(映画)ジュラシック・ワールド(2015年)の感想とあらすじは?

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「ジュラシック・パーク」シリーズの第4弾です。

さすがに、時の移り変わりを感じました。こうしたシリーズもので、時が経て映像化されると、その映像技術の進化を感じざるを得ません。

本作品は、いろんなところに第1弾「ジュラシック・パーク」へのオマージュがちりばめられています。

本作を皮切りに、新しい3部作の制作もいいかもしれません。

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コメント

ヘンリー・ウー

遺伝子学者ヘンリー・ウーが再登場。第1作ではチョイ役でした。今回もそれほど変わるわけではないですが、第1作のデニス・ネドリーのような奴に成り下がっています。

ロウリー・クルーザース

このデニス・ネドリーのような役どころが、ロウリー・クルーザースです。

パークで働くオペレーターで、旧「ジュラシック・パーク」のTシャツを着て、クレアに怒られます。

オタク気質なので、デニス・ネドリーをほうふつさせるます、彼は活躍する!根性があって、責任感があって、いい奴です!

一緒にオペレーターをやっていた、ヴィヴィアン(ヴィヴィ)・オキアミが、とても残念な行動をするだけに、さらに人物が引き立ちました。

クレア・ディアリング

クレア・ディアリングの恰好が途中で変わっていきます。最初は、少々傲慢な感じだが、二人の甥を探しに行くで、第1作のエリー・サトラー博士のような感じになります。

クレアも、登場当初の感じとは違って、サバイバル能力、肝の座り方がいいです!

そのクレアが、最後にティラノサウルスを誘導するシーン。

これは、第1作のイアン・マルカム博士が発煙筒をたいて、ティラノサウルスに車ごと襲われる二人の子供から注意をそらした場面をほうふつさせます。

そういえば、今回も、兄弟(第1作では姉弟)が登場し、同じように乗り物に乗っているときに襲われるというのも一緒ですね。

シリーズ作品

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あらすじ/ストーリー

出発

雪の街。グレイ・ミッチェルと兄・ザック・ミッチェルは観光地へ向かおうとしていた。ザックは恋人と束の間の別れ。

空港まで二人を送っていく両親。二人は離婚の危機を迎えていた。息子二人は、母・カレンの妹・クレアが働いている観光地へ向かおうとしていた…

再びイスラ・ヌブラル島

イスラ・ヌブラル島。「ジュラシック・パーク」事件から22年後。

インジェン社はマスラニ・グローバル社に買収されていた。島もマスラニ社の手に渡り、新たに「ジュラシック・ワールド」として故ジョン・ハモンドが夢見た観光施設として世界的に成功していた。今や世界中から毎日二万人の旅行者が訪れていた。

ワールドについた二人を待っていたのは叔母のクレアではなかった。彼女のアシスタントのザラが迎えに来ていた。

モササウルス

二人は様々なアトラクションを楽しんだ。巨大な肉食海棲爬虫類モササウルスのショーは迫力満点だ。

ワールドの運営責任者のクレア・ディアリングは、二人に会う間もないほど多忙な日々を送っていた。彼女の目下の課題は、遺伝子操作によって生み出したハイブリッド恐竜、インドミナス・レックスの飼育だ。

オーナーのサイモン・マスラニは、インドミナスを飼育するための防壁が適当かどうか、ヴェロキラプトルの調教師であるオーウェン・グラディに評価させるよう命じた。

ヴェロキラプトル

オーウェンは元海軍の軍人だ。ヴェロキラプトル調教師として働いており、ヴェロキラプトルと強い信頼関係を結ぶことに成功していた。

アクシデントにより飼育員の一人が4頭のラプトル(ブルー、デルタ、エコー、チャーリー)が暮らす飼育エリアに落下してしまう。オーウェンは自ら飼育エリアに入ってラプトル達に「待て」と命じて止めた。

