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宮城谷昌光の「天空の舟 小説・伊尹伝」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

第十回新田次郎文学賞。古代中国。伝説の世界に入るような古代を描いた、凄い作品である。伊尹(いいん)。名は摯(し)という。商の湯王(とうおう)をたすけ、夏王朝から商王朝へ革命を成功に導く人物である。
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宮城谷昌光氏に思う

古代中国を題材にした歴史小説の多い宮城谷昌光氏。 特に春秋・戦国時代は他者の追随を許さない質と量がある。 現在は三国志を連載中の宮城谷氏だが、いくつか特徴がある。 一つ目は、君主を描いたものよりも臣下を描いた作品の方が圧倒的に...
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増田四郎の「ヨーロッパとは何か」を読んだ感想

一九六七年の著作。本書でいちばん興味を引かれるのは、表題のヨーロッパ成立に関する歴史的な考察ではなく、十八世紀から一九六〇年代までにおける歴史学の流れであった。
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牟田口義郎の「物語 中東の歴史 オリエント五〇〇〇年の光芒」を読んだ感想

覚書/感想/コメント ★★★★★☆☆☆☆☆ 「中東」は広範な地域になる。それこそ「物語 ヨーロッパの歴史」や「物語 東アジアの歴史」と同じような感じではないかと思う。 そもそも「中東」には二つの古代文明が内包される。エジプトとインダス...
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森田安一の「物語 スイスの歴史」を読んだ感想

覚書/感想/コメント ★★★★★☆☆☆☆☆ スイス。歴史的に政治は中央集権を嫌い、地域主義をとり、そのため連邦は二次的形成物にすぎず、主体はカントン(州)である。複数言語国家でもあり、宗教は改革派、カトリック、古カトリックを主体とする。...
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宮本昌孝の「青嵐の馬」を読んだ感想とあらすじ

短編集。許婚を殺された勝子の仇討の話が「白日の鹿」、忍城の甲斐姫を扱った話が「紅蓮の狼」、徳川家康の甥で後北条家を継いだ保科久太郎の話が「青嵐の馬」である。
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松井今朝子の「仲蔵狂乱」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント ★★★★★★★★★☆ こうした歌舞伎の世界を書かせたら、松井今朝子の右に出るものはいない。そうした作家の作品だけに、面白くないはずがない。 歌舞伎の世界に興味がある人にはとてもお薦めであるのは間違いな...
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宮城谷昌光の「介子推」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント ★★★★★★★★★☆ 介推。後に介子推とよばれ、中国全土の人々から敬われ、慕われ、漢の歴史家である司馬遷をも感動させ、後漢の時代には神となった男。 春秋時代に覇者となった重耳(晋の文公)の臣下だった人物だ...
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皆川博子の「妖櫻記」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント ★★★★★★☆☆☆☆ 応仁の乱直前の室町時代を舞台にした伝奇小説。登場人物の行動や思考にチャチャを入れたり、説明のために、外来語をためらいもなく使用する点は、読み聴かすことに力を入れている講談と似ている感じ...
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宮尾登美子の「天璋院篤姫」を読んだ感想とあらすじ

十三代将軍徳川家定の御台所(正室)で、その後江戸城の無血開城を迎えるまで大奥を束ねていた天璋院(てんしょういん)篤姫(あつひめ)が主人公の小説。