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Ibiza the sunset sessionsの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)

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このアルバム

総曲数が50曲のミックスCDです。

José PadillaがこのミックスCDを作ったということで買いましたが、アルバムのクレジットには載っていません。

Warner DanceのHPにもJose Padillaの名前が出ていません。

本当にJosé PadillaがこのミックスCDを作ったのでしょうか?

ですが、HMVとAmazonの両方でJose Padilla Presentsと銘打っているのでそれを信じることにしました。でも、本当???

さて、アルバムの中身は最新音源だけで構成されているわけではありません。

2005年の夏を象徴する音が集まっているわけではないということです。

どちらかといえばチルアウトのクラシックな曲が半数を占めています。

Cafe del MarやREAL IBIZAを代表とするIbiza系のチルアウトとは若干音の傾向が異なっている感じです。

むしろ、よりキャッチーで一般受けしそうな曲目が多く、ミックスもそれに従っているような感じです。一種のミーハー的な感覚で作られているとも言えます。

もしJose Padillaがミックスしているのだとすれば、自分の名前を出したがらないのが分かる内容です。

多くの曲がthe Classic Chillout Albumシリーズと重なっているので、個別の曲についてはthe Classic Chillout Albumが参考になります。

ある意味、このシリーズに対する挑戦なのかもしれません。単に集めれば良いんじゃなぇ、こうミックスしてみろってんだい!!…とでも言いたいのでしょうか。

それにしても、もしJose Padillaがミックスしたのだとすれば、レーベルはリリースの段階で絶対に名前をどこかに入れるはずです。

この手の音であれば、Jose Padillaの名前は”絶対”だからです。

売れ行きにも大きく影響するはずです。Jose Padillaの名前だけで買う人も多いはずですから。ですので、再三怪しんでいるのです。

とはいえ、曲目が聞きやすく一般受けしそうな点を考慮し、チルアウトを聞いたことがない人にはオススメです。

Disc 2 11曲目 Roy Ayers の Everybody Loves The Sunshineはいろいろなバージョンがあります。

Cafe del Mar 2にRampによるバージョンが収録されています。Café del Mar 23にFlo Morrissey & Matthew E. Whiteによるバージョンが収録されています。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

Ibiza the sunset sessions
2005
Album Title :
“Ibiza the sunset sessions”
Label : Warner Dance

DISC1
artist / title
1 Mylo / Valley Of The Dolls
2 Audio Deluxe / 60 Seconds
3 Max Sedgley / Happy
4 I Monster / Daydream In Blue
5 Primal Scream / Loaded
6 Lazyboy / Police Dogs Bonfire
7 The Beloved / The Sun Rising
8 Digs, Woosh & Atjazz / Untitled
9 Kraak & Smaak / No Sun In The Sky
10 Mental Generation / Cafe del Mar
11 Electra / Autumn Love
12 Zero 7 / Destiny
13 Deep Dive Corp. feat. Chicago / The Eagle
14 Afterlife / China Flowers
15 Groove Armada / At The River
16 Lamb / Gorecki

DISC2
artist / title
1 Tosca / Rondo Acapricio
2 Afterlife / Speck Of Gold
3 Thievery Corporation / Facing East
4 [Re:Jazz] / Keep On Movin
5 No Logo / Bacalao
6 The Blow Monkeys / La Passionara
7 Saint Etienne / Only Love Can Break Your Heart
8 Nouvelle Vague / Teenage Kicks
9 Booker T & The MG’s / I Still Haven’t Found What I’m Looking For
10 Yusef Lateef / Nubian Lady
11 Roy Ayers / Everybody Loves The Sunshine
12 Nina Simone / Here Comes The Sun
13 Bebel Gilberto / Samba Da Bencao
14 Spacebats / February In England
15 Lenny Ibizarre / One World
16 Dos Hombres / The Alkemyst
17 Amillionsons / Misti Blu

DISC3
artist / title
1 Kinobe / Slip Into Something More Comfortable
2 Rare Bird / Passing Through
3 Ry Cooder / Paris, Texas
4 Victor Malloy / Boys Don’t Cry
5 Kargo / Spirit Theme
6 Thomas Newman / Whisper Of A Thrill
7 The Superimposers / Would It Be Impossible
8 Cornucopia / Circle Of Clown
9 Vangelis / Love Theme (From “Bladerunner”)
10 Leftfield / Release The Pressure
11 Julee Cruise / Falling
12 Nikolaj Bloch & Sally Herbert / Any Other Name
13 Coldcut / Autumn Leaves
14 William Orbit / Barber’s Adagio For Strings
15 Energy 52 / Cafe del Mar
16 Lenny Ibizarre / The Quest For Light
17 Jose Padilla / Navigator (Part 1)

アルバムの評価

★★★★★★★☆☆☆
【評価の内訳】3.7
【構成・バランス】B=1.5
【飽きのこなさ】B=1.5
【曲の好み】Av.0.7
Aランク:
 Disc1:-
 Disc2:2曲目
 Disc3:-
Bランク:
 Disc1:1曲目、2曲目、4曲目、6曲目、7曲目、9曲目、10曲目、11曲目、13曲目、14曲目、15曲目、16曲目
 Disc2:4曲目、6曲目、8曲目、13曲目、15曲目、16曲目、17曲目
 Disc3:1曲目、2曲目、4曲目、6曲目、7曲目、8曲目、9曲目、10曲目、12曲目、13曲目、14曲目、15曲目、16曲目、17曲目

アーティストの紹介

José Padilla(ホセ・パディーヤ)

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