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Hotel Costes 4(2001年)の紹介と感想

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このアルバム

Hotel Costes(ホテル・コスト)第4弾。

ELLEとのコラボレーションによるアルバムです。

1曲目:”雨のロンドンが好き”と歌われても…雨のロンドンは鬱陶しいだけで、良いところはないと思うんですが。それはそうとして、曲の方はカラッとした感じなのがよいです。若干アンニュイな感じでしょうか。

2曲目:こっちはジメッとした感じの曲。ですが、無難な立ち上がりです。

3曲目:題名のSolarという程には明るさを感じはしませんが、感じ取り方によっては、淡い日射しを感じ取ることが出来る曲です。

5曲目:古さを感じさせるオルガンの音色と、今風のキックという組み合わせは面白いです。

6曲目:グラナダはスペイン南部のシエラネバダ山脈の北麓にある都市。グラナダ王国の首都として繁栄し、世界遺産にもなっているアルハンブラ宮殿などがあります。ちなみに曲は、イスラミックではありません。

7曲目:Stephane Pompougnacも曲作りが上手くなったもんです。問題のないレベルです。使い方もよいです。

8曲目:ボーカル・ハウス。昔ながらのブラック系統に近いハウス。

9曲目:チャカチャカ鳴る音が、ブラジリアンらしいです。典型的なブラジリアン・ハウス。こういうのを入れるのもラウンジの基本です。

10曲目:で、今度はキューバ。いい展開です。

11曲目:これをここに入れますかぁ。REAL IBIZA 4にも収録されていますが、こちらはどことなくラテンな感じのするバージョン。9曲目からのつながりの中では絶妙の位置に入っています。このアルバムのハイライトです。

12曲目:そして、ガラッとタンゴ風へ変化。前までの余韻を上手く断ち切ってフィナーレへ。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

Hotel Costes
2001
Hotel Costes 4
compiled by:
Stephane Pompougnac
label : Wagram

1 Variety Lab / London In The Rain
2 The Method / I’ve Got A Cat
3 Thunderball / Solar
4 Dublex Inc. / Tango Forte
5 Scott Grooves / Organ Nights PT.2
6 Slowsupreme / Granada
7 Stephane Pompougnac / Closer To Julie
8 Jon Cutler feat. E-Man / It’s Yours (Jon’s B-side breakdown mix)
9 Imada / Playground Do Brasil
10 Major Boys feat. Amelia / Sous Le Soleil (Cuba acoustic mix)
11 Doctor Rockit / Cafe De Flore (Charles Webster Latin lovers mix)
12 Gotan Project / Epoca
13 Shantel / Whatever
14 Orbient / Boarding (Doubleseat mix)

コンパイラーの紹介

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