御茶ノ水のS予備校3号館に通っていた浪人時代、このアルバムをひたすら聞いていました。ほぼ1年間、このアルバムだけを聞いていたように思います。
歌詞が突き刺さったわけではなく、ただアルバムの雰囲気が、当時の自分にマッチしていたからです。
そして、このアルバムを聞くと、不思議と思い出すのは、天気のいい日ばかりです。曇りや雨の日があったはずなのですが、そうした景色は思い出しません。
どちらかというと内省的なアルバムなので、天気のいい日に合うアルバムではないのかもしれませんが、天気のいい日しか思い出しません。
このアルバム
1991年にリリースされました。アルバムとしては短めの44分です。
R.E.M.の最大のヒットアルバムとなりました。
前作「Green」や次作「Automatic For The People」も聞いていますが、自分の中ではこのアルバムを超えることがなく、R.E.M.は聞かなくなりました。
最も有名な曲が2曲目の「Losing My Religion」です。Music Videoは曲のイメージには合わない気がして、好きではありません。
- 英ラジオ局Absolute Radioのリスナーが選ぶ「最も偉大なギター・アンセム」(2023年)の第72位に選ばれました。
- ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高の500曲」(2021年版)の第112位です。
6曲目の「Shiny Happy People」も好きです。ストリングスを使ったゆったりとした始まりですが、すぐにR.E.M.のバンドサウンドに替わります。
The B-52’sのケイト・ピアソンがボーカルとして参加しています。
The B-52’sには、明るいイメージがあり、明るい曲調のこの曲に、ケイト・ピアソンのボーカルがマッチしています。
7曲目の「Belong」は、アルバムの中ではロック色の強い、カッコいい曲です。
6曲目から一転して、曲調もディープな感じになります。とても好きな一曲です。
※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。
R.E.M. / OUT OF TIMEの曲目
R.E.M.
OUT OF TIME
(1991)
- Radio Song
- Losing My Religion
- Low
- Near Wild Heaven
- Endgame
- Shiny Happy People
- Belong
- Half A World Away
- Texarcana
- Country Feedback
- Me In Honey
1991年の他のアルバム