エリス・ピーターズの「修道士カドフェル第3巻 修道士の頭巾」を読んだ感想とあらすじ

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覚書/感想/コメント

修道士の頭巾とはトリカブトを指す。

新たな助手としてマークがカドフェルの下にやってくる。

1巻2巻と助手に恵まれなかったが、マークがやってきて落ち着きそうである。

また、修道院長のベリバートの処遇はどうなるのか。本作の最後まで読まないと分からないようになっている。

題名の修道士の頭巾はこの、修道院長のヘリバートの言動等を考えると、また別の意味が隠されている感じがする。

さて、本作の前半ではカドフェルのイライラする感じが良く伝わってくる。

しかし、ヒュー・ベリンガーが登場することにより、作品に締まりと緊張感がでて、一気にラストへと導いていく。

本作からいよいよ面白くなってきた。

内容/あらすじ/ネタバレ

モーリリーの荘園主であるジャヴァス・ボーネルは、シュルーズベリ修道院に荘園を寄進することを考えていた。

修道院と契約をすれば、荘園は修道院のものになる。

先般のシュルーズベリの陥落以降、ローマ教皇から王位継承権を認められたスティーブン王のもとに枢機卿が送り込まれた。

修道院長のヘリバートは教皇使節公会議に出席するため、ロンドンに出発せねばならず、契約の締結は延期された。

そしてこの直後、カドフェルの調合したトリカブト入りの塗り薬を使って何者かによってジャヴァス・ボーネルは殺された。

カドフェルは自身の調合した塗り薬を悪用されたため、調査に乗り出した。

本書について

エリス・ピーターズ
修道士の頭巾
光文社文庫 約320頁
12世紀イギリス

登場人物

カドフェル…修道士
マーク…見習い修道士
ヘリバート…修道院長
ロバート…副修道院長
ジェローム…修道士、ロバートの腰巾着
ジャヴァス・ボーネル…モーリリーの荘園主
リチルディス…ボーネルの妻
エドウィン・ガーニー…リチルディスの息子
エドウィー・ベルコート…エドウィンの甥
ミューリグ…ボーネルの庶子
ヒュー・ベリンガー…シュロップシャ州執行副長官

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