作家さ行

4) 面白い

坂井孝一「承久の乱-真の「武者の世」を告げる大乱」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

いささか冗長な箇所が散見されます。例えば後鳥羽上皇の多才多芸を紹介するくだりや、源実朝の和歌の解説のくだりは、そんなに紙面を取らなくて良いのにと思いました。 なぜなら、本書のテーマは承久の乱だからです。 さて、本書は一般的なイ...
作家さ行

ジョーセフ・キャンベル「千の顔をもつ英雄」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

千の顔をもつ英雄 本書の目的は、世界中のおとぎ話や神話を多く引用して、神話が持つ本来の意味が自然と分かるようにし、擬人化されて語られる物語の真の姿を明らかにすることである。 その謎を解く鍵として精神分析の手法を取り入れ...
1) 最高

企画:一般財団法人日本文化興隆財団,監修:神社本庁「神社検定公式テキスト1 神社のいろは」を読んだ感想(最高に参考になる!)

覚書/感想/コメント 神社検定公式テキストの第1冊目。神社本庁が監修しているので、基本的な事項を学ぶのにとてもいい本になっている。テキストとして読むよりも普通に本として読んで興味がわく本である。 神社検定公式テキスト1...
4) 面白い

坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第7巻 かじけ鳥」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 大団円というわけにはいかないが、とりあえずシリーズ第1部終了。 第一巻から連綿と続いてきた「あること」が解決を迎えるので、一応としてみた。 が、完全にシリーズとしての終わりではない終わり方な...
4) 面白い

坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第6巻 病み蛍」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第六弾。 このシリーズの底に流れる暗い感じというのは、恐らくつぎの一分に凝縮されている気がする。 『江戸には貧しさに喘ぐ善良な者たちが、数え切れないほどいる。逆しまに、善良な人々を騙...
3) かなり面白い

坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第5巻 藪雨」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第五弾。 まさかの展開。こうしたシリーズもののとしては、まず考えられない事件が起きる。 だが、このシリーズの根底に流れている暗い部分というものを考えれば、あり得ない設定ではない。 ...
4) 面白い

坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第4巻 凍て雲」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第四弾。 蜃気楼のように長尾勘兵衛の前に現れる失踪した妻・静の面影...。今後どうなるのかはさておき、本作は趣向を凝らした短編集となっている。 特にうまいのは、単なる通りすがりの何気...
3) かなり面白い

鈴木理生の「えどちりクエスチョン 其の二 江戸のしくみ編」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 本書で扱うのは「まち」である。江戸には様々な性質の「まち」が混在していた。武家地、寺社地、町地である。それに「片町」という異形の町もある。こうした「まち」の性質を解き明かしていくのが本書の狙いである。 ...
3) かなり面白い

鈴木理生の「えどちりクエスチョン 其の一 江戸のかたち編」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 江戸の地理をクイズ形式で解説。答えは一つとは限らず、二つ・三つのこともある。 クイズに答えるというよりは、その答えを読んで楽しむのが一番だろう。 本書で再認識させられたのは、江戸(=東京)に...
4) 面白い

坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第3巻 女殺し坂」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第三弾。 第一巻で書かれているように長尾勘兵衛は、 『家族といえば、勘兵衛はじつの両親を知らない。養父母に教えられたはなしでは、亀戸天神の鳥居の根元に捨てられていたという。宮司に拾わ...
3) かなり面白い

坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第2巻 恋文ながし」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第二弾。 第一巻で書かれているように、長尾勘兵衛には静という妻がいた。その静の姿をずっと追い続けている。 『失踪は二十年前の出来事だが、未だに、静という妻の面影を引きずっている。』 ...
3) かなり面白い

坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第1巻」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第一巻。 物語は文化元年に始まる。『徳川家斉の将軍在位十八年目、天明の飢饉以降、関八州では治安悪化が重大な懸念事となり、幕閣のあいだでは八州廻りの設置が検討されはじめたころだ』 本書...
3) かなり面白い

佐伯泰英の「居眠り磐音江戸双紙 第30巻 侘助ノ白」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第三十弾。 侘助とは小さな椿の一種。茶人に好まれ、侘と数寄、茶道の心得から名前が来ている。 今回の主人公は磐音というよりはでぶ軍鶏こと重富利次郎である。父・百太郎と一緒に土佐に向かっ...
3) かなり面白い

佐伯泰英の「密命 第21巻 相克 密命・陸奥巴波」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第二十一巻。 春。金杉清之助は山形城下から仙台城下に入った。そして、父・惣三郎と神保桂次郎も仙台城下に入って行こうとしていた...。 すれ違う親子。奇遇に呆然とする惣三郎。そして、そ...
4) 面白い

佐藤雅美の「将軍たちの金庫番」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 「江戸の税と通貨」→「江戸の経済官僚」改題。本書ではかつて書いた歴史経済小説の中の誤りを正直に認めて訂正している。こうした姿勢は好感が持てる。 本書は江戸時代の経済通史である。 なぜ小説家が...
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