映画「少林寺」(1982年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

アクション映画
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感想/コメント

★★★★★★☆☆☆☆
ジェット・リーの映画デビュー作。ジェット・リーがリー・リンチェイ(李連杰)名の時代である。

ジェット・リーは中国全国武術大会で総合優勝を5回も果たし、「中国の至宝」と称せられる。

この映画は16歳の時から撮影が始まり、18歳の時のアクションが満載となっている。最初の頃の画面に映るジェット・リーの胸板の厚さと、途中での胸板の厚さが違うのはそういうことである。

本物の武術家を何人も起用しているのも見所の一つである。

カンフーが見所ではあり、逆にストーリーはある意味どうでもいい面がある。これはジェット・リーをはじめとする、武術形のカンフーアクションを見るための映画である。

ワイヤーをほとんど使ってないと思われる、生の演技には迫力がある。

少林寺は3部作として、本作の「少林寺」に続いて「少林寺2」阿羅漢」が上映されている。

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

隋の末期、もしくは、唐の創建期。

というから、古代中国とするか中世中国とするかで意見が分かれるが、日本で隋といえば遣隋使が思い出され、推古天皇の飛鳥時代というから、相当古く感じる。

崇山の麓にある少林寺に一人の少年・小虎が半死半生で転がりこんできた。

このころ、中国では王将軍と李将軍が激しく対立していた。小虎は王将軍によって父を殺され、命からがら逃げてきたのだ。

実際に、少林寺は唐の建国時に僧兵を出していたようである。

ここで登場する王将軍とは、洛陽を本拠とした王世充の鄭国政権であり、李将軍とは、唐の李世民(後の太宗)である。

映画が舞台としているのは、まさにこの両者の抗争期であり、映画にも両者を登場させている。

小虎は少林僧たちの手厚い看護で元気を取り戻し、曇宗和尚に拳法の教えを願い出る。

小虎は決意をし、修業僧として仏門に入った。

だが、毎日習うのは初歩的な型ばかりで、このままでは父の敵である王将軍への復讐ができない。

小虎は寺をとび出して王将軍を一人で襲う。

この後、再び少林寺に戻って本格的な修行を行う。その過程は、ジェット・リーの様々なカンフーの演舞で堪能できる。それにしても、動きが速い!

小虎は王将軍に追われていた一人の男を救った。男は王将軍と敵対する李将軍だった。

この中で窮地に追いつめられて王将軍の軍勢に一人で立ち向かう羽目になる小虎であるが、そこに曇宗と11人の少林拳士がかけつけて、大立ち回りを演じる。このシーンも圧巻のカンフーアクションが見られる。

少林寺の危機が訪れる。

李将軍の追跡をあきらめない王将軍は、李将軍逃亡の手助けをしたとして少林寺の管長を火あぶりの刑に処し、寺を焼き払うことを命じた。

寺の中で繰り広げられる王将軍と少林寺の拳士たちの息詰まる戦い。次第に劣勢になっていくのは少林寺側。果たして、どうなるのか。

映画情報(題名・監督・俳優など)

ShaolinTemple

少林寺
(1982年)

監督: チャン・シン・イェン
製作: リュー・イェユエン
脚本: シー・ホウ、ルー・シャウ・チャン
撮影: チャウ・パク・リン
音楽: フアン・リー・ピン

出演:
小虎 / ジェット・リー(リー・リンチェイ)
曇宗和尚 / ユエ・ハイ
少林拳士の一人 / フー・チェンチャン
師父の娘 / ティン・ナン
王将軍 / ユエ・チェンウェイ

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