このアルバム
高速のドラムアンドベースが主体でアンビエントも入り込んでいるアルバムです。
曲が全体的にがちがちに凍った氷や冷たい金属のような印象を受けます。この受ける冷たい印象は都会的な無機質な冷たさであって、自然の中における冷たさとは異なる性質です。
使っている音にストリングスがほとんど入っていないことや、使っているシンセの音が透明な印象を与える音質のせいでしょう。カラッと乾いた冬の寒い日に聞くと妙にマッチングする一枚です。
7曲目の”Native Place”が”Winter Chill“(1999:HEDKANDI)に収録されています。チル・アウト系としては珍しくカッコイイ曲で、これがまた冬に良く合う曲をセレクトしたもんだと感心するくらい、冬に合う曲です。
メロディーラインの音色とバックに流れるスターダストのような冷たくも涼しいシンセの音色がマッチングしています。名曲です。
※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。
曲目
Omni Trio
1999
Album title
“Byte Size Life”
Label : Moving Shadow Music
1 Sound System
2 Byte Size Life
3 Assassins
4 Brother In Detroit
5 Meltdown (Remix)
6 Revolver
7 Native Place
8 Beyond The Fundamental (Big Bud Remix)
9 Radio Sirus
10 Byte Size Life (Shimon Remix)
アーティストの紹介
Omni Trio(オムニ・トリオ)プロフィール:
Rob Haighによるドラムアンドベースのプロジェクト。1990年代初等から活動しているドラムンベース界では古株。
Moving Shadowレーベルの初期の代表格。