記事内に広告が含まれています

(映画)パイレーツ・オブ・カリビアン2/デッドマンズ・チェスト(2006年)の考察と感想とあらすじは?

この記事は約5分で読めます。

ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイの繰り広げる、2003年に公開され世界的に大ヒットしたアクション・アドベンチャーの続編です。

エンディングロールが終わっても席を立ってはいけません。「おわかり~~ぃ?」。

前作同様のお楽しみがあります。前作でこれに気がつかなかった人は再度見直しましょう。

相変わらずふざけているのか、まじめなのかが分からないジャック・スパロウですが、今回はそれなりに必死のようです。

ですが、そうした主人公の必死さとは裏腹にコメディ・テイストを忘れないのが、この作品のいいところです。

この作品だけでも充分楽しめるのですが、続きの3作目があるのを考えると、第3作と併せて一つの作品と考えた方がいいのかもしれません。

その準備的に、新しい登場人物たちも数多く登場しています。

幽霊船フライング・ダッチマン号の船長デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)、ウィルの父親ビル・ターナー(ステラン・スカルスガルド)、いわくありげな野心家ベケット卿(トム・ホランダー)、ジャック・スパロウの元カノのティア・ダルマ(ナオミ・ハリス)など…。

フライング・ダッチマン号(Flying Dutchman)とは、さまよえるオランダ船という意味であり、イギリスに伝わる幽霊船です。

アフリカ大陸の喜望峰近海で、オランダ人船長が神に呪われ、船は幽霊船となり、船長はたった1人で最後の審判の日までさまよい続けることになったとされます…。

そして、前作から引き続きの登場人物。最後には意外な人物も再登場します。

こうしたキャラクターがどのような物語を作っていくのかが楽しみです。

余談ですが、第3作ではローリング・ストーンズのキース・リチャーズが出演するという話もあるようですが、どうなっているのでしょう?

余談ついでに、1作目ではウィル・ターナーを主人公として制作していたという話を聞いたことがあります。ですが、ジャック・スパロウのキャラにはかないませんね。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズはDisney+であれば常時見ることができます。

この年に公開された映画やドラマを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

呪われた不死の海賊バルボッサとの壮絶な闘いを乗り越え、ブラックパール号を奪い返した孤高の海賊、キャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。

ジャックは自由気ままな海賊暮らしを謳歌しているはずだった。ジャックの”北を指さない羅針盤”は、これまで彼が心から欲するものへと彼を導いてきたが、針は全く役に立たない。

そんなジャックが、トルコの監獄に潜入してまで盗み出したものは、何かの鍵の絵が描かれた布一枚のみ。それこそジャックにとって必要なものだった。

やがて、逃れられない宿命が立ちはだかる。ある晩、ジャックの前にウィルの父親、”靴ひものビル”ことビル・ターナー(ステラン・スカルスガルド)が突如現れる。

顔や首の一部が深海生物と化した彼は、船乗りなら誰もが恐れる幽霊船フライング・ダッチマン号の船長デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)の使者としてやってきたと言う。

13年前にジャックはブラックパール号の船長となるため、自らの魂と引き換えに、船乗りたちが最も恐れる”深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズと「血の契約」を交わした。

その契約の刻限が迫っていたのだ。デイヴィ・ジョーンズの僕(しもべ)である”深海の魔物”クラーケンが、ブラックパール号もろともジャックを海底に引きずりこむのは、もはや時間の問題だった。

それでもジャックはその事態を打開するべく、命運を握るある鍵の行方を追い始める。

その頃、結婚式を挙げようとしていた鍛冶屋の青年ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)と総督の娘エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)は、ジャックを逃がした罪で投獄されるはめになっていた。

だが、ベケット卿(トム・ホランダー)との取引のよって、2人は再びジャックに会わなければならない宿命となる…。

映画情報(題名・監督・俳優など)

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
(2006年)

監督:ゴア・ヴァービンスキー
音楽:ハンス・ジマー

出演:
ジャック・スパロウ/ジョニー・デップ
ウィル・ターナー/オーランド・ブルーム
エリザベス・スワン/キーラ・ナイトレイ
デイヴィ・ジョーンズ/ビル・ナイ
“ブーツストラップ”・ビル・ターナー/ステラン・スカルスガルド
ノリントン/ジャック・ダヴェンポート
ギブス/ケヴィン・マクナリー
ティア・ダルマ/ナオミ・ハリス
スワン総督/ジョナサン・プライス
ラジェッティ/マッケンジー・クルック
ベケット卿/トム・ホランダー
ピンテル/リー・アレンバーグ
バルボッサ/ジェフリー・ラッシュ

2006年前後の興行収入ランキング

歴代の興行収入ランキング

  1. 日本歴代興行収入ランキング(Top100)
  2. 世界歴代興行収入ランキング(Top200)

2006年公開の映画

(映画)007 カジノ・ロワイヤル(2006年)の考察と感想とあらすじは?

007シリーズ第21作。そして初のリブート作品。ダニエル・クレイグ版の第1作目。この若き日のジェームズ・ボンドはよく走る!とにかく走る!!いっぱい走る!!!

