このアルバム
Abstractと銘打っていますが、アブストラクトな感じはありません。
かといって、純粋にクラブジャズっぽいかといわれると、若干リズムに変速性のある曲なども含まれるため、ちょいとは違うかもしれませんが…。
ですが、やはりJazzの色合いが強いのは間違いがなく、クラブジャズ、フューチャージャズの広さを体感できるだろうと思います。
コンピレーションとしては、ハウスよりはテクノに近い音が集められている感じです。
Ananda Projectなどチルアウトやラウンジでも馴染みのアーティストが並び、他にも福富幸宏やInnerzone Orchestraが収録され豪華な一枚となっています。
3曲目:オーソドックスなというより、少しベタな展開がするが、これが意外とよかったりします。
4曲目:硬めのスネア、キックの音がキレがあって気持ちが良い。このキレの良さにトランペットの自由な演奏が乗っかりグルーブしています。
5曲目:これまたキレのいいキック。キレが良いと気持ちの良い空間を感じるのですが、これにギターの音色が加わり、色を添えている感じです。
7曲目:この曲に関しては何も言いません…。パーフェクト。
9曲目:笛(どういう種類だかよくわからんが)のかすれた音色で始まります。これにベースが加わり、徐々に盛り上がっていきます。
10曲目:これは使い方によってはチルアウトにも使えるかもしれません。曲の構成といい、ギターの音色といい、夏をイメージできます。
この後にこれに似た感じの曲が続くのは、何か意図があるのでしょうか?
曲目
Abstract Jazz Lounge 3
2000
Album title
“Abstract Jazz Lounge Vol. 3”
Compiled by –
Label :Nite Grooves
artist / title
1. Ananda Project / El Rio de los Suenos
2. Yukihiro Fukutomi / I Am [Original Mix]
3. Harry “Choo Choo” Romero / Mongobonix [Choo Choo Anthem Mix]
4. Julius Papp & Dave Warrin / Groove Asylum
5. Romatt Project / Spanish Dancer [Unreleased Romatt Jazz Mix]
6. YMC / Cooper Fingers
7. Innerzone Orchestra / At Les
8. Anthony Nicholson feat. Charlotte Hunt / Sunshine [Miquifaye Original Edit]
9. Rain/a Lil Louis Painting / Give It Up [Instrumental]
10. Nick Jones Experience / Playa
11. Kemeticjust / Atlanta Nights
12. Frankie Feliciano / Wonderland [Broken Down Mix]
13. Kemeticjust / Essence