池波正太郎の紹介とその作品群

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※本の画像はアマゾンへリンクしています。 ※関連記事を下の方で紹介しています。 ご参考になさってください。

略歴

(1923-1990)
池波正太郎。作家。東京浅草生まれ。戦後東京都の職員を経て、長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。
1955年「太鼓」で第2回新鷹会賞奨励賞。
1960年「錯乱」で第43回直木三十五賞
1972年「殺しの四人」で第5回小説現代ゴールデン読者賞。
1973年「仕掛針」で第7回小説現代ゴールデン読者賞。
1977年「鬼平犯科帳」その他で第11回吉川英治文学賞。「市松小僧の女」で第6回大谷竹次郎賞。
1986年紫綬褒章。
1988年第36回菊池寛賞。

作品について

歴史・時代小説作家の中で、司馬遼太郎や藤沢周平、山本周五郎などと並んで、高名な作家の一人です。

池波正太郎に司馬遼太郎藤沢周平をあわせて「一平二太郎」と呼ぶ人もいます。

また、没後にもかかわらず、作品のほぼ全てが容易に入手でき、なおかつ売れ続けている数少ない作家です。

人気シリーズに「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」があり、また大河小説「真田太平記」があります。これらは全て映像化されており、池波正太郎の代表作品といえるでしょう。これら以外にも数多くの作品を残しています。

池波正太郎の作品には大雑把に言って、下記のようなジャンルがありますので、ご参考になさってください。

・火盗改もの…「鬼平犯科帳」「雲霧仁左衛門」
・剣客、剣豪もの…「剣客商売」「剣の天地」等
・仕掛人、香具師もの…「仕掛人・藤枝梅安」等
・真田もの…「真田太平記」「獅子」等
・忍者もの…「忍者丹波大介」等
・赤穂浪士もの…「堀部安兵衛」等

上記のように、火盗改めでも、必ずしも「鬼平犯科帳」だけでは終わっていないように、人気シリーズで使用した設定を、別の時代・人物を登場させて書分けている作品も多いのが特徴です。

また、上記の中で特に解りづらいのが、忍者ものでしょう。ほぼ一連の作品になっているにもかかわらず(分量的には真田太平記とほぼ同じ)、出版社が複数にわたるため、一連の作品としてはあまり認知されていないのではないかと思います。

上記以外にも多数の作品があり、分量的に上記とほぼ同量の短編・長編があるというイメージです。

池波正太郎に関するリンク

池波正太郎記念文庫(東京都台東区)
上田市真田太平記館(長野県上田市)

映画化された作品

1995年
映画「鬼平犯科帳 劇場版」の紹介

TVシリーズの紹介

鬼平犯科帳の映像化一覧(二代目中村吉右衛門主演)

作品一覧

私が把握している池波正太郎の作品一覧です。

注1)作品によってはダブっているもの(出版社の変更にともなう題名の変更など)もあるとは思いますが、確認が取れたものから順次修正を加えてゆく予定です。

注2)漏れている作品もあるとは思いますがご容赦下さい。なお、漏れている作品についてご教示頂けると幸いです。

真田もの

「真田太平記」を筆頭にして、数多くの「真田もの」が書かれています。
この中で一貫しているのは、池波正太郎氏の真田信之への評価の高さです。
世間的に有名なのは父・真田昌幸や弟・真田幸村(真田信繁)の方ですが、あらゆる点で真田信之は二人を上回っているというのが池波正太郎氏の評価です。
徳川に刃向かった肉親を持っているという不利な条件、そして、お家騒動という難局を迎えるなど、いつ改易されてもおかしくない状況だったにもかかわらず、真田家を守り抜いた手腕を高く買ったのかもしれません。

忍者もの

明確なシリーズではないのですが、設定や主人公を読み替えることで、シリーズのように楽しめる作品群です。
おすすめの順番は次の通りです。時間軸に即しています。
また、後半に行くにつれて、裏真田太平記の様相も出てきますので、真田太平記と合わせて読まれると更に楽しめるのではないかと思います。

  1. 夜の戦士
  2. 蝶の戦記
  3. 忍びの風
  4. 忍びの旗
  5. 忍者丹波大介
  6. 忍びの女
  7. 火の国の城

戦国時代

火盗改もの

火付盗賊改ものとしては、テレビシリーズで人気の鬼平犯科帳や雲霧仁左衛門があります。
他に、若き日の長谷川平蔵を描いた「乳房」もありますので、鬼平犯科帳とあわせて読まれると楽しいと思います。

剣客・剣豪もの

剣客商売

剣豪もの

仕掛人・江戸の暗黒街

仕掛人

江戸の暗黒街

赤穂浪士もの

群像3部作

幕末もの

  • 若き獅子
  • 人斬り半次郎・賊将編・幕末編
  • 近藤勇白書
  • 幕末新撰組
  • 西郷隆盛
  • 幕末遊撃隊

その他の作品群

  • 男振
  • おせん
  • 江戸切絵図散歩
  • 侠客
  • さむらい劇場
  • おとこの秘図
  • 男の系譜
  • むかしの味
  • ドンレミイの雨
  • 秘伝の声
  • 原っぱ
  • 夢の階段
  • 私の歳月
  • よい匂いのする一夜
  • 緑のオリンピア
  • 田園の微風
  • 新 私の歳月
  • 仇討ち半九郎
  • その男
  • 旅路
  • 雲ながれゆく
  • 夜明けのブランデー
  • 秘密
  • 池波正太郎の春夏秋冬
  • にっぽん怪盗伝
  • 英雄にっぽん
  • 炎の武士
  • 仇討ち
  • 戦国と幕末
  • 男のリズム
  • さむらいの巣
  • 霧に消えた影
  • スパイ武士道
  • 青空の街
  • 天城峠
  • 青春忘れもの
  • 又五郎の春秋

エッセー

  • 池波正太郎の銀座日記
  • ル・パスタン Le Passe-temps
  • 池波正太郎の映画日記
  • きままな絵筆
  • 食卓の情景
  • 散歩のとき何か食べたくなって
  • 日曜日の万年筆
  • 男の作法
  • 味と映画の歳時記
  • 映画を見ると得をする
  • フランス映画旅行
  • 池波正太郎のパレット遊び
  • 私が生まれた日
  • 私の仕事
  • 私の風景
  • 小説の散歩みち
  • 食卓のつぶやき
  • 池波正太郎の食卓

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