調教の様子を見ていたインジェン社の警備部門長であるヴィック・ホスキンスは、ラプトルが人間の支配下に置けると確信した。そして、オーウェンにラプトルを兵器として軍事利用する話を持ちかける。だが、オーウェンは断った。

オーウェンをクレアが訪ねた。以前に1回だけデートをした二人だが、あまりにも性格があわず、それ以来関係は希薄になった。

インドミナス

オーウェンはクレアと一緒にインドミナスの飼育エリアに向かった。だが、姿を見せないインドミナス。生体反応もない。壁に無数ある爪痕。まさか…。

クレアはロウリー・クルーザースとヴィヴィアン(ヴィヴィ)・オキアミにインドミナスがどこにいるかを探すように指示をした。その中、オーウェンは飼育員らとともに中に入って、壁の爪痕を調べていた。

ロウリーらがインドミナスは中にいると告げた。まずい…。インドミナスの罠だった。インドミナスは飼育員らを殺害した。そして、飼育員とオーウェンが逃げるためにわずかにあけた扉を突き破って脱走した。

脱走

インドミナスの脱走を知ったクレアは、オペレーションルームへ戻り、ACU(Asset Containment Unit – 資産管理部隊)を出動させた。電子マップをもとに、インドミナスの追跡を開始する。

追跡装置が示す場所に着いたが、インドミナスの姿は見えない。あったのは、インドミナスの体内に埋めこまれたはずの追跡装置とインドミナスの肉体の一部。自ら剥ぎ取ったのだ。

インドミナスは森林にカモフラージュしていた。突如姿を現したインドミナスに部隊は一斉攻撃を開始するが、部隊は次々に殺されていき、監視画面に映る心電図が次々と止まっていく。部隊は全滅した。

サイモンはインドミナスのDNAを設計したウー博士に聞いた。すると、インドミナスには様々な生物のDNAを組み込んだことが分かった。そして、カモフラージュや体表温度を調整できる能力が備わっていることがわかった。

クレアはジュラシックワールド内の北側半分を閉鎖することにした。そして、来場客全員をワールド中央のメインエリアに避難させるようスタッフに命じた。

来場客からは不満の声が広がるが、アトラクション全てストップされる。しかし、その直前、ザックとグレイは、ジャイロスフィアでワールドに入っていったばかりだった。

旧ジュラシック・ワールド

二人はジャイロスフィアで立ち入り禁止エリアに入って行ってしまう。二人は、草食恐竜たちに囲まれて、間近に見る恐竜たちの姿に感動していた。

だが、そこに現れたのがインドミナスだった。二人のジャイロスフィアも噛み砕かれ、命からがら逃げた。崖まで追い詰められた二人は、滝に飛び込んだ。

二人が滝壺から上がると、旧ジュラシック・ワールドのビジターセンターにたどり着いた。そこに放置されていた古いジープを直して、ワールドへもどろうとした。

二人がワールド内に取り残されていることを知っったクレアは二人を救いに行く決意をした。そしてオーウェンの助けを求めた。

鳥籠のプテラノドン達

サイモンは自らヘリコプターを操縦し、兵士らを同乗させてインドミナスを追う。インドミナスは翼竜園のドームへ突進して侵入してしまう。このため、鳥籠にいたプテラノドンやディモルフォドンなどの翼竜がドームから逃げ出した。

サイモンらの乗るヘリコプターは翼竜達の襲撃を受けて墜落してしまう…。管理棟でそれを見ていたホスキンスがこの混乱を好機にワールドの実質的指揮権を握った。

脱走した翼竜の群れはワールドのメインエリアに飛んできた。避難していた多くの来場者らやスタッフらを襲い始めた。ワールドは大パニックに陥る。

そこに戻ってきたザック、グレイ。二人をようやく見つけたクレアのアシスタントのザラだったが、ザラがプテラノドンに捕らえられてモササウルスがいる水槽に落とされた。そして、プテラノドンと一緒にモササウルスに一飲みにされてしまう。

