
感想/コメント
七王国中に王が乱立し始め、鉄の玉座を巡る争いが本格化し始めます。
ジョフリー・バラシオンが鉄の玉座に座り、残酷な本性を見せ始めるのです。ジョフリーのモデルになったのは、ローマ時代の悪名高き皇帝カリギュラだといいます。
王の乱立
スタニス・バラシオン
ロバート王の次弟・スタニス・バラシオンが鉄の玉座を求めた。
正当性を主張してのことだが、そもそも兄・ロバートが王位簒奪者なのだから、正当性もくそもない、と思う。正当性だけなら、デナーリス・ターガリエンになる。
スタニスは、ドラゴンストーンから七王国中に手紙を送り、ジョフリー、トメン、ミアセラは、サーセイとジェイミーの姉弟の子であると触れまわる。
スタニスは側近のダヴォス・シーワースの意見に耳を貸さず、末弟レンリーら他の王位要求者との同盟を拒否する。このあたりが、スタニスの狭量なところで、器の小ささが見え隠れする。さらに、根暗だ。弟レンリーが明るいのに比して、陰鬱な人間だ。
スタニスのメイスターであるクレッセンは、女祭司メリサンドルを毛嫌いしている。メリサンドルは「光の王」に使える祭司で、スタニスは宗旨替えをしたところだった。
メリサンドルが登場するシーンの音楽が良い!不気味さをそれとなく醸し出し、不安感をそれとなく煽る。ぴったりの音楽だ。
メリサンドル演じるカリス・ファン・ハウテンもよい。妖艶な中に、狂信的な雰囲気を上手く表現している。ゲーム・オブ・スローンズのはまり役の一人だと思う。
そのメリサンドルがウェスタロスの七神正教の神像を燃やすよう命じる。
七神正教の神像が燃やされたドラゴンストーンのシーンが撮影された北アイルランドの浜辺だという。夜のシーンだが、寒々しく感じるのは、北アイルランドの浜辺だからだろうか。
メイスターのクレッセンはカップに毒を入れて、まず自分が飲んで見せ、メリサンドルにも飲ませた。だが、メリサンドルは毒入りの飲み物を飲んでも、死ななかった。
このメリサンドルの真の姿はシーズン6の第1話で明かされる。
スターク軍の陣地で
ロブ・スタークは、捕虜にしたジェイミー・ラニスターを訪ねた。そして、ロブはスタニスからの手紙を見せる。そこには、ジョフリー、トメン、ミアセラは、サーセイと双子の弟ジェイミーの近親相姦の子であると書かれている。
ロブはジェイミーに、捕虜となっているアルトン・ラニスターに講和条件をもたせてキングズランディングに送ると告げた。要求は、サンサ、アリアら、妹たちの解放、エダードの遺体の返還と北部の独立だ。
ロブは独力では戦争に勝てないことを知っていた。そこで、シオン・グレイジョイを鉄諸島の父ベイロン・グレイジョイのもとに送り、鉄諸島の水軍の助けを求めることにした。母キャトリンは反対した。
母キャトリンはウィンターフェルに残してきた二人の息子ブランとリコンのもとに帰りたがるが、ロブは同盟の交渉をするためレンリー・バラシオンの宮廷に送りだす。
この後のシオン・グレイジョイは、最低の男に成り下がる。いや、男として最低ではなく、人として最低になる。
ウィンターフェルのブラン
ブランはダイアウルフのサマーになり、神々の森の中を走る不思議な夢を見る。
朝になり、ホダーとオシャに連れられて神々の森に行き、夢で見た風景を目の前に観ることになる。
空を見上げると、彗星が輝いている。ブランは勝利の前兆とみて、オシャはドラゴンを意味すると言った。
北で見た彗星を、デナーリスが見るというのは、ブランの関係性を上手く表現した綺麗な構図である。
壁の向こう側のクラスターの砦
ジョン・スノウら偵察隊はクラスターの砦に着いた。
クラスターによると、野人の指導者のマンス・レイダーは大きな軍を集めて、南に進むつもりだという。
クラスターは娘たちを妻としている。ジョン・スノウはそのことに嫌悪を覚えるが、総帥のジオー・モーモントは諭した。
ナローシーの向こう側のデナーリス
デナーリス・ターガリエンは数の減った部族を率いて赤い荒地をさまよっていた。
生まれたばかりのドラゴンは肉を食べようとせず、馬は疲労で死んでゆく。このままでは皆が飢え死にするのが目に見えていた。
デナーリスはジョラー・モーモントと相談して、3人の騎手を斥候に送りだした。
依然として、他の主要人物たちと交わらないデナーリス。周辺部で右往左往している。だが、キーパーソンである。
キングズランディング
