
映画「トロイ」(2004年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)
世界最大最古の歴史叙事詩、ホメロスの「イリアス」を映画化した作品。神話を描いた作品らしく映像は美しいものに仕上がっている。 すべては神話の中の話だが、描かれているのは、生身の人間たちの愛憎であり名誉である。
世界最大最古の歴史叙事詩、ホメロスの「イリアス」を映画化した作品。神話を描いた作品らしく映像は美しいものに仕上がっている。 すべては神話の中の話だが、描かれているのは、生身の人間たちの愛憎であり名誉である。
エンディングロールが終わっても席を立ってはいけない。前作同様のお楽しみがあるのだ。前作でこれに気がつかなかった人は再度見直すべし。相変わらずふざけているのか、まじめなのかが分からないジャック・スパロウ
笑えます。とにかく笑えます。そして、ちょいと泣けます。それは、上方落語の重鎮が死ぬ間際からのドタバタ騒ぎ。そして、通夜での出来事。本来はこうした通夜を笑いにするのは不謹慎な話です。
映画冒頭でロチェスター伯爵が独白する部分から、妙に惹きつけられるのがこの映画。『初めに断っておく。諸君は私を好きになるまい。男は嫉妬し、女は拒絶し、物語が進むにつれてどんどん私を嫌いになる。』
色彩の美しさ、音楽の悲しさ、武術の華麗さ...美しいほどに悲しい映画である。謎の男、無名の語りが軸となり、何が真実なのかわからない複数の物語が入り乱れていく。そして、パズルの様に組み立てられていく物語。
都内の高級ホテル「ホテルアバンティ」の中ですべてが展開します。大晦日、年をまたいだ2時間のリアルタイムのドラマ。つまり24(Twenty Four)と同じですね。
13世紀のスコットランドの状況など知らない。当然、主人公のウィリアム・ウォレスという人物も知らない。だが、そういう前知識を抜きにして見ることが出来る映画である。
ミステリー仕立てで、長い映画(133分)なのですが、緻密に組み立てられた場面場面には無駄なものが無く、細密な時計の内部を見ているような感じです。
山田洋次監督による藤沢周平作品の映画化第2弾。原作は藤沢周平の「隠し剣鬼ノ爪」「雪明かり」。前作『たそがれ清兵衛』に比べると、配役が日本の時代小説を舞台にした映画にマッチしている感じがある。
渡り鳥の飛行している様をすぐそばから撮影し、背景には都会の風景が映し出されているシーンなどは圧巻である。また、様々な鳥が登場している点も楽しい映画である。