INXS / Kickの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)

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このアルバム

クラブ・ミュージック嫌いの人への参考ディスク。

例えば、ヘヴィーメタルやスラッシュメタルといわれるドラムスの速い系統のロックは、ノリがヘッドバンキングの縦ノリになる。

このノリは実はトランスとほぼ同じだったりする。使われているドラムがスネアの音なのかキックの音なのかの違いがあるだけだ。

スネアが中心だとヘッドバンキングをしているほうが気持ちがいいだけで、キックが中心になると踊る方が気持ちいいと言うだけに過ぎない。ノリは同じである。

このアルバムはロックだが、そのシンプルなギターのリフが特徴的で、ロックが持つシンプルさを全面的に押し出している。シンプルなリフが多く、それがひたすらループするのはクラブ・ミュージックに通じる部分がある。極論を言えば使っている楽器や音色が違うだけともいえる。

3曲目や4曲目などはシンプルに構成されており、ある意味ダンサブルだ。5曲目に至ってはヒップ・ホップに近い。11曲目もギターのリフと、ボーカルがラップ調である点もクラブ・ミュージックに近いと言える。

そもそも、ロックは踊るための音楽だった。クラブ・ミュージックも踊るための音楽だ。

昔も今もロックとクラブ・ミュージックの間にそれほどの隔たりはない。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
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曲目

INXS-Kick

INXS
「Kick」
1987
Warner

INXS

1 Guns in the Sky
2 New Sensation
3 Devil Inside
4 Need You Tonight
5 Mediate
6 Loved One
7 Wild Life
8 Never Tear Us Apart
9 Mystify
10 Kick
11 Calling All Nations
12 Tiny Daggers
13 Move On [Guitar Version]
14 Jesus Was a Man
15 Mystify [Chicago Demo]
16 Trap [Demo Version]

INXS(インエクセス)プロフィール:
オーストラリアのロックバンド。1980年代から1990年代にかけて人気を誇った。
1977年にボーカリストのマイケル・ハッチェンス、ファリス三兄弟を中心に結成。1980年にデビュー。
ファンキーさを深めた1987年の「KICK」からは全米ナンバーワンとなった「ニード・ユー・トゥナイト」や「ニュー・センセーション」などの大ヒット曲が生まれた。

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