
感想/コメント
ゲーム・オブ・スローンズのシリーズ通じて、最も残酷な回が「キャスタミアの雨」です。
「キャスタミアの雨」とは七王国で人気の歌の名です。
タイウィンの非情さを歌ったもので、ラニスター家の有力な旗主・キャスタミアのレイン家が反逆した時に、冷酷に鎮圧したことが歌詞になっています。レイン家と雨(レイン)がかけられています。
スターク家が裏切られ殺される出来事を描く「キャスタミアの雨」ですが、釁られた婚儀と呼ばれるこのエピソードこそが、テレビ化されるきっかけになっています。
ベニオフとワイスの二人に深い衝撃を与え、テレビ・シリーズ化の権利を得ることを決めたとされるからです。
この「キャスタミアの雨」は、スコットランドの歴史上の2つの出来事をモチーフにしています。
1つが、スコットランドの王ジェームズ2世がダグラス氏族をエディンバラ城に招いた「ブラック・ディナー」として知られる出来事。死の象徴である黒い雄牛の頭が正餐の最後に出され、太鼓が鳴らされ続ける中、ダグラス氏族は虐殺されました。
もう1つが、マクドナルド氏族が客として招いたキャンベル氏族に38人を殺された「グレンコーの虐殺」です。
キャスタミアの雨
ジョン・スノウの裏切り
サムウェル・ターリーとジリは南に向かっていた。サムは、壁沿いの無人の城を使って壁を超えるつもりだった。サムの膨大な知識が生かされる。その知識の中から、選択した手段・方法を実行する点は、参謀に向いていると言える。
壁を越えたジョン・スノウと野人の一行は、馬飼いの老人の家を襲った。そのすぐ近くにブランたちがいた。ブランとジョジェン・リードがどうやって壁を超えるかを話し合っていたところ、ミーラ・リードが馬飼いの走り去る姿に気づく。状況が分からないブランたちだったが、野人たちに見つかるわけにはいかなかった。だが、ホーダーが雷におびえて叫び始め、野人たちに見つかりそうになる。
トアマンドはジョン・スノウに馬飼いを殺させようとした。本当にナイツ・ウォッチから離れたのかを試すためだ。だが、ジョンは馬飼いを殺すことができなかった。代わりに、イグリットが矢で殺した。
命令に従わなかったジョンをトアマンドは信用できないと判断した。そして、ジョンを殺すよう命じた。イグリットがジョンを守ろうとする。それを見ていたブランは、自分のダイアウルフのサマーに入ってジョンを助けた。サマーとゴーストが野人たちを襲っている間に、ジョンはオレルを殺して、馬を盗んで壁に向かって逃げた。
ブランはオシャにリコンを連れてスターク家の旗主アンバー家の本拠であるラスト・ハースに行くよう頼んだ。ブランたちはここで別れる。ブランとジョジェン、ミーラ、ホーダーの4人は三つ目の鴉を探しに壁の向こう側に向かった。ブランはその使命に従うだけなのだが、ブランの存在はかなりの独自性を帯びていくことになる
ユンカイ攻略
デナーリスたちはユンカイをどのように攻めるかを話し合っていた。ユンカイに詳しいダーリオ・ナハーリスはデナーリスに市の裏門のことを話した。そこから忍び込んで表門を開ければ軍を入れることができる。ジョラー・モーモントは半信半疑だったが。デナーリスはグレイ・ワームに意見を聞き、グレイ・ワームが作戦に賛同したので、ダーリオの作戦を採用した。
ダーリオ、ジョラーそしてグレイ・ワームは裏門から忍び込んだが、ユンカイの奴隷兵士に待ち伏せされてしまう。だが、奴隷兵士たちを味方につけ、ユンカイを制圧した。
釁られた婚儀
ロブ・スターク率いるスターク軍がフレイ家の本拠双子城に着いた。
