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John Beltran / Americanoの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)

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このアルバム

John Beltranのルーツとなる音を強く意識した感じがある作品。ジャズフレーヴァーとラテンフレイヴァーに溢れている。音のとぎすまされたものが薄くなっている感じはあるが、幅の広い音楽に変化した感じがある。

メランコリーなメロディラインとしっかりとしたキックは健在。

アンビエント作品ではなく、ラテンハウス、クラブジャズ系統の作品である。

ごくごく短い作品が多く、アルバムのアクセントとなっている。1曲目、3曲目、6曲目、10曲目、15曲目、17曲目などがそう。

このごく短い曲が結構、ラテンフレイヴァーが強く、アルバムを上手く印象づけている。

12曲目がラウンジで使えそう。シックなピアノがジャジーでムーディ。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。

John Beltran
2002
Album title : Americano
Label : Exceptional

John Beltran

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曲目

1 Dreamin’
2 Caboclo (featuring John Arnold)
3 Sonero Interlude
4 Siesta Key
5 Respectall (guest appearance by Tony Olliviera & John Arnold)
6 Bossalude
7 Lost (Without You) (vocals by Greg Chin)
8 Birdland Interlude
9 Love Static (featuring Erika Koberlein)
10 Caboclo Interlude ((the Pacific Mix)
11 Soul Sketching
12 Watercolored Dreams
13 Expecting Rain
14 A Better Place (in memory of those lost 9 11)
15 Generations (featuring Jeremy Ellis, John Arnold, & Amel Eiland)
16 Outro
17 Caboclo (Remix)
18 Dreamin’
19 Bonus Track – (studio, with John Beltran)

アルバムの評価

★★★★★★★☆☆☆
【評価の内訳】3.7
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】B=1.5
【曲の好み】Av.0.2
Aランク:-
Bランク:2曲目、4曲目、10曲目、12曲目

John Beltran(ジョン・ベルトラン)プロフィール:
父親はプエルトリコ人、母親はメキシコ人。
初期においてはデトロイト系のテクノの影響を受けている。1991年カール・クレイグのRetroactiveレーベルより、マーク・ウィルソンとのユニットであるPlacid Angles名義のシングル”Aquatic”でデビュー。
1995年にベルギーのR&Sから”Earth And Nightfall”をリリース。1996年にPeace Frogから”Ten Days of Blue”をリリース。
自身のサウンドに飽きが来て、ジャズ・フレイヴァーなものに傾倒した後、自らのルーツであるラテン・サウンドを探求していく。キューバン、プエルトリカンなリズムやムード、そうしたものを追い求めるようになる。
1999年には、セス・テイラー、サム・マックイーンとのユニットIndioを結成し、デリック・メイ主宰のTransmatレーベルから”Indio”をリリース。
職人的な地味さがあるが、根強い人気を誇り、チルアウトやラウンジのコンピレーションにも度々収録される。

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