間とは、ジャックにとって衝撃的だった。

60年前、突如やってきた「テット」が月を破壊した。ジャック、ヴィクトリアらは、侵入者にさらわれ、クローンを作られ、監視・人類の抹殺に利用されて来たのだった。

ジャックたちのクローンが何組も地上監視をしている。

真実を知ったジャックはビーチたちに協力することにした。ドローンをテットに送り込み、内部から破壊するのだ。

だが、ビーチたちが隠れていた基地にドローンが侵入してきた。そして、送り込むはずのドローンが破壊され、ビーチも重症を負ってしまう。

ジャックは自らテットに向かうことを決める。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

Oblivion

監督:ジョセフ・コシンスキー
原作:ジョセフ・コシンスキー
脚本:カール・ガイダシェク、マイケル・デブライン
音楽:M83

出演:
ジャック・ハーパー/トム・クルーズ
ビーチ/モーガン・フリーマン
ジュリア/オルガ・キュリレンコ
ヴィクトリア/アンドレア・ライズブロー
サイクス軍曹/ニコライ・コスター=ワルドー
サリー/メリッサ・レオ

映画 人類がいなくなってからの世界という設定は多くのSF映画で使われるモチーフ。

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