ジョフリーの命名式を祝う儀式の場で、酔っぱらって醜態をさらしたのが騎士サー・ドントスだった。ジョフリーは死を宣告したが、サンサがとりなした。このサー・ドントスは端役だが、覚えておこう。
このシーンが撮影されたのはクロアチアのドゥブロヴニクの砦だという。キングズランディングは、地中海に面した、旧ローマ帝国の遺影を留める都市が似合う。
ティリオンが、父の代理として王の手になるべくキングズランディングに戻った。サーセイはティリオンの王の手就任に激怒する。
ここからしばらくティリオンが活躍を見せる。ティリオンはゲーム・オブ・スローンズにおいてとても重要な人物である。皮肉屋だが、善政を敷こうという強い意思がある。私利私欲の薄い数少ない登場人物である。
個人的にティリオンが最も好きなキャラクターだが、ある研究者が、ドラマにおける人間関係を分析したところ、最もつながりが多かったのがティリオンで、その点においてティリオンがドラマの主人公であるという見方もあるようだ。
ティリオンはアリア・スタークが逃げ出したことを知り、サーセイに嫌味を言った。これでエダード・スタークと合わせて人質を二人も失った。ティリオンは、サンサとアリアをジェイミーと交換するつもりだったのだ。
ジョフリー王は、スタニスからの手紙の真偽をサーセイを問いただす。
ジャノス・スリント率いるキングズ・ガードがロバート王のすべての落とし子を捜索し始めた。ロバート王の落とし子であるジェンドリーは既に王都を抜け出していた。
ジェンドリーが壁に向かう一行の中に紛れ込んでいた。その中にアリア・スタークもいた。
キングズランディングの野外の撮影は、シーズン1ではマルタで行われたが、シーズン2ではクロアチアのドゥブロヴニクが選ばれた。ドゥブロヴニクは「アドリア海の真珠」と賞される。
粛清
ティリオンとヴァリス
ティリオンが部屋に戻ると、愛人のシェイとヴァリスが話をしていた。
ティリオンとヴァリスは穏やかに相手を脅迫しあう。ヴァリスは、シェイがここにいることを暴露すると言い、ティリオンはヴァリスを殺すと言う。
ヴァリスの存在というのも、ゲーム・オブ・スローンズには必要不可欠である。この得体のしれない人物も、ティリオン同様に私利私欲に薄い人物。ヴァリス演じるコンリース・ヒルもはまり役の一人である。
ヴァリスが使うのは「小鳥」と呼ばれるスパイ。その正体はシーズン6で明かされる。
小評議会で、サーセイはロブ・スタークからの講和条件を破り捨てた。
次にナイツ・ウォッチ総帥ジオー・モーモントからの、手紙を読みあげた。ジオー・モーモントはホワイト・ウォーカーが現れたというが、ティリオン以外の小評議会は信じなかった。
ティリオンはキングズ・ガードの総帥ジャノス・スリントと食事をし、ロバート王の落とし子が殺されたことについて尋ねた。
だが、ジャノスが口を割らなかったため、ティリオンはジャノスを壁に追放した。新しいキングズ・ガードにはブロンをあてた。
ブロンは、ある意味もう一人のティリオンである。ティリオンが複雑なのは、彼を補完するキャラクターが複数いることである。ブロンがそれであり、ヴァリスもそれである。ティリオンは、誰かと共にいることで引き立つ存在であり、生きる存在ともいえる。彼自身が強くない分、知らず知らずのうちに人の助けを求め、助けの手を差し出す者が現れる。そうした点において、ティリオンはこのドラマにおいて最も社会性のある人物になる。
ティリオンはサーセイが命令を下したのだと思っていたが、実はジョフリーであったことを知る。
海賊サラドール・サーン
ダヴォス・シーワースと息子のマットスは、ダヴォスの旧友で海賊のサラドール・サーンを味方につけた。
ダヴォスとサーンは、マットスが光の王を篤く信仰することを苦々しく思う。
ゲーム・オブ・スローンズの世界において、多神教と一神教が対立するが、一神教である光の王はカルト的に描かれている。キリスト教世界で生まれた作品としては興味深い描写である。
宗教は重要なファクターとして描かれてはいるが、宗教対立は描かれていないのも印象的である。宗教面よりも、家名の戦い、つまりは俗世における中世的な王権の争いに重きが置かれているドラマである。
メリサンドルはスタニスを誘惑し、光の王に捧げるならば息子を授けると約束する。この後に起きる出来事は、ドラマで描かれる数少ないダーク・ファンタジー色の場面である。このドラマは、雰囲気はファンタジーだが、基本は肉弾戦が多い。
