藤沢周平

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藤沢周平の「風の果て」を読んだ感想とあらすじ(最高に面白い!)

片貝道場の同期五人の辿る数奇な運命。ある者は非業の死を遂げ、ある者は友を斬り運命を変えてしまう。ある者は友と政敵同士になり、権力闘争に巻き込まれていく。そして、ある者は平凡な人生を送る。
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藤沢周平の「又蔵の火」を読んだ感想とあらすじ

直木賞受賞後の作品二編と、受賞前の作品三編を収録した短編集。藤沢周平の初期の短編集とあって、全体的に暗さの目立つ作品集となっている。
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藤沢周平の「霧の果て 神谷玄次郎捕物控」を読んだ感想とあらすじ(最高に面白い!)

藤沢周平作品のなかで、最もハードボイルドな作品である。藤沢周平が海外の推理小説を好んでいたことはよく知られていることである。この作品は、その影響がとても強く出ているといえる。
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藤沢周平の「夜消える」を読んだ感想とあらすじ

「踊る手」...幼い信次の目から見た出来事を綴っており、信次には理解し難い夜逃げが事の発端となる小説である。最後のシーンが、なんとも言えず印象的であり、その情景が文面から浮かび上がってきそうである。
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藤沢周平の「喜多川歌麿女絵草紙」を読んだ感想とあらすじ

連作短編。それぞれの短編には基本的に歌麿が描く美人絵の女が登場する。その女たちの素顔が、様々な出来事を通して現れるのを、歌麿の視点から見るという構成になっている。
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藤沢周平の「海鳴り」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

老境にさしかかってから見える小さな希望が、この作品にはある。だが、それでも、この作品からは老境の悲哀が消え去ることはない。だからこそ、素晴らしい作品であると思う。
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藤沢周平の「花のあと」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作)

「旅の誘い」は「暗殺の年輪」に収録されている「冥い海」とあわせて読むと面白い。「冥い海」は葛飾北斎から見た広重が描かれており、「旅の誘い」では安藤広重から見た葛飾北斎が書かれている。
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藤沢周平の「雲奔る-小説・雲井龍雄」を読んだ感想とあらすじ

幕末の志士を描いた作品で雲井龍雄の名前を有名にした作品である。同様に幕末を描いた作品として清川八郎を描いた作品として「回天の門」がある。
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藤沢周平の「回天の門」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

清川八郎。幕末の志士の中で、策士、山師、ペテン師のイメージが出来上がってしまっている人物を主人公としている。あとがきで、藤沢周平はこうしたイメージははなはだ誤解されたものであると言っている。
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藤沢周平の「一茶」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

生涯二万の句を詠んだとされる一茶。俳聖ともいわれる。だが、その一茶は、遺産相続ではえげつない真似をしてでも自分の取り分をきっちりと取った人間である。そして、晩年といえるほどの年になってから若い妻を娶り、若い妻を相手に子作りにはげんでいる姿は好色な老人そのものでしかない。