【式内社】磐井神社の参拝録(東京都大田区)大森にある古社(東海七福神)

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武蔵国八幡総社

磐井神社(いわいじんじゃ)は、東京都大田区大森北にある八幡宮。社格は旧郷社。「武蔵国八幡総社」とされる。

神社の創建年代等については不詳。敏達天皇の代に創建されたと伝えられる。

「日本三代実録」によれば貞観元年(859年)に「武蔵国従五位磐井神社官社に列す」とあり、武蔵国の八幡宮の総社(総社八幡宮)に定めたといわれる。

平安時代後期編纂の「延喜式」にも記載されている。

江戸時代には、将軍家の帰依を得、「鈴ヶ森八幡(宮)」とも称された。「江戸名所図会」には鈴森八幡宮という名で記録されている。

鈴ヶ森という地名はこの神社に社宝として伝わる「鈴石」によるものとされる。2つの石が社宝として伝えられており、神功皇后ゆかりの「鈴石」は、打つと鈴のような音がした。

もう1つの社宝は「烏石」。江戸時代の書家 松下烏石(まつしたうせき)が寄進した鳥の模様のある自然石。

石は非公開。境内には烏石を記した烏石碑(1741)をはじめ、江戸時代の文化人達の筆塚や書学碑がある。

式内社と呼ばれる古い格式をもつ神社です。『三代実録』によれば貞観元年(859)「武蔵国従五位磐井神社官社に列す」とあり、この神社を武蔵国の八幡社の総社に定めたといわれ、また平安時代(十世紀)に編纂された『延喜式』の神名帳に記載されています。  別名、鈴森八幡宮とも呼ばれ、当社の由緒書によれば、江戸時代には、徳川家の将軍も参詣したことが記されています。  万葉集の「草陰の荒蘭の崎の笠島を見つつか君が山路越ゆらむ」の歌にある笠島とは、万葉の時代の神社周成の地名であり、笠島弁財天にその名ごりを見ることが出来ます。 また、当社の境内に佇む一対の狛犬には、都内でも珍しく子獅子が合計で6匹もおり、子宝の早朝として親しまれています。
御祭神 | 応神天皇・仲哀天皇・神功皇后・姫大神・大己貴命
社格等 | 延喜式内社(小社)・郷社
例大祭 | 8月第1金・土・日曜

https://iwaijinja.tokyo/yuisyo.html

境内案内

鳥居

明神鳥居。

鳥居と社号標

手水舎

拝殿

拝殿と狛犬

子獅子が合計で6匹いるという。

拝殿と本殿

神楽殿

御神木など

石碑

摂社・末社

海豊稲荷神社

磐井の井戸

社名の由来と「磐井の井戸」は鳥居を出たすぐそば、国道15号沿いにある。東海道往来の旅人に利用されていた。「この水を飲む時は、心正しければ清水。邪心があれば塩水になる」と言い伝えがある。霊水・薬水とも呼ばれていた。もともと境内にあったが、国道15号(第一京浜)の建設により神社前の歩道上に残されている。

「東海七福神」のうちの弁財天

社殿の左、池の中に弁天島がある。「東海七福神」のうちの弁財天(笠島弁天社)が祀られている。

磐井神社の概要

概要
項目内容
創建不詳
主祭神応神天皇・仲哀天皇・神功皇后・姫大神・大己貴命
社格等古代社格制度式内社(小)
中世社格制度
近代社格制度郷社
現代の制度
その他例祭:8月第1週の金曜日から日曜日
備考

公式ページ

武蔵之國鎮座 磐井神社
武蔵之國鎮座 磐井神社

住所と地図

所在地: 〒143-0016 東京都大田区大森北2丁目20−8
電話: 03-3761-2931

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