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Luftkastelletの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)

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このアルバム

Music For Dreamsはチルアウト・レーベルであることを謳っている。

個々のアーティストの曲はチルアウトといえるものが多いが、コンピレーションアルバムにすると、ラウンジの香りがしてしまうから不思議である。

なので、ラウンジに掲載することにした。

1曲目:ストリングスとアコーディオンの音がレトロな感じをさせつつ曲が始まる。その切ないストリングスのメロディーラインが、アコーディオン主体のメロディーラインへと変化する。これにあわせてリズムが加わる。この転換が見事な一曲。”Kissing”で好評を博したBlissの曲。Cafe del Mar Dreams 3Siddharta 2にも収録。

2曲目:Cafe del MarのDJでもあったPhil Misonのプロジェクト。この曲が収録されているアルバムはチルアウトとは何であるかを明確に示している。この曲もその点では同様である。

4曲目:映画「アメリ」の主題歌のリミックス(だと思う)。作曲のYann Tiersenはフランスのミュージシャンで、アバンギャルド系統に入れられることがある。映画音楽も積極的に作っており、「グッバイ・レーニン」などの音楽も担当している。

5曲目:面白い音色を使ってのミニマルな展開はラウンジ向き。

9曲目:女性ボーカルがフランス語でラップ風…というよりはポエトリー・リーディングに近いかもしれないが、囁いている。このバックに流れるのがクラブミュージックとは異質なベースライン。どちらかといえばロックやポップスで使われるベースラインである。これはこれで面白い。

10曲目:お薦めのポップチューン。北欧系ポップス全開!!!の一曲。乾いた曲調の中に、クールな感じと優しい感じ、それにかわいい感じがない交ぜになっている。

12曲目:どことなく東南アジアの感じを漂わせる曲。

14曲目:緊迫感のあるピアノの旋律に、危機感迫る女性ボーカルがとてもエキセントリックである。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
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曲目

Luftkastellet1
Luftkastellet
“Luftkastellet”
2003
Label : Music For Dreams
Compiled by kenneth bager

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artist / title
1 Bliss / Sleep Will Come
2 Cantoma / Etoile
3 Flunk / Blue Monday (Rune Lindbak Loves Manchester Remix)
4 Grassskirt / J’Y Suis Jamais Alle
5 Manuel Goettsching / E2E4 (J Walk Tribute Remix)
6 Banzai Republic / No Matter How Hard I Try
7 Slow Train / Trail of Dawn
8 Visti & Meyland / Banjul
9 Rework / Amoureuse
10 Luke / Heavens on Fire
11 Kevin Johansen / Guacamole
12 Hessismore / Tip Top Dynamo
13 Rumklang / Moonlight Walking
14 Mind Over Midi / But I Say (Feat. Sidsel Endresen / Bugge Wesseltoft)

アルバムの評価

★★★★★★★☆☆☆
【評価の内訳】3.5
【構成・バランス】B=1.5
【飽きのこなさ】B=1.5
【曲の好み】Av.0.5
Aランク:-
Bランク:1曲目、2曲目、5曲目、9曲目、10曲目、12曲目、14曲目

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