ロブはウォルダー・フレイとその娘たちに婚約を破棄してしまったことを詫びた。ウォルダーは謝罪を受けいれ、互いのわだかまりは終わった。そして、ウォルダーは上機嫌に、ロブの妻タリサを近くでよく見たいと言った。
アリアはハウンドと一緒に、母キャトリンと兄ロブがいる双子城に向かっていた。ハウンドは荷車を引く商人のふりをして忍び込むつもりだった。
その頃、城ではロブの代わりにウォルダーの娘と結婚することになってるエドミュア・タリーが花嫁ロズリンの美しさに喜んでいた。すぐに結婚式が執り行われ、祝宴が始まった。宴の半ばで床入りの儀式が始まり、エドミュアとロズリンは部屋へ運ばれていった。
新郎新婦が去ると「キャスタミアの雨」が流れ始めた。キャトリンはいぶかしく思い始めた。なぜ婚儀の席で、似つかわしくない曲が流れるのか…。ルース・ボルトンが外套の下に鎖帷子を着込んでいるのに気付くと、裏切りであることを確信した。キャトリンがロブに警告をしようとしたが、すぐにウォルダーが家臣にスターク家を襲わせた。
身籠ったタリサが、ローサーによって何度もお腹を刺されて殺される。そして、ロブも石弓に射ぬかれてしまう。
城内に忍び込んだハウンドとアリアだったが、様子がおかしいことに気が付いた。アリアの目の前でフレイ家の者がスターク家の兵士とロブのダイアウルフのグレイウィンドを殺すのを見た。ハウンドは事態のマズさにすぐさま気が付き、アリアを気絶させ運んで逃げた。
その頃、キャトリンは傷つきながらも、ウォルダーの若妻を捕えて人質とし、ロブの助命を訴えた。だが、ウォルダーは拒否し、ルース・ボルトンはロブの心臓を突き刺した。キャトリンは泣き叫び、ウォルダーの妻を殺すが、すぐさまウォルダーの息子ブラック・ウォルダー・リヴァーズに喉を掻き切られて絶命した。
次なる戦いへ
悲報
結婚したものの、ティリオンとサンサの溝は深いままだった。だが、互いが見捨てられた者同士という似た立場であった。
ティリオンの従者ポドリック・ペインがやって来た。小評議会にティリオンが呼ばれた。そして、双子城でロブとキャトリンが殺されたことを知る。なんということだ…。
ジョフリーはサンサへの贈り物としてロブの首をキングズランディングに運ぶよう命令した。これに怒ったティリオンはジョフリーを脅したが、ジョフリーもティリオンを脅し返した。仲裁にはタイウィンが入った。
タイウィンはティリオンに、ティリオンとサンサの息子が成人するまでルース・ボルトンを北部総督にすると告げた。ティリオンは北部人はこの事件でのラニスター家の役割を忘れないだろうと警告した。タイウィンは冷酷そのもので、人としての血が通っていないが、ティリオンは表面的に皮肉屋だが、人間味がある。
ティリオンは自室に戻り、双子城での悲劇をサンサに伝えた。だが、サンサがすでに聞かされた後であることを知った。慰める言葉などないことを分かっているティリオンはその場を去った。
ヴァリスとシェイ
ヴァリスはシェイと話をして、エッソスに旅立って新しい人生を送るよう説得した。そのための資金も用意した。シェイはティリオン唯一の弱みである。それを知るヴァリスはティリオンの弱みを取り除くことで、ティリオンの力を発揮させたいと考えていた。ヴァリスは自ら権力を握らず、能力のある者を使おうと考える人物である。このスタンスは一貫しており、信念を持った人物である。
ジェイミー・ラニスター、ブライエニー、そしてクァイバーンがキングズランディングに着いた。
アリアの復讐
ハウンド(=サンダー・クレゲイン)とアリアは、ロブの死体にダイアウルフのグレイウィンドの頭がつけられて運ばれていくのを見る。
