映画「大脱走」(1963年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)(おすすめ映画)

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感想/コメント

第二次大戦中、脱出絶対不可能とうたわれたドイツの捕虜収容所から、250名の連合軍捕虜が大量脱走したという実話の映画化。

原作は当時英空軍スピットファイヤー・パイロットで、実際にこの大仕事に参加していたポール・ブリックヒル。

1950年に出版された著書”ザ・グレート・エスケープ”は超ベスト・セラーになった。

第二次大戦中をテーマにした映画だが、戦闘場面はほとんどない。

巧妙な脱走のための準備、そして兵士達の人間模様が大きな柱である。

そして、娯楽映画であるにもかかわらず、生き延びること、収容所から脱出することにすべての情熱をささげ、決して挫けない、諦めないという姿勢が映画から伝わってくる。

拳を握りしめ、手に汗をかきながら、見入ってしまう作品である。

あっという間に時間の過ぎる映画である。

収容所にいる捕虜たちのその執念たるや、すさまじいものがある。何が彼らをそうさせるのか?

独房で黙々とキャッチボールを続ける独房王・ヒルツ(マックィーン)。

トンネル堀りの名人だが本当は閉所恐怖症というトンネルキング・ダニー(チャールズ・ブロンソン)。

他にも個性溢れる人物たちを、豪華キャストが演じている。

そして、苦労をした準備も完了し、綿密な作戦によって脱走を開始する。

実際に行われたとう収容所の建物の下からフェンスの外までトンネルを掘り進む作業。現在の映画では決して行われないような作業を行ったからこそ、リアリティのある場面が出来上がっている。

最後に、スティーブ・マックイーン扮するヒルツがオートバイで脱走する姿は、映画屈指の名シーンとして知られる。

メインテーマのエルマー・バーンスタイン作曲の『大脱走マーチ』 (The Great Escape March)。

監督は「荒野の七人」(1960)のジョン・スタージェス。

脱走、そして希望を感じる名映画

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

新たに作られたドイツの北部第3捕虜収容所。

ここに、札つきの脱走常習者・連合軍空軍将校たちが運び込まれた。

しかし早くも”心臓男”と異名をとったヒルツ(スティーブ・マックィーン)は鉄条網を調べ始め、ヘンドレー(ジェームズ・ガーナー)はベンチをトラックから盗み出す始末。

まもなく、ビッグXと呼ばれる空軍中隊長シリル(リチャード・アッテンボー)が入ると、大規模な脱走計画が立てられた。

まず、森へ抜ける数百フィートのトンネルが同時に掘り始められた。

それはトム・ディックハリーと名付けられた。

全員250名が逃げ出すという企みだ。

アメリカ独立記念日トムが発覚してつぶされた。

が、ほかの2本は掘り続けられた。

しかし、あいにくなことに掘り出し口が看取小屋の近くだったため、脱走計画は水泡に帰し、逃げのびたのはクニー(チャールズ・ブロンソン)と、彼の相手ウィリイだけであった。

激怒した収容所ルーゲル大佐が、脱走者50名を射殺したと威嚇した。

やがて、”勇ましい脱走者”の生存者を乗せたトラックが到着したとき、ゲシュタポの車が収容所の入口に止まり、ルーゲルは重大過失責任で逮捕された。

かくてドイツ軍撹乱という彼らの大使命は果たされたが、幾多の尊い生命が失われていった。

再び収容所に静けさが訪れたが、ヒルツやヘンドレイは相変わらず逃亡計画を練りあちらこちらでその調査が始まっていた。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

GreatEscape

大脱走
(1963)

監督:ジョン・スタージェス
原作:ポール・ブリックヒル
脚本:ジェームズ・クラヴェル/W・R・バーネット
音楽:エルマー・バーンスタイン

出演:
独房王・ヒルツ/スティーブ・マックイーン
調達屋・ヘンドリー/ジェームズ・ガーナー
ビッグX・バートレット/リチャード・アッテンボロー
製造屋・セジウィック/ジェームズ・コバーン
トンネルキング・ダニー/チャールズ・ブロンソン
偽造屋・コリン/ドナルド・プレザンス
砂処理屋・アシュレー/デイヴィッド・マッカラム
ルーガー所長/ハンネス・メッセマー
先任将校・ラムゼイ/ジェームズ・ドナルド
マクドナルド中尉/ゴードン・ジャクソン

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