鉄諸島に戻ったシオン・グレイジョイ
シオン・グレイジョイは鉄諸島に帰るが、出迎えのないことに不満だった。見知らぬ若い女性に出迎えられ、シオンは女性を誘惑しながら、パイク城に向かう。
ここまでで、いいお坊ちゃんであるシオン・グレイジョイは終わる。ここから先、反吐が出るようなクズ人間になっていく。
シオン・グレイジョイは父親ベイロン・グレイジョイに冷たい出迎えを受ける。さらに、シオンを出迎えた女性の正体はシオンの姉ヤーラだった。父と姉から見下されるような出迎えを受け、シオンのプライドは傷つけられた。
鉄諸島のパイク城が撮影されたのは北アイルランドの港。雰囲気がとてもマッチしてる。
デナーリス
三人の斥候のうち一人がデナーリス・ターガリエンのもとに戻るが、鞍袋には斥候の首が入れられていた。他の部族長からのメッセージだった。デナーリスは火葬の用意をさせ、復讐を誓った。
アリアの一行
二人のキングズ・ガードが、ジェンドリーを探して旅の一行のもとに来た。ヨーレンが剣で脅して追い払った。
ジェンドリーはアリアと、自分が探される理由を話しあった。そして、アリアが女であることを知っていると言った。アリアは自分の正体をジェンドリーに明かす。
クラスターの砦
サムウェル・ターリーは、ジョンのダイアウルフのゴーストからクラスターの娘で妻のジリを助けた。
ジリは今後重要な登場人物になっていくが、役回りはとても分かりやすい。このまま、シリーズの最後まで行ってほしい。
サムはジョン・スノウに、ジリを連れ出したいと相談するが、ジョンは断った。
クラスターは生まれた子供は娘しか残さない。息子がどうなるのか、ジョンは疑問に思い始めた。夜遅くにクラスターが生まれたばかりの赤子を森に連れていくのを見て、あとをつけた。
ジョンは、ホワイト・ウォーカーが赤子を手に入れるところを見るが、同時にジョンの頭をクラスターが殴って気を失う。
ホワイト・ウォーカーの目的が何なのかがとても分かりにくい。というのは、クラスターの砦近くまで姿を現しながら、クラスターの砦にいるナイツ・ウォッチを襲わないからだ。
各シーズン紹介
シーズン1
- 第1話「冬来たる」、第2話「王の道」
- 第3話 「冥夜の守人」、第4話 「壊れたものたち」
- 第5話 「狼と獅子」、第6話 「黄金の冠」
- 第7話 「勝つか死ぬか」、第8話 「進軍」
- 第9話 「ベイラー大聖堂」、第10話 「炎と血」
シーズン2
- 第1話「王の乱立」、第2話「粛清」
- 第3話 「鉄の決意」、第4話 「光と影」
- 第5話 「ハレンの巨城」、第6話 「古今の神々」
- 第7話 「義なき男」、第8話 「決戦前夜」
- 第9話 「ブラックウォーターの戦い」、第10話 「勝者」
シーズン3
- 第1話「新たな時代」、第2話「三つ目の鴉」
- 第3話 「処罰の道」、第4話 「穢れなき軍団」
- 第5話 「炎の口づけ」、第6話 「登壁」
- 第7話 「女剣士と熊」、第8話 「次子-セカンドサンズ-」
- 第9話 「キャスタミアの雨」、第10話 「次なる戦いへ」
シーズン4
- 第1話「二本の剣」、第2話「獅子と薔薇」
- 第3話 「奴隷解放者」、第4話 「誓約を果たすもの」
- 第5話 「新王誕生」、第6話 「裁判」
- 第7話 「月の扉」、第8話 「山と毒蛇」
- 第9話 「黒の城の死闘」、第10話 「世継ぎたち」
シーズン5
- 第1話「新たな戦いの幕開け」、第2話「黒と白の館」
- 第3話 「雀聖下」、第4話 「ハーピーの息子たち」
- 第5話 「壁の決断」、第6話 「父の仇」
- 第7話 「贈り物」、第8話 「堅牢な家」
- 第9話 「竜の舞踏」、第10話 「慈母の慈悲」
シーズン6
- 第1話「紅の女」、第2話「故郷」
- 第3話 「背任者」、第4話 「異客の書」
- 第5話 「扉」、第6話 「血盟の血」
- 第7話 「砕かれし者」、第8話 「誰でもない者」
- 第9話 「落とし子の戦い」、第10話 「冬の狂風」
シーズン7
- 第1話「ドラゴンストーン」、第2話「嵐の申し子」
- 第3話 「女王の正義」、第4話 「戦利品」
- 第5話 「イーストウォッチ」、第6話 「壁の向こう」
- 第7話 「竜と狼」