アリアとハウンドは4人のフレイ家の兵がスターク家の者を殺した話をしているところに出くわし、アリアはロブの死体を冒涜したと言う兵士の首を何度も刺して殺した。
婚儀の翌朝、ウォルダー・フレイとルース・ボルトンは様々なことを話した。ウォルダー・フレイはリヴァーランの領主とルース・ボルトンは北部総督を得ていた。一方で、ブラックフィッシュ(=ブリンデン・タリー)には逃げられていた。
ホワイト・ウォーカーの知らせ
ブラン、ジョジェン・リード、ミーラ・リードらが休んでいると、大男が井戸を登って出て来た。サムウェル・ターリーだった。サムはブランのダイアウルフを見て、ブランであることに気が付いた。ブランはサムに壁の北に連れて行ってくれと頼んだ。
だが、サムはジリと子供を安全なところへ送り届ける必要があり、また、壁の向こうで見たことを報告しなければならなかった。いっしょに行けないサムは、ブランたちにドラゴングラス(黒曜石)を与えた。そして、ホワイト・ウォーカーを殺す力があると教えた。
サムとジリはカースル・ブラックに着き、メイスター・エイモンに壁の向こう側での出来事を報告した。メイスター・エイモンはジリとその息子を避難民と認めて滞在を許し、七王国中にホワイト・ウォーカーの到来を知らせる鴉を送り出した。
それにしても、サムの知識はおそるべし。井戸の抜け道を知っているなんて、どこでその知識を仕入れたのか…。
ジョン・スノウの帰還
ジョン・スノウはイグリットを説得しようとしたが、ジョンが去ろうとした瞬間にイグリットは矢を放った。ジョンは何とか馬に乗るが、イグリットの矢はジョンにあたった。ジョンは傷を負いながら、カールス・ブラックに着いたナイツ・ウォッチたちはジョンを運び入れ、サムとピップが手当てをした。
ラムジー・スノウ
ドレッドフォート城で、シオンはラムジー・スノウに、殺してくれと懇願していた。ラムジーはシオンが死んでは価値が無くなるので、殺しはしないが、完全な下僕にすべくリーク(くさや)と名付けて拷問をつづけた。シオンは崩壊寸前だった。
そのシオン・グレイジョイの体の一部が入った箱がベイロン・グレイジョイの下へ届けられた。シオンの姉ヤーラは助けに行くことを提案するが、ベイロンは脅しを拒絶した。ヤーラは独断で50人の最強の戦士と最速の船でシオンを助けに向かった。
ダヴォス、ジェンドリーを逃がす
ダヴォス・シーワースは地下のジェンドリーを訪ね、己の身の上話をした。
ダヴォスがシリーンと字を読む練習をしている時、ナイツ・ウォッチから送られた手紙が届き、内容を読んだ。そして、ダヴォスはスタニスとメリサンドルに会いに行き、ロブ・スタークが死んだことを話した。スタニスはメリサンドルが蛭を焼いた儀式のおかげだと言った。
メリサンドルは、光の王に捧げる犠牲としてジェンドリーを火あぶりにしようと考えていた。それを知ったダヴォスは地下牢からジェンドリーを連れ出して逃がした。
ジェンドリーを逃がしたことを知り、スタニスはダヴォスの処刑を命じるが、ダヴォスはナイツ・ウォッチからの手紙を見せた。そこにはホワイト・ウォーカーの件が記されていた。メリサンドルは、北部を救えるのはスタニスだけで、そのためにはダヴォスの助けが必要になるから、ダヴォを処刑することを止めるよう進言した。
ユンカイ解放
デナーリス・ターガリエンはユンカイの奴隷たちから「ミサ」と呼ばれるようになった。古代ギスカル語で「母」を意味する。デナーリスは奴隷たちに担がれ、空ではドラゴンが自由に飛び回っていた。
各シーズン紹介
シーズン1
- 第1話「冬来たる」、第2話「王の道」
- 第3話 「冥夜の守人」、第4話 「壊れたものたち」
- 第5話 「狼と獅子」、第6話 「黄金の冠」
