藤沢周平の「秘太刀馬の骨」を読んだ感想とあらすじ(最高に面白い!)

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覚書/感想/コメント

単純に時代小説というよりは、時代ミステリーといった方がよい作品。

石橋銀治郎を探偵とすると、主人公の浅沼半十郎は探偵助手で、その探偵助手から見た小説。

疑わしきは、五人の高弟達。この中で、誰が「馬の骨」の遣い手なのか。最後の最後まで「馬の骨」の遣い手が分からない筋書きになっている。

これに絡んで、もう一つの流れがある。主人公浅沼半十郎と妻の杉江の夫婦関係である。一年前に長男を亡くしてから、妻杉江の様子がおかしくなってきた。その杉江が物語の流れと共に、変化していく様子がえがかれている。

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内容/あらすじ/ネタバレ

浅沼半十郎は家老の小出帯刀から呼び出しを受けた。家老の小出帯刀は自分の甥の石橋銀治郎を助け、6年前に起きた家老暗殺に使われたとされる秘太刀「馬の骨」を遣う者を探し出せと命じる。

浅沼半十郎と石橋銀治郎は、「馬の骨」が矢野道場に伝わる秘太刀であると聞き、現在の道場主を訪ねたが、知らぬと素っ気ない返事をうける。

その後、浅沼半十郎と石橋銀治郎は何とか矢野道場の高弟五人を聞き出すことに成功する。この五人の中に「馬の骨」を伝授された者がいるはずである。

石橋銀治郎は個別に立ち会いを申し込む。実際に立ち会わなければ、分からないからである。

だが、立ち会いには素直に応じてはもらえない。石橋銀治郎は、卑怯とも言える方法で五人との立ち会いをこぎつける。

浅沼半十郎も、「馬の骨」の遣い手には徐々に興味を引かれていくが、その一方で、浅沼半十郎には疑問が浮かび上がる。

家老の小出帯刀は、なぜここまで執拗に「馬の骨」の遣い手を捜し出そうとするのか?小出家老の思惑はどこにあるのか?

そして、秘太刀「馬の骨」の遣い手は誰なのか?

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本書について

藤沢周平
秘太刀馬の骨
文春文庫 約三一〇頁
長編 江戸時代

目次

秘太刀馬の骨
献金隠し
下僕の死
拳割り
甦る対決
御番頭の女
走る馬の骨

登場人物

浅沼半十郎
杉江
谷村新兵衛

石橋銀治郎

小出帯刀
赤松織衛

杉原忠兵衛

笠松六左衛門

矢野藤蔵
内藤半左衛門
沖山茂兵衛
北爪平九郎
長坂権平
飯塚孫之丞
兼子庄六

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