情報(題名・監督・俳優など)
監督:ティモシー・ヴァン・パタン、ブライアン・カーク、ダニエル・ミナハン、アラン・テイラー
原作:ジョージ・R・R・マーティン
シーズン2主要人物
スターク家
- ロブ・スターク / リチャード・マッデン (スターク家の長男。「北の王」)
- タリサ・マイギア / ウーナ・チャップリン (ロブ・スタークの妻。ヴォランティス出身の治療者。)
- サンサ・スターク / ソフィー・ターナー (スターク家の長女)
- アリア・スターク / メイジー・ウィリアムズ (スターク家の次女)
- ジェンドリー / ジョー・デンプシー (アリア・スタークの友。ロバート王の落とし子。)
- ホット・パイ / ベン・ホーキー (アリア・スタークの道連れ。パン屋の息子。)
- ブラン・スターク / アイザック・ヘンプステッド=ライト (スターク家の次男。転落事故で下半身不随。)
- オシャ / ナタリア・テナ (スターク家の召使。元「野人」。)
- ホーダー / クリスチャン・ナイアン (スターク家の召使。)
- リコン・スターク / アート・パーキンソン (スターク家の末息子)
- キャトリン・タリー / ミシェル・フェアリー (エダード・スタークの妻。タリー家出身)
- ブライエニー / グェンドリン・クリスティー (女性騎士、タース島領主の娘)
- ジョン・スノウ / キット・ハリントン (エダードの落とし子、「ナイツウォッチ」)
- リカード・カースターク / ジョン・スタル (スターク家の旗主カースターク家の長)
- グレイウィンド / (ロブのダイアウルフ)
- サマー / (ブランのダイアウルフ)
- シャギードッグ / (リコンのダイアウルフ)
- ゴースト / (ジョン・スノウのダイアウルフ)
- メイスター・ルーウィン / ドナルド・サンプター (スターク家に仕えるメイスター)
- ロドリック・カッセル / ロン・ドナキー (スターク家の武術師範)
ボルトン家
- ルース・ボルトン / マイケル・マケルハットン (スターク家の旗主でドレッドフォート公)
グレイジョイ家
- ベイロン・グレイジョイ / パトリック・マラハイド (グレイジョイ家当主。「鉄諸島」)
- ヤーラ・グレイジョイ / ジェンマ・ウィーラン (シオンの姉。「鉄諸島」。)
- シオン・グレイジョイ / アルフィー・アレン (グレイジョイ家の世継ぎ、スターク家の里子。「鉄諸島」)
- ダグマー / ラルフ・イネソン (シオン・グレイジョイを助ける鉄諸島人)
ラニスター家
- タイウィン・ラニスター / チャールズ・ダンス (ラニスター家の当主、サーセイらの父)
- サーセイ・ラニスター / レナ・ヘディ (ロバート王の妃、ジェイミーと双子)
- ジェイミー・ラニスター / ニコライ・コスター=ワルドー (「王の盾」の騎士、サーセイと双子)
- ティリオン・ラニスター / ピーター・ディンクレイジ (サーセイとジェイミーの弟。小人。)
- ランセル・ラニスター / ユージーン・サイモン (ケヴァンの息子でサーセイらの従兄弟)
- アルトン・ラニスター / カール・デイヴィース (ジェイミーの従弟)
- ブロン / ジェローム・フリン (ティリオンの友人。傭兵。)
- サンダー・クレゲイン / ロリー・マッキャン (ラニスター家の家臣「ハウンド」。グレガーの弟)
- グレガー・クレゲイン / イアン・ホワイト (ラニスター家の家臣 「マウンテン」。サンダーの兄)
- シェイ / シベル・ケキリ (ティリオンの愛人。エッソス出身の娼婦。)
- ポドリック・ペイン / ダニエル・ポートマン (ティリオンの従者)
- エイモリー・ローチ / フィンタン・マッキィーオン (ラニスター家の家臣)
- イリーン・ペイン / ウィルコ・ジョンソン (口のきけない首斬り役人)
- ケヴァン・ラニスター / イアン・ゲルダー (西部の領主タイウィン・ラニスターの弟)
- ポリヴァー / アンディ・ケリガー (ロミーを殺したラニスター家の家来)
- マーリン・トラント / イアン・ビーティー (「王の盾」の騎士)
- マンドン・ムーア / ジェームス・ドラン (「王の盾」の騎士。ティリオンを襲う)
タイレル家
