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(映画)ロング・エンゲージメント(2004年)の感想とあらすじは?

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ロング・エンゲージメントを見ました。

「アメリ」が大ヒットしたときの監督ジャン=ピエール・ジュネと女優オドレイ・トトゥのコンビによる映画です。

映像は全体的に淡いセピアの色をたたえており、とても綺麗なものでした。

ミステリー仕立てで、長い映画(133分)なのですが、緻密に組み立てられた場面場面には無駄なものが無く、細密な時計の内部を見ているような感じです。

一つ一つの場面に意味を持たせているのは、ミステリーを見る上でとても効果的な手法です。

このディテールに対するこだわりは、「アメリ」でも見られたものですが、さらに緻密さを増している感じがします。

そのことはセットからも分かります。「金をかけましたねぇ」というのが分かるくらいディテールにこだわっています。

オドレイ・トトゥの相手には、『かげろう』の新鋭ギャスパー・ウリエル。

脇を固める俳優・女優陣には、ジョディ・フォスター、『ビッグ・フィッシュ』のマリオン・コティヤール、『ポンヌフの恋人』のドニ・ラヴァンなどが出演しています。

音楽はデヴィッド・リンチ作品で知られるアンジェロ・バダラメンティ。映画にうまく溶け込む音楽の作り方は素晴らしいものがあります。

幸せな気分になるかどうかは、個人によると思いますが、緻密に組み立てられた映画を見たい人にはお勧めです。

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

第一次世界大戦下。

マチルド(オドレイ・トトゥ)は、婚約者のマネクが軍法会議で死刑を宣告され、奇妙な膠着状態にあるフランス軍とドイツ軍の緩衝地帯に放り出されたことを知る。

マチルドの周囲の人間はマネクの死を確信していたが、前線で彼の最期を見届けた人がいない。

マチルドはマネクが生きていると信じ、戦場でマネクと共にいた人びとを探す。そして、その人びとを捜している内に徐々に真相が浮かび上がる…

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映画情報(題名・監督・俳優など)

ロング・エンゲージメント
(2004年)

監督:ジャン・ピエール・ジュネ
原作:セバスチャン・ジャプリゾ
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
(Angelo Badalamenti)

出演:
マチルド/オドレイ・トトゥ
マネク/ギャスパー・ウリエル
エスペランザ/ジャン=ピエール・ベッケル
アンジュ・バシニャーノ/ドミニク・ベテンフェルド
ブノワ・ノートルダム/クロヴィス・コルニアック
ティナ・ロンバルディ/マリオン・コティヤール
ゴルド伍長/ジャン=ピエール・ダルッサン
ヴェロニック・パッサヴァン/ジュリー・ドパルデュー
ピエール=マリー・ルヴィエール/アンドレ・デュソリエ
ジャルマン・ピエール/ティッキー・オルガド
バストーシュ/ジェローム・キルシャー
シ・スー(フランシス)/ドニ・ラヴァン
ベネディクト/シャンタル・ヌーヴィル
シルヴァン/ドミニク・ピノン
郵便配達人/ジャン=ポール・ルーヴ
プチ・ルイ/ミシェル・ヴュイエルモーズ
エロディ・ゴルド/ジョディ・フォスター
ファブリエール大尉/チェッキー・カリョ
ベルトン/リュファス

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