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Bambuddha Grove The Arrival (vol 3)の鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)(おススメアルバム)

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このアルバム

いつも通りのミックスCD。

前作から2枚組になっている。

収録曲は、今までの傾向に比べるとオリエンタルかつエキゾチックな感じの曲が少なくなり、かわりにラウンジらしい曲が多く含まれるようになった。

DISC1

70分という時間に対して17曲。少々詰め込みすぎ。

1曲目、2曲目、3曲目:しっとりとした女性ボーカルものからスタートするところに変化が見られる。1曲目の路線そのままに2曲目はジャジーな感じで展開中。そして、変化をつけて、ダブっぽい感じで夏を演出。

7曲目:重いキックともに始まり、暗い感じのボーカルが入るのはTrip Hopのそれである。それにエキゾチックなテイストを加えてみました。

10曲目、11曲目:すごく古い感じのレゲーだなと思っていたら、なんと1970年の曲。こういう風に昔の曲も取り入れる姿勢はChill Outと共通している。続く曲も1970年の曲。聞いた瞬間に古い感じがするが、これは曲と曲のツナギに使っているという感じがする。しかし、10曲目も11曲目もアナログ音源をうまくデジタル処理しています。

12曲目:パッと時代が現代に戻りました。でも、すこしレトロな感じがします。2000年の曲。

13曲目:現代に戻りました。徐々に時代を現代に近づける感じにしているのはDJの思惑。この思惑がうまく反映されている選曲である。こういうDJスタイルもかなり面白い。しかし、このスタイルをするには膨大なアナログが必要になりますね。ベテランDJにしかできない芸当です。

14曲目、15曲目、17曲目:Chill Outにも向いた曲。前半からの流れで、最後にこういう曲を固めるのはすごい効果的。

DISC2

1曲目:ジャジーでクールな感じ。これぞラウンジという曲で2枚目をスタート。

2曲目、3曲目:クールな感じから少しずつ夏らしい温かい感じの曲へと移行。Nordic Lounge vol1にも収録。

4曲目:少しジャジーな感じへと戻していく。

5曲目:そして、この曲。前半はこの曲へとつながるエピローグのようなものである。1曲目で、この曲へとつながるようなクールな感じをかもしだし、続く曲で変化をつけてから、この曲で真打ち登場というところか。前半の山場としてこの曲を持ってきている。

6曲目:ガラッと雰囲気を変えて後半戦スタート。後半戦は、前半戦に比べて少しエキゾチックな感じの曲で構成されている。

8曲目、9曲目:変わった感じのエスニック・テイストの曲から、続くのはレゲー色の強い曲へ。

11曲目:ここにきていきなりの1969年の曲。あまりにギャップがありすぎて、かえって不自然さを感じない。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

“Bambuddha Grove The Arrival (vol 3)”
2003
compiled by
M.O.C. Paoli
label : Warner Dance

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DISC1
artist / title
1 Kirsty Maccoll / Head
2 Orbit. Experience / Orbit In Moscow
3 TVS / Brand New Hudson
4 Thievery Corporation / Liberation Front
5 Intensified / Bad Man’s River
6 Karime Kendra And The Nextmen / Ninetypercent
7 Project 2000 / Spirit
8 Chris Hinze / Mantras & Names Ⅵ
9 Solid World / If I Was The Sun
10 Scotty / Draw Your Brakes
11 Marcia Griffiths / Band Of Gold
12 J-Walk / Soul Vibration
13 Hefner / Everyday
14 Bebel Gilberto / Samba De Bencao
15 Jo Y Sol / When I’m Away
16 Manold Dias Feat. Paco Fernandez / Talamanca
17 P.M.FM / Nica

DISC2
artist / title
1 Sandboy / The Hike
2 Xploding Plastix / 6-Hours Starlight
3 Praful / Inspiracao
4 Quantic / Transatlantic
5 Plej / Evum
6 Waldeck / This Isn’t Maybe
7 Ian Simmonds / Swingin Millie Slop Shop Jam
8 Tosca / Gute Laune
9 Noiseshaper / The Only Redeemer
10 De-Phazz / Nameless Life
11 Ethiopiques / Methche Dershe
12 P.M.FM / Fascinating
13 Deadly Avenger / Day One
14 Lenny Ibizarre / Latin Leisure

アルバムの評価

★★★★★★★★☆☆
【評価の内訳】4.4
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】A=2
【曲の好み】Av.0.4
Aランク:
 Disc1:-
 Disc2:-
Bランク:
 Disc1:7曲目、14曲目、15曲目、17曲目
 Disc2:1曲目、2曲目、3曲目、4曲目、5曲目、6曲目、8曲目、9曲目、14曲目

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