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Alpha / The Impossible Thrillの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)(おススメアルバム)

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Massive AttackのレーベルMelankolicからのリリース。

制作(プロデュース等)でMassive Attackが係わっている様ではありません。

Massive Attackとはことなり、ベースラインやキックが重くもなく、強くもないので、そういう意味ではより一層ポップな感じです。

Massive Attackのレーベルからリリースしているように、その曲調の暗さ、憂鬱な感じは同じです。

ジャケットのように、妖しげな雰囲気、寒々しい感じのするアルバム。

気分の落ち込んでいるときに聞くと、さらに落ち込むこと必至。

しかし、そういう暗さの中にも、ナルシスティックな美しさがあり、詩的な情景が浮かんでくるのも、また事実です。

際どいところで憂鬱さと優雅さの堺を渡り歩いているのは、Bristol (Trip Hop)独特の感性でしょうか…。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

アルバムの曲目

Alpha
The Impossible Thrill
2001
Label : Melankolic

  1. Still
  2. Eon
  3. Dim
  4. South
  5. Almost There
  6. Wise
  7. Especial
  8. Wishes
  9. Clear Sky
  10. Al Sation
  11. Fort

Alphaの他のアルバム

Alpha(アルファ)プロフィール

Corin DingleyとAndy Jenksのユニット。

1997年Massive Attackの3DがAlphaの音を耳にし、自分たちのレーベルMelankolicから「Come from Heaven」でデビューさせました。

2003年にはMelankolicを離れ、自身のレーベルdontTouchを設立。

同系統のアーティスト

Alpha(アルファ)はTrip Hopアーティストと考えられることが多いです。

2001年の他のアルバム

Jose Padilla / Navigator(2001年)の紹介と感想
前作と比べると曲調のバリエーションが広がっている感じです。前作同様のもあれば、より軽やかな曲、深い印象を与える曲...。バラエティに富んでいる分、Chill Outになじみのなかった人にも聞きやすくなった感じです。
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