記事内に広告が含まれています

Cafe del Mar 9 (2002年)の紹介と感想

この記事は約4分で読めます。

このアルバム

カフェ・デル・マー(Cafe del Mar)の第9弾。アルバムのジャケットはCafe del Marの中を魚眼レンズで映したのを加工したものです。

“こんな感じなのか”というのをジャケットから感じ取ることができます。

レーベルが自身のCafe del Mar musicに移籍しての第1弾です。

Cafe del Mar music所属のアーティストの曲(7曲目、9曲目、14曲目)も入っており、レーベルとしての独自性が見られ始めるアルバムです。

2曲目:Lovers LaneはBruno Lepretre & Ansgar Ueffinkの別名義。

3曲目:輝く夕日を見ながらこの曲を聴いたら、たぶん泪が流れてしまいます。徐々に盛り上がっていっていき、そして最後には静かに落としてくれます。流れが完璧。この曲は人気のBlank & Jonesによる曲です。トランスなども作っていますが、なかなかどうしてゆったりと流れる綺麗なChill Outも作るじゃないですか。個人的に大好きな曲。

6曲目:リズムは変則的なのですが、シンセとボーカルがその変則性を感じさせないくらい表に出ています。しかし、出っ張っているわけではありません。

7曲目:曲の途中からはいるサックスが穏やかな海を印象づけます。キラキラ輝く水平線には何もなく、ただただ青い海が広がっているだけ。Rue Du SoleilはCafe del Mar musicのアーティスト。海のないスイス出身のアーティスト。海がない分だけ余計に海に憧れるのでしょうか、Chill Outにピッタリの曲を作っています。今後の注目アーティスト。

おまけとして14曲目Cafe del Marの風景映像。PCで楽しめます。

シリーズ一覧へ

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

Cafe del mar nueve
2002年
compiled by BRUNO
label : Cafe del Mar music

Artist / titile
1 Jo Manji / Beyond The Sunset
2 Lovers Lane / Island Memories (Original Mix)
3 Blank & Jones / Desire (Ambient Mix)
4 Kalliope / Lunar Landings
5 So Fine / A Day In The Sun
6 Miro / The Cure (Sunshine Mix)
7 Rue Du Soleil / Troya
8 Soft Wave / Plenitude Part 2
9 CDM / Many Rivers To Cross
10 Quantic / Time Is The Enemy
11 Trio Mafua / Quente
12 Lazybatusu / 8.00 AM
13 Mr. Swen G* feat. Inusa / Morning Light (Coffee Shop Remix)
14 Digitano & CDM / Rajamanta (Ineractiv Track For Win and Mac)

〔参考〕
同年にCafe del MarでDJをしているPhil Mison, Rob Da Bank, James Horrocks & Thomas Foleyらが、”REAL IBIZA 5″を発表している。これを合わせて聞くと、この年のCafe del Marの音がより多く聞ける。あわせて聞いておきたい。

シリーズの前・後、同年

Café del Mar 8 前≪|≫次 Café del Mar 10

同じ年の別シリーズ

  1. Café del Mar Chillhouse Mix 3

2002年の他のアルバム

Organ Language / Organ Language(2002年)の紹介と感想
このアルバム Calmの別名義。 Calm名義と異なる点と言えば、シンセの音が異なる点と、よりライブ感をだすために、打ち込みを減らしている点でしょうか。 多くのアーティストがアルバム制作に参加しているので、従来のCalmの音とは少し違うとこ...
Cafe del Mar CLASSIC (2002年)の紹介と感想
カフェ・デル・マー(Cafe del Mar)・クラシックの第1弾。オーケストラはThe City of Prague Philharmonicが担当。このオーケストラにシンセや打ち込みを加えて処理をしている。
Christopher Cross / Very Best of Christopher Cross(2002年)の紹介と感想
クリストファー・クロスのベストアルバム。「Christopher Cross」(邦題「南から来た男」)でデビュー。ハイトーンボイスで一躍AORを代表する歌手。
REAL IBIZA 5の鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)(超おススメアルバム)
REAL IBIZA(リアル・イビサ)の第5弾。コンパイラーはPhil Mison, Rob Da Bank , James Horrocks & Thomas Foleyである。このアルバムの注目はDISC1の1曲目、DISK2の12曲目。つまり始まりと終わりに据えられているBliss。
Calm / Free-soil Sounds for Moonage(2002年)の紹介と感想
"Shadow of the earth""Moonage"の2作からのピックアップ作品であるが、注目はライブ音源が入っていること。海外のレーベルからのリリースであり、海外向けに再編集されたと考えればよい。
Toto / The Very Best of Toto(2002年)の紹介と感想
1曲目。なによりも、このTOTO最大のヒット曲「Africa」。ボーカルはキーボードのデヴィッド・ペイチ。1982年に発表したアルバム『TOTO IV〜聖なる剣』の収録曲。ビルボードのホット100で1位。
タイトルとURLをコピーしました