おもしろかった小説

作家あ行

浅田次郎の「輪違屋糸里」(下)を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント ★★★★★★★★★☆ 糸里というのは子母澤寛「新撰組始末記」以外の文献には登場しないらしい。そもそも輪違屋にいたのかどうかも怪しいらしい。永倉新八も糸里という人物がいたことは証言しているが、はっきりしな...
作家あ行

浅田次郎の「輪違屋糸里」(上)を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント ★★★★★★★★★☆ 新撰組もの。 「壬生義士伝」が男の目線から見た新撰組なら、この「輪違屋糸里」は女の目線から見た新撰組である。 しかも、時期が限定されている。まだ壬生浪士組と呼ばれていた...
作家た行

高田郁の「八朔の雪 みをつくし料理帖第1巻」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

料理を題材にした典型的な人情ものである。登場人物の設定や話の展開などベタなのだが、それでも面白い。面白いのだが、惜しむらくはもう少し文章力が...。
作家あ行

磯田道史の「殿様の通信簿」を読んだ感想(面白い!)

学者としては珍しいが、とても読みやすい文章を書く。だから、扱っている題材は地味なはずなのに、とても楽しく読める。これは幾度となく推敲を重ねた結果だろうと思う。
作家あ行

池宮彰一郎の「島津奔る」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

薩摩・島津家を通して見た関ヶ原である。最後の「補遺」で描かれる中馬大蔵の逸話というのが、薩摩が経験した関ヶ原の大変さを能弁に語っている。「さても、関ヶ原と申すは...」
作家ま行

宮城谷昌光の「天空の舟 小説・伊尹伝」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

第十回新田次郎文学賞。古代中国。伝説の世界に入るような古代を描いた、凄い作品である。伊尹(いいん)。名は摯(し)という。商の湯王(とうおう)をたすけ、夏王朝から商王朝へ革命を成功に導く人物である。
作家さ行

塩野七生の「ローマ人の物語 第6巻 パクス・ロマーナ」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

本書の主人公はただ一人。アウグストゥス(オクタヴィアヌス)である。ローマ帝国が存続しているかぎり「神君アウグストゥス」と呼ばれた人物である。
作家さ行

塩野七生の「ローマ人の物語 第4巻 ユリウス・カエサル ルビコン以前」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント ★★★★★★★★★☆ 塩野七生氏の最も好きな人物であるユリウス・カエサル。ローマ史上最も魅力に溢れた人物である。その彼を描くために、本書「ローマ人の物語4」だけでなく「ローマ人の物語5」という上下に分け...
作家さ行

佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第12巻 冬の蜉蝣」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント ★★★★★★★★★☆ シリーズ第十二弾。 豊島屋でのしほの奉公が終わろうとしている。いよいよ金座裏の嫁になるのだ。だが、今回も色んな事件が金座裏を待っていた。 まず初めに。永塚小夜の息子・小...
作家や・ら・わ行

和田竜の「のぼうの城」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作)(面白い!)

脚本「忍ぶの城」を小説化したのが「のぼうの城」である。舞台は秀吉の北条氏討伐で唯一落ちなかった忍城(おしじょう)の攻城戦。この忍城の攻防戦自体がかなり面白い。十倍を超える敵を相手に一月以上も籠城を重ね、ついに落ちなかった。