エリス・ピーターズの「修道士カドフェル第7巻 聖域の雀」を読んだ感想とあらすじ

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覚書/感想/コメント

前作「氷のなかの処女」から数ヶ月後を舞台にしている。

シュルーズベリ大修道院周辺は、王と女帝の対決からは離れて、平穏である。

今作は初めて目次らしい目次がある。

目次を見れば分かるが、時系列で1週間に起きた事件を追っている。

話は結婚式という、晴れ舞台で起きた惨事。

今回もカドフェルとヒュー・ベリンガーのコンビが活躍する。(見習い修道士のオズウィンも登場するが、活躍はしない。)

本作では何組かのカップルが登場する。

もちろん、結婚式を挙げたダニエルとマージェリーの夫婦を含める。

この夫婦以外のカップルも重要な役割を果たす。

誰がカップルなのかは本書を読んでのお楽しみであるが、それぞれに役割が与えられているので、対比しながら読み進めると面白い。

内容/あらすじ/ネタバレ

ウォルター・オーリファーバーの息子、ダニエルの結婚式の宴の最中、ウォルター・オーリファーバーが襲われた。

それまで芸を見せていたリリウィンが疑われた。

列席者は皆、リリウィンを追いかけた。

恐ろしくなったリリウィンは逃げ、何とか修道院に転がり込めた。

リリウィンは修道院で保護され、その間カドフェルとヒュー・ベリンガーはウォルター・オーリファーバーを襲った人間の捜索をした。

今度は、ウォルター・オーリファーバーの隣人であるボールドウィン・ペッシュの死体が川で発見された。

ボールドウィン・ペッシュはたちの悪い詮索好きであった。それが災いしたのだろうか?

ウォルター・オーリファーバーを襲った犯人とボールドウィン・ペッシュを襲った犯人は同じなのか?そして、その理由は?

本書について

エリス・ピーターズ
聖域の雀
光文社文庫 約340頁
12世紀イギリス

目次

1.金曜の真夜中から土曜の朝
2.土曜日、早朝の祈りから昼まで
3.土曜日、正午から夜
4.日曜日
5.月曜日、夜明けから就寝前の祈りまで
6.月曜日の夜から火曜日の午後
7.火曜日、午後から夜
8.水曜日
9.木曜日、朝から夜遅くまで
10.木曜日の夜から金曜日の夜明け
11.金曜日、朝から夜遅くまで
12.金曜日、夜
13.金曜日の夜から土曜日の朝
14.その後

登場人物

カドフェル…修道士
ラドルファス…修道院長
アンセルム…修道士
リリウィン…軽業師
ウォルター・オーリファーバー…金細工人
ジュリアナ…ウォルターの母
スザンナ…ウォルターの娘
ダニエル…ウォルターの息子
マージェリー…ダニエルの妻
ラニルト…ウォルターの召使い
イースティン…ウォルターの雇人
ボールドウィン・ペッシュ…錠前屋
ジョン・ボネス…錠前屋の雇人
グリフィン…錠前屋の徒弟
マドッグ…船頭
ヒュー・ベリンガー…執行副長官

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