このアルバム
カフェ・デル・マー(Cafe del Mar)・クラシックの第1弾。オーケストラはThe City of Prague Philharmonicが担当しています。
このオーケストラにシンセや打ち込みを加えて処理をしています。クラシックの名曲を完全にチルアウト風にリミックスしきっている作品。ボーカルは入っていません。
Cafe del Mar Aria (カフェ・デル・マー アリア)とCafe del Mar classic (カフェ・デル・マー クラシック)はCafe del Marシリーズの中のクラシックシリーズ。
クラシックの名曲をチル・アウト風にアレンジしたもの。ひと味違うクラシックの世界を堪能できます。
チル・アウトはもともとクラブ系の音楽なので、違和感を感じる人もいるようです。しかし、チル・アウト自体はジャンルを選ばないので、DJがチル・アウトにあうと考えれば、ポップスでも映画音楽でも使用することを考えれば、クラシックを使用しても問題がありません。
それに、このシリーズはチル・アウト用にアレンジされているので、チル・アウトにあわないはずがないのです。
クラシックの名曲のなかでチルなものを集めたコンピもあります。
1曲目:ジュール・エミール・フレデリック・マスネ。フランスの作曲家。収録曲はオペラ「タイス」の間奏曲「タイスの瞑想曲」。
2曲目:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。18世紀に活躍したドイツの作曲家。バッハ姓の作曲家は非常に多いため、「J. S. バッハ」または「大バッハ」とも呼ばれます。収録曲は「g線上のアリア」の名で有名な曲。
3曲目:ヘンリー・パーセル。17世紀後半に活躍したイギリスの作曲家でオルガン奏者。作風はイギリス・ルネサンス期の伝統を残しながら新しいイタリアの影響を受けたものになっています。収録されているのは、オペラ「アーサー王」から。
4曲目:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。ロシアの作曲家。バレエ音楽や6つの交響曲などで有名。収録曲は「白鳥の湖」から。
5曲目:エリック・サティ。フランスの作曲家。ミニマルな音形の連続とその間で微妙に変化する和声進行に特徴があります。この辺りがクラブ系のアーティストに好まれる所以でしょう。収録曲は「ジムノペディ」から。
6曲目:ジャック・オッフェンバック。フランスの作曲家。ドイツ生まれ。オペラ「天国と地獄」で名声を博しました。その後、フランスに帰化。収録されているのは未完の遺作「ホフマン物語」から。
7曲目:トマゾ・アルビノーニ。イタリアの作曲家。収録曲は「弦楽とオルガンのためのアダージョ・ト短調」。バロックの定番を集めたアルバム等では必ず入る曲です。
8曲目:エドヴァルド・グリーグ。スウェーデン王国統治下でのノルウェーの作曲家。収録曲は「Peer Gynt Suites No. 1」。
9曲目:アレクサンドル・ボロディン。ロシアの作曲家。また、化学者でもありました。収録されているのは、オペラ「イーゴリ公」のなかの「だったん人の踊り」。
10曲目:ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーベン。ドイツ生まれ。楽聖と呼ばれた。収録曲は「月光」。
11曲目:クリストフ・ヴィリバルト・グルック。ドイツ出身。グルックは「オペラの改革者」とも呼ばれています。有名なオペラはウィーンのブルク劇場で初演された「オルフェオとエウリディーチェ」。収録されているのはオペラ「アルミード」から。
12曲目:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。最も有名な作曲家の一人。オーストリアのザルツブルク生まれ。収録曲は「小夜曲(Eine Kleine Nachtmusik)」から。
曲目
Cafe del Mar CLASSIC
2002
label : Cafe del Mar music
ARTIST / TITLE
1 Jules Massenet / Meditation
2 Johann Sebastian Bach / Air
3 Henry Purcell / Fairest Isle
4 Peter J. Tchaikovsky / Swan Lake
5 Eric Satie / Gymnopedie No1
6 Jacques Offenbach / Belle Nuit, O Nuit D’Amour
7 Tomaso Albinoni / Adagio
8 Edvard Grieg / Morning Mood
9 Alexander Borodin / Choral Dance
10 Ludwig Van Beethoven / Moonlight
11 Christoph W. Gluck / C’est L’amour Qui Retient Dans Ses Chaines
12 Wolfgang Amadeus Mozart / Romance
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