- 第7話 「勝つか死ぬか」、第8話 「進軍」
- 第9話 「ベイラー大聖堂」、第10話 「炎と血」
シーズン2
- 第1話「王の乱立」、第2話「粛清」
- 第3話 「鉄の決意」、第4話 「光と影」
- 第5話 「ハレンの巨城」、第6話 「古今の神々」
- 第7話 「義なき男」、第8話 「決戦前夜」
- 第9話 「ブラックウォーターの戦い」、第10話 「勝者」
シーズン3
- 第1話「新たな時代」、第2話「三つ目の鴉」
- 第3話 「処罰の道」、第4話 「穢れなき軍団」
- 第5話 「炎の口づけ」、第6話 「登壁」
- 第7話 「女剣士と熊」、第8話 「次子-セカンドサンズ-」
- 第9話 「キャスタミアの雨」、第10話 「次なる戦いへ」
シーズン4
- 第1話「二本の剣」、第2話「獅子と薔薇」
- 第3話 「奴隷解放者」、第4話 「誓約を果たすもの」
- 第5話 「新王誕生」、第6話 「裁判」
- 第7話 「月の扉」、第8話 「山と毒蛇」
- 第9話 「黒の城の死闘」、第10話 「世継ぎたち」
シーズン5
- 第1話「新たな戦いの幕開け」、第2話「黒と白の館」
- 第3話 「雀聖下」、第4話 「ハーピーの息子たち」
- 第5話 「壁の決断」、第6話 「父の仇」
- 第7話 「贈り物」、第8話 「堅牢な家」
- 第9話 「竜の舞踏」、第10話 「慈母の慈悲」
シーズン6
- 第1話「紅の女」、第2話「故郷」
- 第3話 「背任者」、第4話 「異客の書」
- 第5話 「扉」、第6話 「血盟の血」
- 第7話 「砕かれし者」、第8話 「誰でもない者」
- 第9話 「落とし子の戦い」、第10話 「冬の狂風」
シーズン7
- 第1話「ドラゴンストーン」、第2話「嵐の申し子」
- 第3話 「女王の正義」、第4話 「戦利品」
- 第5話 「イーストウォッチ」、第6話 「壁の向こう」
- 第7話 「竜と狼」
情報(題名・監督・俳優など)
監督:ティモシー・ヴァン・パタン、ブライアン・カーク、ダニエル・ミナハン、アラン・テイラー
原作:ジョージ・R・R・マーティン
シーズン2主要人物
スターク家
- ロブ・スターク / リチャード・マッデン (スターク家の長男。「北の王」)
- タリサ・マイギア / ウーナ・チャップリン (ロブ・スタークの妻。ヴォランティス出身の治療者。)
- サンサ・スターク / ソフィー・ターナー (スターク家の長女)
- アリア・スターク / メイジー・ウィリアムズ (スターク家の次女)
- ジェンドリー / ジョー・デンプシー (アリア・スタークの友。ロバート王の落とし子。)
- ホット・パイ / ベン・ホーキー (アリア・スタークの道連れ。パン屋の息子。)
- ブラン・スターク / アイザック・ヘンプステッド=ライト (スターク家の次男。転落事故で下半身不随。)
- オシャ / ナタリア・テナ (スターク家の召使。元「野人」。)
- ホーダー / クリスチャン・ナイアン (スターク家の召使。)
- ジョジェン・リード / トーマス・サングスター (ブランの旅の仲間、ミーラの弟)
- ミーラ・リード / エリー・ケンドリック (ブランの旅の仲間、ジョジェンの姉)
- リコン・スターク / アート・パーキンソン (スターク家の末息子)
- キャトリン・タリー / ミシェル・フェアリー (エダード・スタークの妻。タリー家出身)
- ブライエニー / グェンドリン・クリスティー (女性騎士、タース島領主の娘)
- ジョン・スノウ / キット・ハリントン (エダードの落とし子、「ナイツウォッチ」)
