Mandalay / Empsthyの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)

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このアルバム

いわゆるTrip Hop(ブリストル・サウンド)に該当するアルバム。

Massive AttackやPortishead等の代表的なアーティストに比べれば、暗さがあまり無く、ベースラインも軽いタッチになっているが、根本でのスタンスは同じである。

Mandalayはボーカルが、ささやくように歌っているのが特徴である。その分聞きやすい。こっちの系統の音楽が初めての人にとって、良いアルバムだと思う。

1曲目。トランペットが遠くで鳴っている。途中でストリングスが入り、ジャジーな雰囲気ではないのだが、この系統の音楽としては洒落た感じになっている。Chill Out/Loungeの両方に使える隠れた一曲。

10曲目は色んなチル・アウト・アルバムに収録されたオリジナル。チル・アウト・アルバムに収録されているバージョンはリミックスされ、ある意味派手になっている。

だが、リミックスのおかげで、チル・アウトのボーカルものとしては傑作に仕上がっている。オリジナルの方は、それに比べると地味である。

アコースティックな感じであり、リミックスにあるような壮大な印象は受けない。個人的な好みで言えば、やはりリミックスの方がよい。それでも、このアルバムで考えると、オリジナルはアルバムにうまくとけ込んでいる。

10曲目はSarah Brightmanが「Harem」でカヴァーしている。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
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曲目

Mandalay-Empathy
Mandalay
1998
Album title
“Empsthy”
Label : V2 Records

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1 This Life
2 Flowers Bloom
3 Insensible
4 Another
5 Enough Love
6 All My Sins
7 Opposites
8 This Time Last Year
9 Kissing The Day
10 Beautiful
11 About You

アルバムの評価

★★★★★★☆☆☆☆
【評価の内訳】3.1
【構成・バランス】B=1.5
【飽きのこなさ】B=1.5
【曲の好み】Av.0.1
Aランク:-
Bランク:1曲目、10曲目

アーティストの紹介

Mandalay(マンダレイ)プロフィール:
Saul FreemanとNicola Hitchcockによるユニット。

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