藤沢周平の「雪明かり」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作)

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覚書/感想/コメント

★★★★★★★★☆☆

直木三十五賞受賞前後の短編集。大雑把には前半が市井もので、後半が武家ものだが、中間のものは市井もの武家もの半々である。

藤沢周平としては前期の作品群になるわけだが、この時点で後期の時代のものと比べても遜色のない内容になっている。このあたりが、藤沢周平作品にハズレ作品が少ない理由なのであろう。早い時代から、小説が巧いのである。

本書は別々の短編の集まりのはずだが、なぜかまとまった感じのする仕上がりになっているのは不思議である。このことは解説にも記載されているが、本として一つのまとまりを感じるのである。

さて、本書最後の短編「雪明り」は2004年公開の映画「隠し剣鬼の爪」の原作の一つである。他の原作は「隠し剣孤影抄」に収録されている「隠し剣鬼の爪」である。

内容/あらすじ/ネタバレ

恐喝 ⇒文春文庫「又蔵の火」にも収録
入墨 ⇒文春文庫「闇の梯子」にも収録
潮田伝五郎置文 ⇒新潮文庫「冤罪」にも収録
穴熊 ⇒新潮文庫「暁のひかり」にも収録
冤罪 ⇒新潮文庫「冤罪」にも収録
暁のひかり ⇒新潮文庫「暁のひかり」にも収録
遠方より来る ⇒新潮文庫「竹光始末」にも収録
雪明り ⇒新潮文庫「時雨のあと」にも収録

本書について

藤沢周平
雪明かり
講談社文庫 約三五〇頁
短編集
江戸時代
市井ものと武家もの 海坂藩ものも含む

目次

恐喝
入墨
潮田伝五郎置文
穴熊
冤罪
暁のひかり
遠方より来る
雪明かり

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