- リカード・カースターク / ジョン・スタル (スターク家の旗主カースターク家の長)
- グレイウィンド / (ロブのダイアウルフ)
- サマー / (ブランのダイアウルフ)
- シャギードッグ / (リコンのダイアウルフ)
- ゴースト / (ジョン・スノウのダイアウルフ)
ボルトン家
- ルース・ボルトン / マイケル・マケルハットン (スターク家の旗主でドレッドフォート公)
- ラムジー・スノウ / イワン・リオン (ルース・ボルトンの落とし子)
- ロック / ノア・テイラー (ボルトン家の家臣)
- ミランダ / シャーロット・ホープ (ラムジーの残虐な召使にして愛人)
グレイジョイ家
- ベイロン・グレイジョイ / パトリック・マラハイド (グレイジョイ家当主。「鉄諸島」)
- ヤーラ・グレイジョイ / ジェンマ・ウィーラン (シオンの姉。「鉄諸島」。)
- シオン・グレイジョイ / アルフィー・アレン (グレイジョイ家の世継ぎ、スターク家の里子。「鉄諸島」)
ラニスター家
- タイウィン・ラニスター / チャールズ・ダンス (ラニスター家の当主、サーセイらの父)
- サーセイ・ラニスター / レナ・ヘディ (ロバート王の妃、ジェイミーと双子)
- ジェイミー・ラニスター / ニコライ・コスター=ワルドー (「王の盾」の騎士、サーセイと双子)
- ティリオン・ラニスター / ピーター・ディンクレイジ (サーセイとジェイミーの弟。小人。)
- ブロン / ジェローム・フリン (ティリオンの友人。傭兵。)
- サンダー・クレゲイン / ロリー・マッキャン (ラニスター家の家臣「ハウンド」。グレガーの弟)
- シェイ / シベル・ケキリ (ティリオンの愛人。エッソス出身の娼婦。)
- ポドリック・ペイン / ダニエル・ポートマン (ティリオンの従者)
- クァイバーン / アントン・レッサー (人体実験で除名された元メイスター)
- マーリン・トラント / イアン・ビーティー (「王の盾」の騎士)
タイレル家
- マージェリー・タイレル / ナタリー・ドーマー (タイレル家の長女。レンリー、ジョフリー、トメンの未亡人。)
- ロラス・タイレル / フィン・ジョーンズ (マージェリーの兄。「花の騎士」)
バラシオン家
- ジョフリー・バラシオン / ジャック・グリーソン (王。ロバート王とサーセイの長男。)
- トメン・バラシオン / カラム・ワリー (王。ジョフリーとミアセラの弟。)
- ミアセラ・バラシオン / エイミー・リチャードソン (ジョフリーの妹、トメンの姉)
- スタニス・バラシオン / スティーヴン・ディレイン (ロバート王の弟、レンリーの兄)
- ダヴォス・シーワース / リアム・カニンガム (スタニスの家臣。元密輸業者。「玉葱の騎士」)
- マットス・シーワース / カー・ローガン (ダヴォス・シーワースの息子)
- メリサンドル / カリス・ファン・ハウテン (「光の王」の女祭司、スタニスに仕える)
- サラドール・サーン / ルシアン・ムサマティ (海賊。スタニスに味方する。)
- セリース・フロレント / タラ・フィッツジェラルド (スタニスの妻。フロレント家の出身)
- レンリー・バラシオン / ゲシン・アンソニー (ロバート王の末弟)
タリー家
- ホスター・タリー / クリス・ニューマン (タリー家の長。キャトリンらの父)
- エドミュア・タリー / トビアス・メンジーズ (タリー家の長男。キャトリンの弟)
- ブリンデン・タリー / クライヴ・ラッセル (キャトリンの叔父。「ブラックフィッシュ」)
