このアルバム
基本的に3人組のMassive Attack。
制作は実質3D-Del Najaが行っている。残りの二人はラッパーとしての参加に近い。
Massive Attackは1作ごとに音が変化する。ある意味このジャンルの変化がそのまま現れているといってよい。
さて、本作はこのジャンルの初期の頃の音といってよい。レゲーとラップがミックスされて独特のサウンドに仕上がっている。
特にこの頃は、レゲーの影響の方が強くでている感じがある。さらに、プリティッシュ・ロック、ポップスの要素が盛り込まれているので、アメリカ系の音楽とはさらに一線を画する形になった。
Massive Attack独特の重いキックは少ないもものの、特徴となってくる曲調の重さは随所に見られる。
※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。
※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
曲目
Massive Attack
Blue Line
1991
Label : Wild Bunch
1 Safe from harm
2 One Love
3 Blue Lines
4 Be Thankful For What You’ve Got
5 Five Man Army
6 Unifinished Sympathy
7 Daydreaming
8 Lately
9 Hymn Of The Big Wheel
アルバムの評価
★★★★★★★★★☆
【評価の内訳】4.5
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】A=2
【曲の好み】Av.0.5
Aランク:-
Bランク:1曲目、3曲目、6曲目、7曲目、9曲目