(映画)武士の一分(2006年)の考察と感想とあらすじは?
山田洋次監督による藤沢周平の作品を原作とする、「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続く第3弾です。前2作に比べると、小ぶりな印象を否めませんし、泣けませんが、原作にはかなり忠実に描かれているように思います。
(映画)フラガール(2006年)の考察と感想とあらすじは?

常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)の誕生を支えた人々の実話を映画化。この映画はTV局や出版社が主体となって製作された映画ではない。が、知っての通り、各賞を総なめにした。

(映画)寝ずの番(2006年)の考察と感想とあらすじは?

笑えます。とにかく笑えます。そして、ちょいと泣けます。それは、上方落語の重鎮が死ぬ間際からのドタバタ騒ぎ。そして、通夜での出来事。本来はこうした通夜を笑いにするのは不謹慎な話です。

(映画)博士の愛した数式(2006年)の考察と感想とあらすじは?

数学は芸術だという風にいう人もいる。映画の中でも語られているが、数学の証明には美しいものと、そうでないものがあるのだという。そうしたところから芸術だという風にいうのかもしれない。

(映画)エラゴン 遺志を継ぐ者(2006年)の考察と感想とあらすじは?

「ドラゴンはオスである」という先入観がある私は、サフィラがメスというのもビックリしてしまった。だから、最初、何でsheとかherって言っているのかがわからなかった。先入観って怖い...。

(映画)女帝(エンペラー)(2006年)の考察と感想とあらすじは?

唐の後の五代十国時代。絢爛豪華な中国の宮廷で、シェイクスピアの「ハムレット」をベースにして、愛と欲望の交錯する復讐劇が繰り広げられる歴史ドラマ。

(映画)クリムト(2006年)の考察と感想とあらすじは?

ユーゲンシュティール。フランスではアールヌーヴォーと呼ばれる芸術運動。その代表的な画家の一人で、19世紀末から20世紀初頭にウィーンで活躍したグスタフ・クリムト。そのクリムトを題材にした映画であり、クリムトの「伝記映画」ではない。

(映画)ゲド戦記(2006年)の考察と感想とあらすじは?

映画の流れが悪すぎる。15分単位くらいで、オットットとつまずく感じで映画を観る感じだ。ぶつ切りの短編をつなげて観させられている、もしくは、長編を短編にぶつ切りにしたようでもあり、流れが悪くなった瞬間に興ざめになったことがどれほどあったことか。

(映画)花よりもなほ(2006年)の考察と感想とあらすじは?

岡田准一主演による、剣の腕がからきしダメな侍の仇討ちを描いたコメディタッチの時代劇。なんと言っても、この映画はラスト・シーンにすべてが凝縮されていると思う。

(映画)THE 有頂天ホテル(2006年)の考察と感想とあらすじは?

都内の高級ホテル「ホテルアバンティ」の中ですべてが展開します。大晦日、年をまたいだ2時間のリアルタイムのドラマ。つまり24(Twenty Four)と同じですね。

(映画)時をかける少女(アニメ)(2006年)の考察と感想とあらすじは?

1983年実写版の映画「時をかける少女」の20年後の世界が舞台となっているそうで、実写版の主人公「和子」が成長した姿でアニメ版に登場している。

(映画)トリスタンとイゾルデ(2006年)の考察と感想とあらすじは?

「トリスタンとイゾルデ」は、1500年前にケルトの伝説として誕生、吟遊詩人らによってヨーロッパ中に広められ、宮廷詩やアーサー王伝説の一部として語り継がれていった悲恋物語。

(映画)ガーディアン ハンニバル戦記(2006年)の考察と感想とあらすじは?

カエサルが登場する前の古代ローマ。そのローマを恐怖のどん底に落し、ローマ最大の悪夢として記憶された男ハンニバルを描いた作品。映画としての上映ではないが、かなり大規模な撮影が行われている。

(映画)X-MEN3 ファイナル ディシジョン(2006年)の考察と感想とあらすじは?

今回スポットが当るのが前作で命を懸けて仲間を守り、絶命したと思われていたジーン・グレイ。20年前、マグニートーとプロフェッサーXが訪ねたころから想起される。

(映画)バベル(2006年)の考察と感想とあらすじは?

旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔「バベルの塔」をモチーフにした映画。異なる言葉・文化、つまりはバベルの塔の世界のように、言葉が通じない、心が通じない世界をテーマとしている。

(映画)かもめ食堂(2006年)の考察と感想とあらすじは?

ゆる~い映画。ぼんや~りと見るのに丁度良い感じである。肩肘を張らずに、リラックスして見られる映画である。配役も良く、三人がそれぞれにいい味を出している。

(映画)マリー・アントワネット(2006年)の考察と感想とあらすじは?

スタイリッシュでポップな映画である。マリー・アントワネットの衣装が頻繁に替わるので、この当時の衣装が好きな人にはたまらない映画だろうと思う。

(映画)ナイトミュージアム(2006年)の考察と感想とあらすじは?

博物館の展示物が動き出すという発想、きっと監督は幼いころに博物館の展示物は夜になると動き出すんだよ、と祖父か祖母に言われたのだろう。

タイトルとURLをコピーしました