ターリー家
- サムウェル・ターリー / ジョン・ブラッドリー (「ナイツウォッチ」。ジョン・スノウの太った友人)
フレイ家
- ウォルダー・フレイ / デイビッド・ブラッドリー (フレイ家当主。タリー家の旗主。)
- ローサー・フレイ / ダニエル・タイート (ウォルダー公の息子)
- ロズリン・フレイ / アレキサンドラ・ドーリング (ウォルダー公の娘。エドミュアの妻)
- ウォルダー・リヴァーズ / ティム・プレスター (ウォルダー公の落とし子)
ターガリエン家
- デナーリス・ターガリエン / エミリア・クラーク (ターガリエン家の王女。ヴィセーリスの妹)
- ヴィセーリオン / (デナーリスのドラゴン)
- ドロゴン / (デナーリスの最大のドラゴン)
- レイガル / (デナーリスのドラゴン)
- ジョラー・モーモント / イアン・グレン (ジオーの息子、デナーリスの家臣)
- バリスタン・セルミー / イアン・マッケルヒニー (「王の盾」の元総帥でデナーリスの家臣)
- ミッサンデイ / ナタリー・エマニュエル (デナーリスの通訳)
- グレイ・ワーム / ジェイコブ・アンダーソン (「穢れなき軍団」の司令官)
- エイモン / ピーター・ヴォーン (「壁」の盲目のメイスター、ターガリエン家出身)
ナイツウォッチ
- ジオー・モーモント / ジェームズ・コスモ (「ナイツウォッチ」の総帥。ジョラーの父)
- グレン / マーク・スタンリー (「ナイツウォッチ」、ジョンの友)
- ピップ / ジョセフ・アルティン (「ナイツウォッチ」、ジョンの友)
- エディソン・トレット / ベン・クロンプトン (ドロラス・エッド、「ナイツウォッチ」の雑士)
- カール・タナー / バーン・ゴーマン (「ナイツウォッチ」の反逆者)
- ドロラス・エッド / ベン・クロンプトン (エディソン・トレット、「ナイツウォッチ」の雑士)
- ラスト / ルーク・バーンズ (「ナイツウォッチ」の反乱者)
野人
- イグリット / ローズ・レスリー (「野人」の女戦士、弓の名手)
- マンス・レイダー / キーラン・ハインズ (「野人」の王、「壁の向こうの王」)
- 鎧骨公 / エドワード・ドリアーニ (「野人」の戦頭で骨の鎧を着る)
- クラスター / ロバート・パフ (娘を妻とし大家族を率いる「野人」)
- ジリ / ハンナ・マリー (クラスターの娘であり妻の一人)
- トアマンド / クリストファー・ヒヴュ (「巨人殺し」。「野人」の戦頭)
- オレル / マッケンジー・クルック (「野人」の皮装者)
旗印のない兄弟団
- ベリック・ドンダリオン / リチャード・ドーマー (無法者集団「旗印のない兄弟団」の長)
- アンガイ / フィリップ・マクギンリー (「旗印のない兄弟団」の弓の名手)
- ミアのソロス / ポール・ケイ (「光の王」の祭司、「旗印のない兄弟団」)
小評議会
- ピーター・ベイリッシュ / エイダン・ギレン (蔵相、小貴族の出、”リトルフィンガー”)
- オリヴァー / ウィル・テューダー (ベイリッシュのスパイで男娼)
- ロス / エスメ・ビアンコ (ベイリッシュのスパイの娼婦)
- ヴァリス / コンリース・ヒル (スパイの元締めの宦官)
- パイセル / ジュリアン・グローヴァー (王に仕えるグランド・メイスター)
その他
- ダーリオ・ナハーリス / エド・スクレイン (エッソスの傭兵部隊「次子」の司令官)
- クラズニス / ダン・ヒルデブランド (アスタポアの奴隷商人)