オーウェンとクレアが戻ってきた。ザック、グレイ兄弟と再会を果たし、管理棟を目指した。

ヴェロキラプトルとインドミナス

管理棟はホスキンスが指揮下において、インジェン社の兵士を呼び寄せちた。ホスキンスはラプトルを兵器として利用する実地テストを、インドミナスで実施することにした。

作戦に協力せざるを得ないオーウェンは、ラプトル達の頭にカメラを付けて放ち、インジェン社兵士のチームとともにバイクで後を追う。

インドミナスを発見した。だが、ラプトルたちの様子がおかしい。

インドミナスはラプトル達と意思疎通して、手を組んだ。インドミナスにはラプトルのDNAが組み込まれていた。兵士が次々とラプトル達に襲われ殺されていく。

この戦いの中、ラプトルの一頭チャーリーはロケットランチャーで爆殺される。インドミナスはジャングルの中へと逃げ去った。

残りのラプトル三頭。

デルタとエコーが、クレアとザック、グレイ兄弟を乗せて走るトラックを襲撃する。二頭を撃退したあと、三人はオーウェンと合流し、ワールドのメインエリアに戻った。

インジェン社の遺伝子研究所へ入った。四人はホスキンスと鉢合わせする。ホスキンスは遺伝学者のウーを買収して、胚を持ち出そうとしていた。そこへラプトルのデルタが現れ、ホスキンスを襲った。

四人は研究所から抜け出すが、ブルー、デルタ、エコーの三頭のラプトルに囲まれてしまう。

ヴェロキラプトルとオーウェンの信頼関係

オーウェンはラプトル達にかつての信頼関係を訴えかけた。すると、三頭はオーウェンとの絆を思い出し、彼の味方となった。そこへインドミナスが現れた。

ラプトル達が敵になったことを知ると、インドミナスはブルーを壁に叩き付けた。

オーウェンは銃を手にし、デルタとエコーの二頭のラプトルと共にインドミナスに立ち向かう。だが、エコーとデルタは殺されてしまう。追い詰められた…。

ティラノサウルス

グレイは、インドミナスの歯がティラノサウルスより少ないことに気付いて、クレアにティラノサウルスの存在を思い出させた。

クレアは22年前にワールドで暴れたあのティラノサウルス・レックスを飼育エリアから解放することを決意する。

そのため、クレアは飼育エリアに自ら行き、ロウリー・クルーザースに扉を開けさせ、発煙筒でティラノサウルスをインドミナスの下へ誘導した。

ティラノサウルス対インドミナス。インドミナスの力はティラノサウルスを凌駕した。ティラノサウルスにインドミナスがとどめを刺そうとした瞬間、ブルーが現れインドミナスに飛びかかった。

ティラノサウルスが反撃し、湖エリアの縁へと追い詰めた。

血の匂いを嗅ぎつけたモササウルスが水槽から現れ、インドミナスはついに水中へと引きずり込まれていった。

ティラノサウルスは去った。

そして、ブルーもオーウェンに一瞥をして去っていった。

映画情報(題名・監督・俳優など)

ジュラシック・ワールド
(2015年)

監督:コリン・トレヴォロウ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、トーマス・タル
キャラクター創造:マイケル・クライトン
脚本:リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー、デレク・コノリー、コリン・トレヴォロウ
音楽:マイケル・ジアッキノ
テーマ曲:ジョン・ウィリアムズ

出演:
オーウェン/クリス・プラット
クレア/ブライス・ダラス・ハワード
ホスキンス/ヴィンセント・ドノフリオ
グレイ/タイ・シンプキンス
ザック/ニック・ロビンソン
バリー/オマール・シー
ウー博士/B・D・ウォン
マスラニ/イルファン・カーン
カレン/ジュディ・グリア
ビビアン/ローレン・ラプカス
ハマダ/ブライアン・ティー
スコット/アンディ・バックリー

映画 マイケル・クライトンの本が原作となっている映画としてタイムライン(2003年)がある。

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