- マージェリー・タイレル / ナタリー・ドーマー (タイレル家の長女。レンリー、ジョフリー、トメンの未亡人。)
- ロラス・タイレル / フィン・ジョーンズ (マージェリーの兄。「花の騎士」)
バラシオン家
- ジョフリー・バラシオン / ジャック・グリーソン (王。ロバート王とサーセイの長男。)
- トメン・バラシオン / カラム・ワリー (王。ジョフリーとミアセラの弟。)
- ミアセラ・バラシオン / エイミー・リチャードソン (ジョフリーの妹、トメンの姉)
- スタニス・バラシオン / スティーヴン・ディレイン (ロバート王の弟、レンリーの兄)
- ダヴォス・シーワース / リアム・カニンガム (スタニスの家臣。元密輸業者。「玉葱の騎士」)
- マットス・シーワース / カー・ローガン (ダヴォス・シーワースの息子)
- メリサンドル / カリス・ファン・ハウテン (「光の王」の女祭司、スタニスに仕える)
- サラドール・サーン / ルシアン・ムサマティ (海賊。スタニスに味方する。)
- セリース・フロレント / タラ・フィッツジェラルド (スタニスの妻。フロレント家の出身)
- レンリー・バラシオン / ゲシン・アンソニー (ロバート王の末弟)
ターリー家
- サムウェル・ターリー / ジョン・ブラッドリー (「ナイツウォッチ」。ジョン・スノウの太った友人)
ターガリエン家
- デナーリス・ターガリエン / エミリア・クラーク (ターガリエン家の王女。ヴィセーリスの妹)
- ヴィセーリオン / (デナーリスのドラゴン)
- ドロゴン / (デナーリスの最大のドラゴン)
- レイガル / (デナーリスのドラゴン)
- ジョラー・モーモント / イアン・グレン (ジオーの息子、デナーリスの家臣)
- イリ / アムリタ・アチャリア (デナーリスの世話をする奴隷)
- ドリア / ロクサーヌ・マッキー (デナーリスの侍女)
- 香辛料の王 / ニコラス・ブレイン (クァースの実力者)
- ザロ・ゾアン・ダクソス / ノンソー・アノジー (クァースの豪商で「十三人組」のひとり)
- パイアット・プリー / イアン・ハンモア (クァースの黒魔導師で「十三人組」の一人)
ナイツウォッチ
- ジオー・モーモント / ジェームズ・コスモ (「ナイツウォッチ」の総帥。ジョラーの父)
- ジャノス・スリント / ドミニク・カーター (「王都の守人」総帥。後に「ナイツウォッチ」)
- グレン / マーク・スタンリー (「ナイツウォッチ」、ジョンの友)
- エディソン・トレット / ベン・クロンプトン (ドロラス・エッド、「ナイツウォッチ」の雑士)
- クォーリン / サイモン・アームストロング (「ナイツウォッチ」の哨士。二本指のクォーリン)
- ドロラス・エッド / ベン・クロンプトン (エディソン・トレット、「ナイツウォッチ」の雑士)
- ヨーレン / フランシス・マギー (「ナイツウォッチ」の新兵募集係)
野人
- イグリット / ローズ・レスリー (「野人」の女戦士、弓の名手)
- 鎧骨公 / エドワード・ドリアーニ (「野人」の戦頭で骨の鎧を着る)
- クラスター / ロバート・パフ (娘を妻とし大家族を率いる「野人」)
- ジリ / ハンナ・マリー (クラスターの娘であり妻の一人)
ドスラク人
- カール・ドロゴ / ジェイソン・モモア (ドスラク人の族長でデナーリスの夫)
- ラカーロ / エリス・ガベル (デナーリスに仕えるドスラク人)
壁
- バイター / ジェラード・ジョーダン (「壁」に連れて行かれる囚人、)
- ロージ / アンディ・ベックウィズ (「壁」に連れて行かれる囚人)
小評議会
- ピーター・ベイリッシュ / エイダン・ギレン (蔵相、小貴族の出、”リトルフィンガー”)
- ロス / エスメ・ビアンコ (ベイリッシュのスパイの娼婦)
- ヴァリス / コンリース・ヒル (スパイの元締めの宦官)
- パイセル / ジュリアン・グローヴァー (王に仕えるグランド・メイスター)
顔のない男たち
- ジャクェン・フ=ガー / トム・ヴラシア (ブレーヴォス出身の刺客)
その他
- クェイス / ローラ・プラデルスカ (木の仮面をつけた女予言者)
- ドントス・ホラード / トニー・ウェイ (道化の身分に落とされた騎士)