このアルバム
久々の感のあるJose Padillaによるコンピ。
アルバムのKata Rocks(カタ・ロックス)はタイのプーケットにあるリゾート。
Jose PadillaやCantoma、Chris Cocoなどチルアウトの大御所の音が収録されているのが、このコンピの売りかもしれない。
Jose Padillaらしい曲の構成であるが、途中はミニマルな感じになったり、固めの音が多かったりと、チルアウト寄りというよりは、ラウンジも意識したつくりのように思えた。
聞くほど味が出てくるコンピである。
1曲目と6曲目がJose Padillaの曲。
2曲目Cantoma/AbandoはCantoma / Just Landedに収録。
3曲目Chris Coco/Una Tarde CalurosaはChris Cocoとしてはずいぶんとライバルな音。こうした音も作れるんだなぁと思ったりして。
4曲目Pional/In Another Roomから少しずつミニマルで固めの音へ。終盤には戻るのだけど。この4曲目は、ディープに沈み込ませてくれる。
6曲目Jose Padilla/Lollipopに向けて固めの曲で来たらしい。つながる7曲目の展開も、6曲目からの流れ。
固めの音が続いて終盤の2曲で元に戻る感じ。
Romain Bezzina/Fly Away Jack (Instrumental Mix)
※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。
曲目
Jose Padilla
2016
Blanco y Negro Music
artist / title
- Jose Padilla / Maybe the Sunset (feat. Lydmor)
- Cantoma / Abando (Instrumental Dub)
- Chris Coco / Una Tarde Calurosa (Edit)
- Pional / In Another Room
- Red Axes / Spider Feel
- Jose Padilla / Lollipop (I-Cube Casiotone Reprise Mix)
- Glass Coffee / Disclosures (Always Back to Bambi)
- Seb Wildblood / Submarine
- Jesus Gonsev / Honey Bunny (Alvaro Hylander Remix Edit)
- Instant House / Awade (Joe’s Jungle Sounds Dub)
- Los Charly’s Orchestra / The Groove & Its Synonyms
- Romain Bezzina / Fly Away Jack (Instrumental Mix)
アルバムの評価
★★★★★★★★☆☆
【評価の内訳】4.0
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】B=1.5
【曲の好み】Av.0.5
Aランク:-
Bランク:1曲目、2曲目、3曲目、4曲目、6曲目、12曲目
アーティストの紹介
José Padilla(ホセ・パディーヤ)